真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

教育

努力のいらない第一言語と努力のいる第二言語。

幼い子ども達は、努力をしないでも、生活の中で、自然に、言葉を習得して行く。それに対して、大の大人が、第二言語を習得するのに四苦八苦しながら努力をしているのに、敢なく撃沈している。 WHY?! 何故なんだ? 大人達は、子供達よりも劣るのか? 答として…

この校長の発言の何処が、何故駄目なのか

今日は、この話題を取り上げたい。「「子を産めない人は寄付を」 「2人以上」発言の校長:朝日新聞デジタル」「「女性は2人以上産むことが大切」中学校長、全校集会で:朝日新聞デジタル」 これについては、テレビや新聞などで、大きく取り上げられているので…

学校は一般教養の場、家庭は個性を育てる場

ブログ記事を書く気力が萎えてきたので、歳のせいなのだろうか、目的を果たしたせいなのだろうかと、気になっていた。 久しぶりにブログ記事を書きたくなったのは、この記事「日本で学ぶという不幸。シンガポールの教育水準がもう追いつけないレベル - まぐま…

屈辱感と、優越感と、いじめと

夜(2015/06/01)、ふとテレビを付けて、チャンネルを回していると、NHKが、TEDを放送していた。それを聞いて、心を動かされたので、今日はそれについて話したい。 まずは、ネットからの記事を紹介。"モニカ・ルインスキーさん、TEDで雄弁に語る「自分の過去を…

理論と現実、決定論(yes-no)と確率論(%)

テレビなどで、他人の論争を聞いていると、この人達は、理論と現実、決定論(yes-no)と確率論(%)などの区別をつけていないなあと感じることが多い。 そのような区別をつけていないので、あたかも、互いに違う土俵で相撲をとっているようなものである、つまり…

これから脚光を浴びる職種は、教育コーディネーターだ

「大手予備校「代々木ゼミナール」(東京都)が、校舎の閉鎖と大幅な人員削減に踏み切る」 「91年度に全国で29万人いた浪人生は、今年度は約8万5千人にまで減少している。えり好みしなければ誰でも大学に入れる全入時代に突入している」 引用from"代ゼミなぜ一…

子どもの教育を重視するならば、父親は家に返ろう。

gaccoでは、2回目の講座が始まった。その講座の題名は、「インターネット」である。なお、一回目の講座名は、「中世の自由と平等」であり、私の脳みそはとてもかき回された。 参考)「JMOOC公認サービスであるgaccoでは大学講師陣による無料のオンライン講座を提供…

規格大量生産社会から知価社会へは相転移である

以前(2013/10/23)、私は、このブログで、"知価社会とは、横(水平)構造社会・協調性(女性優位)社会への移行である"という記事を書いた。 そこから引用。「例えば、「癒やし」。「ゆるキャラ」。「草食系」。「健康志向」。などなど。これらは、「協調性(女性優位)社会へ…

これからは自学自習の時代である

前回(20131015)、私は、このブログで、"グローバル化と個人化が並列進行"という記事を書いた。 今日(20131016)は、そのうちで、「個人化」の方について自分の考えを述べたい。まずは、その記事から抜粋引用。 1)「生活編成の中心を自分らしく生きたいという個人…

コンクリートから人へ、ハードからソフトへ、有形から無形へ

「日本の進む方向」 ◎民主党は、日本の進む方向として、「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズを作り出した。私は、それに、「ハードからソフトへ」と、「有形から無形へ」とを付け加えたい。 「新興国と先進国」 ◎途上国(新興国)は、「コンクリート」と「ハー…

目標設定教育をすべき時代である

「目標設定教育」 ◎きょうのテーマ(主題)に、「目標設定教育」という言葉を使ったが、これを見られた方は、愛国教育のような、国から個人への押し付け的指導を感じられたかも知れない。 「無為に時間を過ごす」 ◎そのような誤解を生むかもしれないのに、なぜこの提…

教育とは、学び手が「知っ」て「止め」て「考え」て「広がる」ことである。

「教育とは」 ◎「教育とは、学び手が「知っ」て「止め」て「考え」て「広がる」ことである」という題名を思い浮かんだ。これについて書こうと考えた。 「守破離」 ◎そうすると、そこから「守破離」という言葉が思い浮かんだ。言葉の朧気な意味はわかるが、正確に説明できない…

若者よ、未来に向けて自力で「潜在能力」を開発せよ。

「あなたの潜在能力を発揮する法」 ◎買ったがその存在すらを忘れていた本、「イラストでわかる あなたの潜在能力を発揮する法」(イラストでわかる-Illustrated Guide Book Series-)を、偶然に目について、手に取ってみた。 「潜在能力を伸ばすためのヒント」 ◎この…

二つの宗教、依存対象の宗教と自立手段の宗教

[学生は社会人として巣立つ] ◎大学は、1年生として入学して、4年間を過ぎれば、学生は社会人として巣立ってゆく。その間に、学生は社会人としてのさまざまな知識や能力を磨く。 [学びの場] ◎私は、「学びの場」は、学習者が、自律できる方向へと導いてゆくこと…

授業に総合(複雑系・生態系)学習の復活を望む

[全員同じ知識] ◎もし、100人の知識人が全員同じ知識を持っていたとしたら、意思疎通はとても楽である。相手が何を考えているかも判断しやすい。自分を見れば、顧みれば、相手がほぼ分かるのだから。 [人種的な偏りが極端] ◎日本はそれでなくても、単一民族…

