真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

心理学

NHKテレビ番組100分de名著 「日蓮の手紙」の三回目(「男女差別」)を視聴しての感想

日蓮の手紙の三回目、男女差別を見た。日蓮が依拠する経典は、法華経であり、その中では男女の平等を説く。だが、日蓮の時代は勿論のこと、現代でも、差別は厳然として存在する。 そこで、私は、その差別の生物学的根源を調べてみた。そして、「差別の根源は…

努力のいらない第一言語と努力のいる第二言語。

幼い子ども達は、努力をしないでも、生活の中で、自然に、言葉を習得して行く。それに対して、大の大人が、第二言語を習得するのに四苦八苦しながら努力をしているのに、敢なく撃沈している。 WHY?! 何故なんだ? 大人達は、子供達よりも劣るのか? 答として…

自閉症と社会性、無意識と意識

夏目漱石の「草枕」の冒頭は、「山路を登りながら、こう考えた」、という言葉で始まる。 散歩は、思索に最適な手段である。が、私は、最近、サイクリングを思索の時間、手段として利用している。 サイクリングを始めた頃には、とても思索どころではなかったが、…

知ると気づくの違いはなんだろうか

先日、送られて来たメールを読んでいて、こんな記事、「「気づき」「学び」「成長」の3点セットが大好きな人の特徴は? | プレジデントオンライン」、に出会った。 読んでいて、気づくと知るとは、どういう違いがあるのだろうか、と考えた。ということで、今日…

尊敬される人の条件とは...

今日は、かなり補筆、改作したが、"尊敬される人に共通する「10の特徴」 | TABI LABO"から引用したものを提示して、話を展開したい。 1)正直で誠実。嘘をつかない。たとえ自分に不利になることでも、必要があれば正直に話す。その上で何かトラブルが起これば…

あなたは怖い夢から意識的に飛び起きられますか?

1)怖い夢から意識的に飛び起きる。 私は、怖い夢を見ているときには、そこから、飛び出す、飛び起きることにしている。それには、少し訓練、練習が必要だけれども。 方法的には、怖い夢を見た後は、次からは、無理矢理目を覚まそう、と自らに言い聞かせる。…

屈辱感と、優越感と、いじめと

夜(2015/06/01)、ふとテレビを付けて、チャンネルを回していると、NHKが、TEDを放送していた。それを聞いて、心を動かされたので、今日はそれについて話したい。 まずは、ネットからの記事を紹介。"モニカ・ルインスキーさん、TEDで雄弁に語る「自分の過去を…

癒やされるとは、正直で素直な心に戻ること赤ん坊に戻ること

我が家には、猫がいる。子どもたちが、家を巣立った今となっては、貴重な家族である。ふと、寂しくなる時には、心を癒してくれる存在でもある。 一般に、犬や猫などは、心を癒してくれる存在である。特に、犬は、はっきりとセラピー犬という役割を担っている…

子犬は目を覚ましたけれども...

前々回("「茶色い子犬が私の手のひらで眠っている」夢を見て感じたこと思った")、と、前回"私にとっての終活とは..."、の続き的な夢を見たので、それらを踏まえて、その続き的な話を続けたい。 まず、夢は2つ見た。一つ目は、1)「私は、おやじと一緒に並んで寝…

「茶色い子犬が私の手のひらでスヤスヤと眠っている」夢を見て感じたこと思ったこと

私が、「茶色い子犬が、私の手のひらで、スヤスヤと眠っている」夢を見たのは、今年(2015年)の1月13日であった。 私は、毎日必ずと言っていいほど夢を見る方である。実際には、だれでも必ずと言っていいほど夢を見るのだが、起きた時点で夢見自体を覚えていな…

人間には、2つの意識層がある。

人間には、2つの意識層がある。でも、それらは、心理学でいう、意識層と無意識層でもない。でも、このテーマで以前になにか書いたことがあるように思えた。 なので、自分のブログの過去記事を検索したら、私は、以前このブログで、"意識(自我)と無意識の関係…

愛情とはどんなものなのだろうか。

愛とか愛情とかという言葉は、定義がいらないくらい、余りにも当たり前の感情だといえるが、でも、当たり前すぎて、かえってゆっくりと考えてみない言葉でもある。 私は、愛とか愛情とかは、具体的にどんな場面で使うのか考えてみた。 しかし、まずは、辞典…

犬や猫を見ていると、癒やされるのは何故か

我が家には、ヒマヤランという種類の猫がいる。夏は死の地獄を味わっている。また、去年までは、犬もいた。 犬や猫を見ていると、癒やされる。でも、それは何故なのだろうか。 犬や猫だけではない、赤ん坊もそうだけど、それは、彼らが素直だからだ。自分に…

一人と一人ぼっちとルールと

「一人」と「一人ぼっち」とは何が違うのだろうか。「一人ぼっち」は俗語では「ぼっち」とも表現されるが、まずは辞典でそれらの間にある違いを調べてみる。 「一人ぼっち」とは、「仲間や頼る人などがいなくて、ただひとりであること」(引用from国語辞書 - goo辞書)であ…

「受容」とは、禅宗で言う「即今・只今・此処」だ

前回(2013/10/05)、私は、このブログで、"元優等生にできることは....."という記事を書いた。 その中から二ヵ所引用。 1)カール・ロジャースは、「人間には有機体として自己実現する力が自然に備わっている。有機体としての成長と可能性の実現を行うのは、人間…

元優等生にできることは.....

