真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

2015-01-01から1年間の記事一覧

人間にとっての潜在的可能性って何だ?

私が、このブログ内で、初めて、「潜在的可能性」、という言葉を使ったのは、記事「無欲の欲、無用の用、無知の知 - 真 夢人 日記」(2007/03/09)の中だった。 そこから引用。「無欲とは、欲が無いことではなく、認識できる段階(表面化)にはない、まだ潜在的可能性…

岐路に立つ自動車産業

前回(今の時代の流れを生み出しているものは... - 真 夢人 日記)は、大きなテーマを取り上げた。今回は、それを下に、個別の事柄(自動車)を考えてみた。 1)シェアリングエコノミー:「ソーシャルメディアの発達により可能になったモノ、お金、サービス等の交換…

今の時代の流れを生み出しているものは...

今、時代は大きく変化していると強く感じられる。変化していない時代なんてあったのか、というツッコミもあろうが。であっても、巨漢になった現代では、10年単位のスパンで眺めないと、その変化は見えてこないのだろう。 では、今回、時代を大きく方向転換(…

プロジェクト型民主主義

私は、自分のブログ記事を読んでいて、こんな文章に出合った。そこから引用「Web3.0とはどんなものだろうか - 真 夢人 日記」 「民主主義に英雄は必要とされないのである。というのは、個々の個人が複合的組み合わせとなって、一つの巨大な組織として働くのだか…

クラウドの身体化

私は、クラウドとは、ネット内での情報貯蔵庫だ、と解釈していた。今回、クラウドについて書きたいと思って、改めて、その定義を調べてみた。 その前に、私が自分のこのブログ内の記事で、クラウドを扱ったものを読み返してみた。 2012-05-23 - 真 夢人 日記…

尊敬される人の条件とは...

今日は、かなり補筆、改作したが、"尊敬される人に共通する「10の特徴」 | TABI LABO"から引用したものを提示して、話を展開したい。 1)正直で誠実。嘘をつかない。たとえ自分に不利になることでも、必要があれば正直に話す。その上で何かトラブルが起これば…

記事・情報の出処の多様化

私の情報の多くは、送られて来るものである。といっても、郵送のダイレクトメールの類いはめったに来ない。配達される新聞は、もう数年前に、購読をやめた。 ということで、届けられるほとんど全てが、デジタルである。つまり、ネット経由である。 過去の私…

思想を持つべきとは思っても...

以前、私は、このブログで、「自分なりの判断の基準を持つ - 真 夢人 日記」、という記事を書いた。そこから引用。 「弱さの原因の一つに、優柔不断、なかなか決心、決定、決断、決意などができないことから来る場合がある。それらがなかなかできない理由として…

evernoteからkeepへと心替わり

私は、情報の貯蔵庫として、2009年1月以来、"evernote"を使って来た。今までに約19000項目ほどをそこに保存してある。 時間の利用方法として、もの書きをと考えていたので、脳関連、心理学関連、新聞の切り抜きを、貯め込んでいた。 リタイアしたので、たっ…

自分なりの判断の基準を持つ

「女は弱し、されど母は強し」、という表現が存在する。私には、「女は強し、されど母はさらに強し」、と言い変えるべきだ、と思えるのだが。 長男が15年前に独立してからずっと長きにわたって、女四人(妻、長女、次女、三女)対男一人の境遇を生きて来た身として…

粉末食、ペースト食について考えてみた

今日は、ある出来事から思い浮かんだことがらについて述べたい。それは、粉末食、ペースト食についてである。 思い浮かんだといっても、殊更新しい発想ではない。が、少しは、新しさも混じっていると思うので、お聞き頂ければ幸いである。 では、先ずは、食…

国のライフサイクル

人間には、ライフサイクルがあると言われている。例えば、エリクソンは、人間の成長を8段階に分けた。1:乳児期、2:幼児期、3:児童期、4:学童期、5:思春期・青年期、6:成人期、7:壮年期、8:老年期。 また、製品においても、ライフサイクル理…

デスクトップをやめて、タブレットにした

今日は、タブレットを使い始めて4ヶ月ほど経っての感想を述べたい。 1)持ち運べる(今のところ家内に限定)。以前(デスクトップ時代lは、台所などで、レシピを見たい場合には、スマホに表示させて、それを持って行って、料理を作っていた。 しかし、今では、タ…

実存主義って何だ。

NHKで、「100分で名著」という番組を放送している。今回には、哲学者、サルトルの著書、「嘔吐」が取り上げられていた。 サルトルは、実存主義をとなえたことで有名になった。ということで、今日は、この実存主義を考えてみたい。 先ずは、定義から。「実存主義は…

維新の会、トリプル勝利

維新の会は、大阪の選挙、府知事選挙、大阪市長選挙、補欠選挙という三つの選挙で、勝利を収めた。 維新の会が、対抗する相手は、自民党を中心とするほぼ全ての政党であった。その中には共産党も含まれている。 しかも、僅差の接戦ではなく、かなり差の開い…

