真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

あなたは怖い夢から意識的に飛び起きられますか?

1)怖い夢から意識的に飛び起きる。
私は、怖い夢を見ているときには、そこから、飛び出す、飛び起きることにしている。それには、少し訓練、練習が必要だけれども。
方法的には、怖い夢を見た後は、次からは、無理矢理目を覚まそう、と自らに言い聞かせる。それを何回か繰り返すと、上手く起きられるようになる。
2)没入していたドラマから白ける。
テレビドラマを見ているときに、不自然な場面、動作、展開、言葉、内容などがあると、私は、没入から白けて抜け出てしまう。
それは、私の中の科学的な心が、「それはおかしいやろ!」、としゃしゃり出て来るからだ、茶々を入れるのだ。
3)いつもの時間よりも1時間早く起きる。
明日出張で早く出かけねばならない時など、寝る前に、「朝6時に起きよう」、と自分に何回か言い聞かす。すると、たいてい、その時間には起きられる。
だが、早過ぎて、また一寝入りすると、たいてい、寝過ごす。私の心は、もう約束を果たしたからね、と、もう義務は果たしたよと、澄まし顔になるからである。
4)メモやカレンダーのリマインダ機能。
横から(背後から?)出て来る、私の心は、リマインダ機能と同じ役割を果たす。あらかじめ設定して置くと、時間になれば、もしくは、指定した条件が現れれば、設定通りの行動を実行してくれる。
注)「リマインダ」とは、「物事を思い出させるもの。特に、やり忘れを防ぐために送られる通知。「備忘通知」とも言う。電子メールで指定時刻に予定を知らせるサービスを指すことが多い。また、人が念押しのために相手に再度送る確認の連絡などもリマインダーと言う」。引用from"www.weblio.jp"
5)後催眠暗示。
催眠術で、催眠中に、「催眠が解けた後、私が手を二回叩くと、コケコッコーと言って下さい」、と後催眠暗示をかけた後に、催眠を解く。そして、催眠術者が、手を二回叩くと、被験者は、無意識に、コケコッコーと声を出す。
今まで出した例は、後催眠暗示と同じ働きをする。手を叩くという、指定した条件が現れれば、あらかじめ設定した行動、コケコッコーと声を出す。
注)「後催眠暗示」とは、「催眠中の被験者に対し,その催眠から覚醒したあとに一定の行動をとるようにかけられる暗示。通常,覚醒されたあとでは「暗示されたこと自体をすっかり忘れるように」という健忘暗示と一緒に与えられる」引用from"https://kotobank.jp"
6)意識層(無意識をも含めて)は、ピラミッド構造。
これらは、こう解釈できる。無意識をも含めた意識層の、最上階には、意識(自我、自分、私)が存在し、その下に、半意識があり、そのさらに下には、無意識層がある、と。
半意識にも、無意識にも、自動的な(ある条件下で自動的に作動する)心が、何十、何百と、半ば独立的に存在し機能している。
これらの心は、意識的にも、無意識的にも育てることができる。あたかも、コンピュータのプログラムを組み立てるように。
7)インスピレーションが飛び出す原理。
例えば、何か問題を考えているが、それが解けないまま、散歩をしていると、不意に、答がひらめく。これは、問題の熟考を、半意識、あるいは、無意識に下請させたのだと、考えられる。
半意識、あるいは、無意識が、意識下で作動しつづけた結果、答を見つけ出したので、意識に放り上げた。それを、インスピレーションとして、意識が受けとったのだ。
インスピレーションは外から来るのではなく、下から来るのだ。それを受け取るためには、意識の支配力を一時的に緩めなければならない。
これは、リーダーシップでも通用するかも知れない。部下の力、能力、知識などを活用する時の、心構えも同じだろう。リーダーが意識で、部下が半意識、あるいは、無意識と見なすと。