真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

静かな小売り革命が起きているかも。

スーパーマーケット全盛の時代が過ぎた。今は、ネットの時代である。そのネットで、世界では、アマゾンが一人勝ちをしている。日本では、楽天が我が世の春を謳歌している。 しかし、今、スーパーマーケットが昔(過去)の話になったように、アマゾンや楽天がす…

野党が活きる道

自民党、このちっぽけな自民党(とコバンザメのような公明党)が、政治を司っても、曲がりなりにも、日本は動いている。野党は、このちっぽけな自民党を批判することに一生懸命である。 自民党はと言えば、国民を見ることもなく、ただひたすらおのれの欲望を果…

努力のいらない第一言語と努力のいる第二言語。

幼い子ども達は、努力をしないでも、生活の中で、自然に、言葉を習得して行く。それに対して、大の大人が、第二言語を習得するのに四苦八苦しながら努力をしているのに、敢なく撃沈している。 WHY?! 何故なんだ? 大人達は、子供達よりも劣るのか? 答として…

100分de名著、ギュスターヴ・ル・ボンの“群集心理”の二回目を視聴しての感想

参考)「100分de名著、ギュスターヴ・ル・ボンの“群集心理”の一回目を視聴しての感想」 一回目で、脳を「意識」と「無意識」に分けた。群集は、その内で無意識部分に相当する。 今回は、脳を三つに分けてみる。一番底辺は、「腹」である。エネルギーがドロドロと、マグ…

100分de名著、ギュスターヴ・ル・ボンの“群集心理”の一回目を視聴しての感想

一回目は、群集心理のメカニズム。 脳は階層構造を成している。大きく分けると、意識と無意識とに分けられる。 意識は陸、無意識は大河。陸では自由に動けるが、大河では流れに飲み込まれる。 意識は催眠術師、無意識は催眠にかかっている人々。意識は自分で…

100分de名著、アレクシエーヴィチ“戦争は女の顔をしていない”の四回目を視聴しての感想

私は、「戦争は女の顔をしていない」という著者に対してというべきか、解説に対してというべきか、うまく捉えられない。 結果、一回目に関しては、ブログを書けなかった。二回目になってようやく、意味記憶、エピソード記憶として捉えることができたように思う…

思考的に思想的に、トップダウン(全体優先)とボトムアップ(個人優先)

自民党は、基本姿勢はトップダウン(強者優先)であるが、党員の声も聞くというボトムアップ(弱者救済)の方式も取り込んでいる。 このボトムアップ方式が、自民党人気を下支えして来た。 だが、小泉政権からか、トップダウンが余りにも優位に立ち過ぎていく。…

100分de名著、アレクシエーヴィチ“戦争は女の顔をしていない”の三回目を視聴しての感想

参考)「2021-08-17 100分de名著、アレクシエーヴィチ“戦争は女の顔をしていない”の二回目を視聴しての感想」 前回の二回目では、意味記憶とエピソード記憶について感想を述べた。 三回目では、エピソード記憶を小さな物語、意味記憶を大きな物語という言葉が使…

100分de名著、アレクシエーヴィチ“戦争は女の顔をしていない”の二回目を視聴しての感想

100分de名著、アレクシエーヴィチ“戦争は女の顔をしていない”の二回目を視聴しての感想。 この一回目を視聴して、感想が書けなかった。何故なのだろうかと考えた。 このようなテーマ(戦争の中の女性)を考えたことがなかったから。このテーマが私の今までの知…

炎上中のDaiGo氏について、彼の勘違い

DaiGo氏が火だるまである。彼は、ある程度の炎上を見越した上での発言だったのでは、と思えた。彼は、個人的感想を述べたに過ぎないという感じだったのだろう。それで、切り抜ける気だったのではないだろうか。 だが、彼はとても影響力を持った存在である。…

炎上中のDaiGo氏について、個人的感想

私は、以前、DaiGo氏の話を読んで、凄く能力のある人物だなと感心した。 だが、今回の彼の問題を含んだ意見を読んで、幻滅した。 彼は、高い人気によって、高揚して、のぼせて高みに登って、上から目線が常態化してしまったのだろうか。 更には、いろんな人…

NHKテレビ番組100分de名著、ボーヴォワールの「老い」の四回目を視聴しての感想

一回目は、老人の価値は社会が固定観念的に与えて来た。個々の老人を見ないで、集団として一律に価値評価して来た。これは差別と同じ根っこである。という内容だった。 二回目は、時代は老人を老いてけぼりにする。老人は時代の流れについていけない。日本国…

NHKテレビ番組100分de名著、「老い」の三回目を視聴しての感想

参考1)「NHKテレビ番組100分de名著、「老い」の一回目を視聴しての感想」 参考2)「NHKテレビ番組100分de名著、「老い」の二回目を視聴しての感想」 今回は「老い」の三回目、「性」である。私は、間もなく、73歳になろうとしているが、やはり、今でも性欲はあ…

NHKの番組100分de名著、「老い」の二回目を視聴しての感想

参考)「NHKテレビ番組100分de名著」「ボーヴォワール」の「老い」の一回目を視聴しての感想」 NHKの番組100分de名著、「老い」の二回目を視聴しての感想。 一回目のテーマは、「老人についても、社会は老人の存在価値を決めている」であった。 二回目のテーマ…

