真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

日本はstap細胞は存在するとして進んでいくべきではないか。

小保方さんが、記者会見を開いた。あれだけ各方面から、叩かれ続けたにもかかわらず、あれど元気な姿を見せるのは、根性がすごく座っている。大したものである。
本人は絶不調と言っているが、並の神経ならば、多分、記者会見するほどの気力も体力もなくなっていただろう。
私個人としては、stap細胞は存在するとして進んでいくべきではないかと考える。多分、世界の先進諸国では、この事の成り行きを注視しているだろう。
もし、あの論文が撤回されれば、多くの国々は、競って、stap細胞の再現に、血眼になるだろう。
世界は、あの論文が撤回されるのを待っているだろう。撤回されれば、その後に、stap細胞の再現に成功すれば、その人の成果となるのだから、その前に、再現に成功したとは決して言わないだろう。
事実、再現に成功したと名乗りでた人がその後それを撤回し、更には、研究の無駄だからしないと述べている。
参考)STAP細胞「成功」、一転撤回 香港の研究者:朝日新聞デジタル
研究成果と、その発表方法とを分けて考える必要がある。研究成果は本物で、その発表方法にだけ大きな不手際があるならば、研究成果まで、否定する必要はさらさらない。
彼女の記者会見は、それが言いたかったんだろう。
本当に再現できれば、ノーベル賞級の大発明であるのだから。挑戦する価値は十分にある。それを、日本では、それを叩き潰そうという動きがあることが信じられない。
たとえ、数億円の研究費、と一年ほどの研究期間を費やしても、成功すれば、その見返りは、数兆円でも少なすぎるだろう。
それならば、投資としても、確率的には、損はない話である。
日本全体という視点から、この事態を見る目を持たないのだろうか。
これを、科学者の視点から捉えるのと、一般人の視点から捉えるのと、二通りある。科学者ならば、科学的方法に則り、世界共通の規則に従って、発表すべきである。そうではないのだから、これはダメという見方である。
しかし、一般人にとっては、そんなことはどうでもよいことである。要は、社会にとって、大きな実利をもたらすかどうかである。
このstap細胞は、社会にとてつもない実利をもたらす。その部分を切り捨てても良いのかどうか。
ほとぼりが覚めた頃に、山中教授が、こっそり拾いあげるという手はないものか。