真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

心理学・脳科学

NHKテレビ番組100分de名著 「日蓮の手紙」の三回目(「男女差別」)を視聴しての感想

日蓮の手紙の三回目、男女差別を見た。日蓮が依拠する経典は、法華経であり、その中では男女の平等を説く。だが、日蓮の時代は勿論のこと、現代でも、差別は厳然として存在する。 そこで、私は、その差別の生物学的根源を調べてみた。そして、「差別の根源は…

努力のいらない第一言語と努力のいる第二言語。

幼い子ども達は、努力をしないでも、生活の中で、自然に、言葉を習得して行く。それに対して、大の大人が、第二言語を習得するのに四苦八苦しながら努力をしているのに、敢なく撃沈している。 WHY?! 何故なんだ? 大人達は、子供達よりも劣るのか? 答として…

家電の家族化

テレビのチャンネルを何気なく回している(実際にはチャンネルボタンを次々に押していた)と、次の番組がちょうど始まろうとしていた。題名に惹かれてしばらく見ていた。 でも最期まで見たわけではないので、この後、話す内容とは食い違っているかもしれない。…

KJ法と弁証法とは同根

私は、このブログで、前々回、「情報分析と情報統合と - 真 夢人 日記」、という記事を書いた。そこで、川喜田二郎氏の発想法(KJ法)を取り上げた。 ということで、今日は、KJ法の妥当性について述べたい。 私は、以前にも、このブログで、川喜田二郎氏の発想法…

思想を持つべきとは思っても...

以前、私は、このブログで、「自分なりの判断の基準を持つ - 真 夢人 日記」、という記事を書いた。そこから引用。 「弱さの原因の一つに、優柔不断、なかなか決心、決定、決断、決意などができないことから来る場合がある。それらがなかなかできない理由として…

チクセントミハイのフロー理論と日本の禅

最近、私は、このブログで、"gacco"の話題を何回か取り上げた。今日もそこから取り上げたい。脳科学者の茂木健一郎氏が、"gacco"で、「脳と創造性 Creativity and the brain」の講座を開設した。 その第一週目の講座を今日視聴した。その中で、フロー理論を知…

創造と模倣、前頭前野と小脳、水平思考と垂直思考

以前(2013/08/29)、このブログで、"「なぜ国家は衰亡するのか」を読みながら考えたこと"という記事を書いた。 そこから引用。「大多数の人が創造的な少数者の行為を忠実に模倣しそれを繰り返すことによってのみ、社会全体として意味ある生産活動につながりうる」…

「もう一度君に、プロポーズ」の記憶の喪失について思ったこと

1)私達家族全員が楽しみにしていた、テレビドラマ、「もう一度君に、プロポーズ」が、ついに終わってしまった。10回のシリーズでは物足らない、空腹感が残る。 2)なんだか楽しみがひとつなくなって、つまらない、待ち受けるものがあるというのは素晴らしい。期…

脳のリセットと無の状態

◎今日の話題(テーマ)は、「脳のリセットと無の状態」ということで話を進めていきたい。実は、これは以前に書いた「直感(直観)は論理的判断よりも優れているのは何故か」(2011/02/18)とも関連する。 ◎それはともかくとして、まず、「リセット」と言う言葉を聞けば、…

「社会脳 人生のカギをにぎるもの」を読んで(特に前部帯状回について)

◎2〜3年ほど本から遠ざかっていた。全く読まなくなったわけではないが、主にネットから知識や情報を仕入れていた。 ◎しかし、ネットでは、細切れの知識が手に入るが、ひとつのテーマについて、きちんと流れに沿って、まとまった知識が手に入らない。 ◎という…