真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の三回目を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の三回目を視聴しての感想。
参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の一回目を視聴しての感想。」
参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の「論語と算盤」の二回目を見ての感想。」
今回三回目は、テーマが、「合本主義」、副テーマが、「公益」である。資本主義は、利益最優先主義であるが、合本主義は、公益、インフラを前提とする。
資本主義は、個人優先、利益優先で、どうしても視野が狭くなる。対して、合本主義は、最初から公益や儲けが出にくい、インフラを前提とする。
もしかすれば、資本主義を一段高い所に引き上げた形が、合本主義であるかも知れない、と感じる。
私は、今世界は、沈みつつある先進国(ひ弱なインテリ)と上昇気流に乗りつつある発展途上国(筋肉質の仕事人)とのぶつかり合い合いの真っ只中にあるのかもしれない、と思う。というよりも、世界は常にそうあったのかも知れないが。
トランプ元大統領は、発展途上国的思考をしていたのかも。今回のバイデン大統領は、明らかに先進国的思考である。
発展途上国にとっては、資本主義が似つかわしいが、先進国には、合本主義が受け入れやすい。
先進国は、公益性、例えば、ガソリン車から電気自動車へと舵を切っている。また、自然の力に頼る発電を推進している。更には、持続可能社会を提唱する。勿論、これは、新しい分野を開拓する、それを事業化して、衰退から免れようという意志も感じられるが。

図解 渋沢栄一と「論語と算盤」

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  • 作者:齋藤 孝
  • 発売日: 2020/06/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

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