資本主義、共産主義、共有主義

今日は、資本主義、共産主義、共有主義について考えてみた。 ちなみに、私が、共有主義という言葉を使ったブログ記事は、10本にもなった。この言葉に私は思い入れが強い。 注)ちなみに、私が初めて、共有主義という言葉を使ったブログ記事は、7年前に書い…

フランスで起きた世界に衝撃を走らせた出来事

世界に衝撃を走らせた出来事、「フランス厳戒下でもテロ防げず 銃声10分、そのとき:朝日新聞デジタル」 その時、現場に居合わせていたなら、恐怖のどん底に突き落とされていただろう。私の娘(三女)が、現在、フランスに、ホリディワーキングで滞在中なので…

私がマックに行かなくなった理由は

私(現在67歳)は、一人の時には、わりと頻繁に、マック(大阪人は、マクドーと呼ぶ)に入っていた。妻と外出する時にも、かなり頻繁にマックに入っていた。特に、ましてや、子供達がいればなおさらであった。 20代にマックを知った時には、先進的な雰囲気に圧倒…

日本のハロウィーンの意味するもの。

テレビで、大々的に、10月31日に行われた、東京渋谷での、ハロウィーンの仮装行列を報じていた。ということで、今日は、このハロウィーンの意義を考えてみたい。 先ずは、ハロウィーンの説明から。これは、 「毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と…

私に見えた、さまざまな分野における潮目の変化。

「潮目」とは、比喩的には、「流れゆく物事が向かう方向。また、情勢が変化するその境目」のことである。 1)自動車は、今年当たりから、本格的に、「自動運転」が、視野にはいった。ということで、車は、重点が、自動車本体から情報処理へ、機械からソフトへと…

あなたは怖い夢から意識的に飛び起きられますか?

1)怖い夢から意識的に飛び起きる。 私は、怖い夢を見ているときには、そこから、飛び出す、飛び起きることにしている。それには、少し訓練、練習が必要だけれども。 方法的には、怖い夢を見た後は、次からは、無理矢理目を覚まそう、と自らに言い聞かせる。…

中国の経済成長率6.9%の意味すること。

私は、この記事「中国バブル崩壊「世界大恐慌」の可能性 | プレジデントオンライン」を読んで、ブログを書きたくなった。これから書く内容は、主にこの記事から手に入れた事柄である。 なお、常々、私は、この記事の書き手である、大前研一氏を、高く敬意を払…

学校は一般教養の場、家庭は個性を育てる場

ブログ記事を書く気力が萎えてきたので、歳のせいなのだろうか、目的を果たしたせいなのだろうかと、気になっていた。 久しぶりにブログ記事を書きたくなったのは、この記事「日本で学ぶという不幸。シンガポールの教育水準がもう追いつけないレベル - まぐま…

私を成長へと導いて行ってくれたもの

私を成長へと導いて行ってくれたものは、以前、このブログ内で書いた、「自分の人生を振り返っての自己分析 - 真 夢人 日記」、で述べた。その中から引用。 「ある時職場で課題として原爆の詩を読まされた。声を出して読んでいる最中に、私の中で、あぶくが背骨…

私のキリスト教への絶望も、解消された

私の人生の後半の目的、目標は、宗教でした。それを明確に意識し出したのは、次のような経験をしたからであった。 私は、瞑想で、「自分の前世は何だったのだろうか」と、答えを求めた。 すると、「イギリスのキリスト教の修行僧で、絶望して山(森)に入って二度…

拈華微笑と仏教の目的

私は、妻と一緒に、録画した番組「おみやさん」を、再生して、見ていた。私は、不意に再生を止めて立ち上がった。 すると、妻は、「私も」と、私に声をかけてきた。私は、不意を食らって、「え?」と、聞き返した。「アイスキャンディーを取りに行くんでしょ…

「見えてきた次世代SNS」って、何なのだろうか。

私の基本的な興味の方向は、「変化」、である。古いものよりも、新しいものに興味関心が向く。後ろよりも、前を向きがちである。 ということで、「見えてきた次世代SNS…伝説の日本人プログラマーが予感した変化とは?」from"まぐまぐニュース!"、という記事に目…

老子と莊子と道元と、皆友達

私は、以前(2015/05/15)、このブログで、"「受け身」にこそ最強の主体性が宿ると、莊子は言うが。"という記事を書いた。 これは、NHKの番組、"名著43「莊子」:100分 de 名著"、の二回目分を録画視聴して、書いたものであった。それの完結編の第4回まで見たので、…

屈辱感と、優越感と、いじめと

夜(2015/06/01)、ふとテレビを付けて、チャンネルを回していると、NHKが、TEDを放送していた。それを聞いて、心を動かされたので、今日はそれについて話したい。 まずは、ネットからの記事を紹介。"モニカ・ルインスキーさん、TEDで雄弁に語る「自分の過去を…

「受け身」にこそ最強の主体性が宿ると、莊子は言うが。

私は、今日(2015/05/14)、NHKの、「名著43 「莊子」:100分 de 名著」(再放送版)、を見た。 その番組の中で、「「受け身」にこそ最強の主体性が宿る」、という言葉に心を引きつけられた。ということで、それについて考えてみた。 まずは、主体性という言葉の定義か…