NHKテレビ番組100分de名著」「ボーヴォワール」の「老い」の一回目を視聴しての感想

NHKテレビ番組100分de名著」「ボーヴォワール」の「老い」の一回目を視聴しての感想。 先ずは作家紹介。 シモーヌ・ド・ボーヴォワール は、フランスの哲学者、作家、批評家、フェミニスト理論家、活動家である。 「第二の性」(1949)を描いた人物でもある。女…

NHKの番組100分de名著」「華氏451度」の四回目を視聴しての感想

参考)「NHKの100分de名著、「華氏451度」の3回目を見ての感想」 私は、前回の三回目への感想で、この著書のテーマは「時間の加速化」だと述べた。 四回目を視聴して、やはりテーマは時間の加速化だと再確認した。 人々は、時代の変化の速度に追いつけなくて、刹那…

NHKの100分de名著、「華氏451度」の3回目を見ての感想

NHKの100分de名著、「華氏451度」の3回目を見ての感想。 華氏451度は、レイ・ブラッドベリによって1953年に書かれたSF小説。華氏451度は、本が燃え出す温度。 実は、1回目、2回目を視聴して、内容がよくわからなかったし、それ故に、おもしろ味を感じなかった…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の四回目を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の四回目を視聴しての感想。 論語(規制:公益)と算盤(自由:私益)をどう折り合わせていくか。 ◎西田幾多郎は、矛盾的自己同一と言った。宇宙は、対立する矛盾が背中合わせに成っている。 ◎弁証法は…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の三回目を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の三回目を視聴しての感想。 参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の一回目を視聴しての感想。」 参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の「論語と算盤」の二…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の二回目を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の著書、「論語と算盤」の二回目を視聴しての感想。 今回のテーマは、「信用」。ということで、私は、この自分のブログで書いて来た864本の記事の中で、信用という言葉を用いた本数を調べてみた。31本あった。 所で、信用…

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の「論語と算盤」の一回目を見ての感想。

NHKのテレビ番組、100分de名著、渋沢栄一の「論語と算盤」の一回目を見ての感想。 渋沢栄一と聞いて、大河ドラマの宣伝か~、と感じてがっかりした。でも気を取り直して、視聴した。 渋沢栄一は、江戸幕府が衰退した大きな理由を、世襲制にあると捉えていた。…

「結婚できない男」の最終回を見ての感想

テレビ番組、「結婚できない男」の最終回を見ての感想。 今回は再放送番組を見たが、初回版も見た。今日最終回を見た。 夏川結衣は、結婚を匂わされ、嬉しさに涙したが、直後にストンと梯子を外されて、心が折れる姿を見て、こちらも涙した。 結衣が、あなたと…

メタ認知って、何なのだろうか?

実行機能、認知機能、メタ認知機能。 AIは、ある意味、メタ認知機能を担っているように思う。 では、メタ認知って、何なのだろうか? メタ認知とは、自分の認知活動を客観的にとらえる、つまり、自らの認知を更に上位からモニターする認知行為である。 産ま…

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の四回目、池田晶子の「14歳からの哲学」を視聴しての感想。

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の四回目、池田晶子の「14歳からの哲学」を視聴しての感想。 参考1)「「100分de名著」、「100分de災害を考える」の三回目、「セネカ」の「生の短さについて」」 参考2)「NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回…

「100分de名著」、「100分de災害を考える」の三回目、「セネカ」の「生の短さについて」を視聴しての感想

NHKのテレビ番組、「100分de名著」、「100分de災害を考える」の三回目、「セネカ」の「生の短さについて」を視聴しての感想。 参考)「NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回目、「柳田国男」「先祖の話」」 参考)「100分de名著、寺田寅彦の「天災と日本人」。」 …

5歳児餓死事件とメタ認知

「5歳児餓死 幸せな家庭「ママ友」で暗転 関係次々に断たれ…」 この事件についての感想。 メタ認知という言葉がある。ある状況よりも一段高い階層の視点。より広い視野。を意味する。 例えば、夢。夢を現実と感じて、内容に怖がる、喜ぶ。それはメタ認知が働か…

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回目、「柳田国男」「先祖の話」

NHKのテレビ番組、100分de名著、「災害を考える」の二回目、「柳田国男」「先祖の話」を視聴しての感想。 柳田国男は、民俗学者で、名も無き人々の生き様を描いた。日本人の深層の心は、「先祖達は、生者の傍にいて、常に見守っている存在」として捉える。 実は、私…

100分de名著、寺田寅彦の「天災と日本人」。

NHKのテレビ番組、100分de名著。 今までは、一冊を四回に分けて解説されて来たが、今回は、一回で一冊を解説。 一回目は、寺田寅彦の「天災と日本人」。 ということで、それを視聴しての感想。 自然の中に生きて来た人間、特に日本人はそうだった。だが、西洋…

安倍政権が長期間にわたった結果の弊害が

「農水次官ら数人、25日にも処分 鶏卵大手との会食同席」 「東北新社だけ特別扱い 理由は「分からない」 総務省幹部処分でも消えない疑念」 安倍政権が長期間にわたった結果の弊害が、あちらこちらから湧き出してきた。 政権内部にも、 政権(本来はそうではない…

NHKのテレビ番組、100分de名著、「黒い皮膚、白い仮面」の4回目を見ての感想

NHKのテレビ番組、100分de名著、「黒い皮膚、白い仮面」の4回目を見ての感想。 参考)「100分de名著、「黒い肌 白い仮面」の一回目を見ての感想」 参考)「NHKテレビの100分de名著、「黒い皮膚と白い仮面」の二回目を見ての感想」 参考)「100分de名著、「黒い肌 白い仮面」…