真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

賢くなるにはどうしたらいいのか

[いつまでもデブと思うなよ]
◎今回の題名は、岡田斗司夫氏の著書、「いつまでもデブと思うなよ」に刺激されて、「賢くなるにはどうしたらいいのか」としました。この本の題名と、私のブログの題名との関連は、メモです。実は彼の本は読んでいないのですが。
[ウサギとカメ]
◎誰でもご存じの童話に、「ウサギとカメ」の物語がある。俊足なウサギであっても、継続した努力を怠れば、鈍足でも努力を怠らなかったカメに追い抜かれるという内容である。
[童謡]
◎その話を元にした童謡がある。「もしもし かめよ かめさんよ せかいのうちに おまえほど あゆみの のろい ものはない どうして そんなに のろいのか」という、これまた誰もがご存じの歌である。
[カメ型勉強家]
◎頭がよいけれども、成績が良くない場合、たいていウサギ型人間である。この子が本当に優秀なんだろうかと思うようなタイプは、これまたたいていカメ型勉強家である。実際には、ウサギとカメの混合タイプが多いけれども。
[継続は力なり]
◎「継続は力なり」ということわざもある。とすれば、私のような凡人が賢くなるには、カメ型勉強家になることだろう。
[引っかかり続ける]
◎ということで、「継続は力なり」のカメになるためには、具体的にはどうすればいいのかを考えてみた。一言で言えば、すうーっと流していくのではなく、引っかかって、引っかかって引っかかり続けることである。
[流れに疑問符を投げかける]
◎流れに乗ってゆくのは、逆らうことに比べれば、体力を使わなくても済む。流すとは、そのままでいいと肯定することである。引っかかるとは、流れに疑問符を投げかけることである。
[レコーディング・ダイエット]
◎聞き流せば、脳の中に記憶として残らない。先に紹介した、岡田氏が減量に大成功を収めたのは、「レコーディング・ダイエット」方法で、氏は、「毎回の食事の中で、どれだけのカロリーの物をどれだけ食べたかを逐一記録」した。
[相手・対象に真剣に関わる]
◎そもそも引っかかるためには、相手・対象に真剣に関わって向き合ってゆかねばならない。疑問を投げかけるためには、ある程度の知識を持っていなければ、出来ないことも多い。
[相手に疑問を投げかける]
◎余談だが、相手に疑問を投げかけると、相手の知識の深さも推測できる。引っかかって、疑問に思っても、その後の処理が更に大切である。疑問をそのまま流してしまえば、残った記憶も早晩再生不可能に近くなる。
[疑問はその場でメモ]
◎疑問はその場でメモしなければ消える運命にある。誰しもメモしときゃよかったのにと、後悔した経験がおありだろう。メモをする習慣作りが絶対不可欠である。とはいえども、メモを時々読み返す習慣も是非とも必要だが。
[岡田氏の言葉]
◎岡田氏はいう。


「毎日、食べたものと食べた時間を記録するようになったんです。それまで気づかなかったんですが、書き始めると自分は随分と欲しくないものまで口にしていたんだなということが分かりました。さらに食べている時間帯と食べているものを見ることで太る原因がはっきりと分かるようになったんです。頭の中身を一度外に出してあげて、客観的に見られるようにする。それだけで十分です」
[問題意識が知識を集める]
◎氏は見ることで分かったという。それによって、知識を深めようとする心構えが形成される。それは、素材がなければ、料理が作れないのと同じである。問題意識がなければ、知識が集められない。
[関連情報を引き寄せる]
◎問題意識は、磁石のようなものである。そこに、関連する知識・情報が引き寄せられてくる。何かを読んでいたり、人の話を聞いていたりしたときに、問題意識という磁石が、関連情報を、そこから引き寄せてくっつける。
[自分の中に情報がどんどん貯金]
◎問題意識は釣り針のようなものである。それらを情報の海に投げ入れれば、関連情報という魚が引っかかり、釣り上げられる。こうすることによって、自分の中に情報(特に関連性のある情報が)がどんどん貯金されて行く。
追記)
過去の手帳を活用する=From"NBonline(日経ビジネス オンライン)"