私は、今、全体としての日本にとても興味がある、関心がある。で、その、「全体としての日本」についていくつか記事を書いてきた。 日本は以前世界で最高の優等生だった。だが、今ではその面影さえない。そんな元優等生が、返り咲きなるのだろうか。 注)実はも…

上に立つ者は、組織を一つのチームとして、組み立てるべし

今朝(2013/03/01日)、夢を見た。見た後直ぐに目が覚めた。私は、これは覚えておかねばならないと、メモ書きした。その後安心してすぐに寝入ってしまったが。夢の内容。 『私(現在64歳だが夢の中では多分中学生)が、生徒で、授業中、机の上に漫画の本を置いて…

平和志向の日本人と、戦いを意識する欧米人と

試合などに臨むとき、周りは本人に、"頑張れ、頑張ってねー"という。ところが、英語では、つまり、英米人は、そんな時、"Take it easy!"(気楽に行こうぜ)という。これって完全に真逆の表現である。どうして、同じ状況にあるのに、それはなぜなのだろうと長い…

花嫁の父に贈る子育て卒業式の歌が欲しい

◎昨日、妻が私のところに、新聞の切り抜きを持ってきた。部屋を片付けしているとき見つけたのだという。そして、こんな場所へ行ってみたいと言い出した。 ◎その切り抜きには、京都の東福寺の艶やかな紅葉が映った写真が載っている。そして、その見出しが、「…

直感(直観)は論理的判断よりも優れているのは何故か

◎最近、「佐々木正悟」氏の「脳は直感している」by佐々木正悟from祥伝社新書)(アマゾンから)を読んでいる。 ◎私は集中力とか「直感(直観)」には興味がある。それらはともに禅宗では重要な能力とされている。ということで、今日は「直感(直観)」を取り上げたい。 ◎氏…

熟年夫婦の手つなぎについて思ったこと

◎ブログに新しい記事をアップして3〜4日ほどで、アクセス数がかなり減少する。そうなると、そろそろ次の記事をアップせねばと考える。 ◎それに対しては、何を目的に記事を書いているんだと、自分にツッコミを入れたくなるが。それはさて置き、今日の話題へと…

高い集中は、不必要な意識を排除する能力から生まれる

「虫歯数本がチクチク」 ◎このところ、虫歯数本がチクチク痛み出した。時によれば、夜中の3時前後に強く痛み出して目が覚めることも。何かをしている時には、その痛みは忘れているが、休憩などに入ると、チクチクが戻ってくる。 「治る見込みは全くない」 ◎治療…

時に無意識は失敗を求める

「肝心なときに不運が」 ◎「俺は、私は、肝心なときに不運に見舞われる」と、あなたは自分の不運を嘆いていませんか。でも、もしかすると、その不運は自分が招き入れているのかもしれませんよ。 「無意識が意識を引き継ぐ」 ◎私たちの行動は、最初は意識が都合をつ…

空の巣症候群、空白の恐怖が去った後に

[花嫁の父症候群が再発] ◎1ヶ月ほど前(2009/10/31)このブログに「空白・欠如・無の恐怖」を書いた。またまた最近私にこの「花嫁の父症候群」が再発し始めた。「空っぽになってしまったことへの寂しさ」がぶり返してきた。[初発は2年半前] ◎「花嫁の父症候群」が再発と…

空白・欠如・無の恐怖

[花嫁の父症候群] ◎以前(2007/05/20)「花嫁の父症候群」を書いた。"空の巣症候群"がある。これは主に母親がかかる神経症である。それは、子育てからの開放による心理的な変化である。それは、花嫁の父が感じるのと同じ、子どもが成長し巣立ってしまって、巣(家…

マインドマップとKJ法

「マインドマップ」の作成図(↓)。Wikipediaより画像を借用、感謝・感謝。 [マインドマップ] ◎私は以前このブログで「「キーワード」や「フレーズ」をそのまま図式化するマインドマップ」(2009/02/25)という記事を書いた。 [中心となるキーワード] ◎その「マインドマッ…

心と能力の水路を見出した「ヘレンケラー」

[自然は雄大] ◎自然は雄大であり、偉大であり、私たちの素晴らしい教師でもある。その自然を私たちはせっせせっせと破壊しまくっている。 [自然はぞんざいに扱われる母親] ◎それを考えれば、自然は母親のような存在である。私たちは、母親の存在をありがたが…

不便なものは見えるが、便利なものは見えない

[便利なものは見えない] ◎不便なものは見えるが、便利なものは見えない。100円ライターをつけるときに、カチッと押せば、火がつくならば、ライターのことに意識は向かない。しかし、カチッと押しても、火がつかなければ、「どうしたんだ、何故なんだ」とばかり…

山彦、暗闇の恐怖、応答性、フィードバック

[山彦] ◎山彦(エコー)。誰もが経験したことがあるだろうが、大きな声で叫べば、大きな声が帰ってくる。長く伸ばせば、長い間帰ってくる。誰か一人が始めれば、我も我もと後に続く。 [暗闇の怖さ] ◎暗闇での不安。暗闇の怖さは格別のものがある。完全な暗闇で…

脳をだます、脳にだまされる

[右耳が聞こえない] ◎去年(2008年)12月25日前後に、突然右耳が聞こえなくなった。クリスマスケーキを食べ過ぎた罰かなとも思える。 [仏罰が下ったのでは] ◎以降今も聞こえないままだ。病院へも行っていないので、何が原因だか分からないのだが。もしかすれば…