言葉ってタグって何だろうか

[言葉知識] ◎「言葉知識」とは、体験という裏付けを持たない、言葉の置き換えによってなされる知識である。これはある意味、言葉の定義付けをしているに過ぎない。例えば、「犬」は、哺乳類で、四本足で、ワンと鳴く、家畜である、というような。 [タグやレッテ…

「服装、態度で不合格」の発想はどこから来るのか

[服装、態度で不合格は ヘン?当然?] ◎「やっぱり「服装、態度で不合格」は ヘン? それとも当然? | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉」という挑戦的な題名にまず目を引かれた。 [書き手の考え方] ◎正直、その題名に違和感を感じたので何がそうな…

二種類の読書方法を比較してみた

[超遅読] ◎私は、本を読む速度がとても遅い。つまり、超遅読である。それで、昔から速読に興味があった。でも、実を言うと、心の底では速読をバカにしている節がある(他人事のように言うが)。 [速読をググった] ◎そこで、今日は思い切って(?!)、グーグルで「…

英訳辞典サイトが欲しい、この文英訳してくれませんか

[サイト記事を毎日読む] ◎私は、サイトなどの記事を毎日最低10本は読む。今日、ある記事(後で紹介する)を読むまで、そのことを何とも思わなかったが、多分かなりの国から見れば、それはいびつかもしれないなとも感じた。 [英語力はとても貧弱] ◎私は、英語に…

もう授業に教科書なんていらないんじゃないか

[大量、マス、一斉、集団] ◎様々な分野(生産、消費、嗜好などなど)で、「大量、マス、一斉、集団」から「個別、個性」へと比重が移りつつある。 [個、一人一人教育へ移行] ◎日本の授業形態においても、そろそろ「大量、マス、一斉、集団」を卒業して、個、一人一人…

11は10より大きいか

[10と11ではどちらが大きいか] ◎お母さんが、小学校一年の息子に尋ねました。「数字の10と11では、どちらの方が大きいの」。 [10だよ] ◎小一の息子は、しばらく考えて、「10だよ」と、きっぱとした口調で答えた。 [10に1足したらいくつ] ◎お母さんは、ため息をつ…

転職を通じてキャリア形成の機会をつかむ

[コラム記事を読んで感動] ◎あるコラム記事を読んで、感動を受けたので、それを伝えたい。感動といっても、「こんなことがあったんだ」、という驚きの感動である。 [新たなキャリアパスの描き方] ◎その記事とは、「“就社”から抜け出す新たなキャリアパスの描き…

国際学習到達度調査(PISA)の結果から見えるもの

[国際学習到達度調査関連記事] ◎今回のこの記事(ブログ)は、グーグルニュースに載った、国際学習到達度調査関連記事から引用抜粋して構成した。若干私語が入りますが。 [報道機関の学習到達度調査にもなった] ◎なお、十数社の記事を読んで、報道機関、編集者…

大学が基幹機能の役割を担う時代

[大学の倒産と合併] ◎私は以前(2006/11/23)に、「合併の背景に大学間競争の厳しさ」という題でブログを書いた。大学の倒産が現実のものとなる時代にさしかかっている。その回避が合併である。大学と情報と地域と時代を考えたい。 [大学が地方都市における基幹…

賢くなるにはどうしたらいいのか

[いつまでもデブと思うなよ] ◎今回の題名は、岡田斗司夫氏の著書、「いつまでもデブと思うなよ」に刺激されて、「賢くなるにはどうしたらいいのか」としました。この本の題名と、私のブログの題名との関連は、メモです。実は彼の本は読んでいないのですが。 [ウ…

一様性と多様性

[平等が好きな国] ◎日本は平等が好きな国である。しかしそれが行き過ぎると、悪平等となる。つまり、どの山にも杉しか植えないという発想になる。一様性は、日本が今まで取ってきた、平等主義、集団(全体)主義、から生まれ出てきたものである。 [多様性は自…

学校はいまだ知識の配給所

[主要教科を増やす案を提示] ◎新聞記事曰く。文部科学省は、批判の多かった「ゆとり教育」としての「総合学習」を減らして主要教科を増やす案を提示した。それに関して思ったことを述べたい。 [未来を見据えた教育制度、教育方針] ◎教育制度は、子供たちが大人に…

落ちこぼれは誰か

[落ちこぼれるとは?] ◎古い話題で恐縮ですが、落ちこぼれるとはどういうことだろうか。イメージ的には、ある入れ物から溢れ落ちることだろう。普通に使われる意味は、学校で授業の進むスピードについて行けないことである。果たして落ちこぼれは誰なのか。 […

大学合格実績水増し問題

[合格実績を水増し問題] ◎大阪などの私立高校が大学の受験料を負担し、成績優秀な生徒に大量に出願させ合格実績を水増ししていた問題が新聞など報道をにぎわせている。 [水増しは当たり前だった] ◎ 私立高校では、これはかなり昔(私の知っている限りでは20数…

ブログが自分の履歴書になる

[日本はブログ数世界最大] ◎日本には800万ものブログがあるといわれている。この数は世界最大であり、日本人は世界中で最もブログを書いている国民なのである。そこで私の提案。さらに群を抜いて世界一にする方法。もちろんそれが目的ではないが。 [履歴書と…