真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

もう授業に教科書なんていらないんじゃないか

[大量、マス、一斉、集団]
◎様々な分野(生産、消費、嗜好などなど)で、「大量、マス、一斉、集団」から「個別、個性」へと比重が移りつつある。
[個、一人一人教育へ移行]
◎日本の授業形態においても、そろそろ「大量、マス、一斉、集団」を卒業して、個、一人一人教育へと移行すべきではないか。
[教科書はいらない]
◎そうなると、もはや一斉授業に使う教科書はいらない。もちろん、教科書というのは、紙の教科書のことであるが。
[教師が一から組むのは負担が大]
◎教科書なしでは、教師が一から年間計画を細部にわたるまで組むのは、余りにも負担が大きすぎる。さらに、それをこなせる力量のある教師もそう多くはいないだろう。
[ノートパソコンを無償供与]
◎では、何を使うかといえば、パソコン。子供たちには、小学校に入学と同時に、ノートパソコンを無償供与する。
参考資料→(私のブログ)「近未来の199ドルパソコン」
参考資料→「$100ノートPCの夢を超える? 手の平に乗る$50ハンドヘルドPC「Teachermate」」
[グーグルかマイクロソフトに依頼]
◎もしかすれば、グーグルか、マイクロソフトに依頼すれば、日本中の小学校新入生にノートパソコンを無償供与してくれるかもしれない。
[損して得とれ]
◎「損して得とれ」である。彼らが死ぬまで、グーグルかマイクロソフトを使い続けてくれるならば、安いものであろう。
[小学校新入生にアカウントを]
◎そうなれば、全ての小学校新入生にアカウントを持たせる。大学などてはもう実施している所もかなりでてきた。グーグルやマイクロソフトでは無料で使い放題である。
[教師は生徒と個別に連絡]
◎それ(Webメールの取得)によって、教師は生徒と個別に連絡が取り合える。チャット機能も備わっている。
[教科書はパソコンの中]
◎かくして、教科書はパソコンの中にある。それらは文章と動画(+静止画)から構成させる。まず、動画についていえば、NHKには過去からの教育資産がうなるほどある。それらを活用する。
参考資料→「【コラム】シリコンバレー101 (322) 文書版YouTube「Scribd」がAmazon対抗勢力に成長、その背景は? 」=from"ネット | マイコミジャーナル"
参考資料→「読み・書き・計算を電脳化 教科書もパソコンで配るべき:インタビュー」
参考資料→「地デジを追い風に「デジタル教科書」が授業風景を一変させる | デジトレwatch | ダイヤモンド・オンライン」
参考資料⇒「デジタル教科書の実現を目指し産学協同のコンソーシアムが発足:ニュース - CNET Japan」
参考資料⇒「すべての小中学生にデジタル教科書を - MS樋口社長らが協議会発足へ | 経営 | マイコミジャーナル」
[過去からの教育資産をすべてネット内に]
◎といっても、NHKの教育番組はデジタル化されていないが。文部科学省が、NHKと交渉して、過去からの教育資産をすべてネット内に収めさせる。
[ソフト製作会社、動画製作会社、テレビ関連会社]
◎だから、もはや教科書会社は、出版社ではなく、ソフト製作会社や動画製作会社、テレビ関連会社が担うことになろう。ソフトならば、一人一人にあった教材が作れるようになる。問題を自動作成するソフトもあるのだから。
[温暖化問題への解決へ寄与]
◎紙教科書不使用によって、資源問題、温暖化問題への解決へある程度寄与できる。ノートやプリント類も消滅するかもしれない。とにかく、日本中から紙の教科書・ノート・プリントが消えるのだから。膨大な数の木が救われる。もちろん、テストも紙を使わない。
[塾や予備校にもソフト製作]
◎教材に関しては、私的には、公文式の教材がとてもすぐれていると思う。また、塾や予備校にもソフト製作(教科書作成)の門を開く。
[テストもパソコンで実施]
◎宿題ももちろんパソコンで行う。これだと、その日の授業の進度に合わせた宿題を、ソフトに自動作成させる。テストもパソコンで実施する。テスト問題も個人個人の力量に合わせた問題であってもよいだろう。
参考資料→(私のブログ)「ブログが自分の履歴書になる」
参考資料→(私のブログ)「文科省はネット上に教育広場を立ち上げよ」
参考資料→(私のブログ)「情報産業時代の教育はどうあるべきか」
[集団授業にも利点]
◎しかし、集団で行う授業にも、大きな利点がある。生徒のお互いの考えや意見などを、みなが聞いてそれが刺激になるという側面がある。ある意味、ブレーンストーミング的な働きをする。
[他人の考えを自分の中で発展]
◎自分では思いつかなかった他人の考えを自分の中で発展させる。それは大きな刺激になる。だから、個別授業一辺倒ではなく、一斉授業も取り入れる。さらには、グループ学習もとても有効である。
[グループで助け合い刺激し合い]
◎グループで、互いに助け合い、刺激し合い、役割分担をし、各自の得意分野を持ち寄り、交互にリーダーになり合って、みながリーダーシップを学び身につける。
[混乱の時期を通過]
◎小学校入学時からこれを進めても、すんなりとみなが理解して、形が整い、それぞれが自主性を発揮するまでには、かなり混乱の時期を通過しなければならないだろう。とはいえ、その頃には、幼稚園・保育所などでパソコンの訓練が積まれるかもしれない。
[きれいに整列進行は個性つぶし]
◎それもまた、後から見ればよき経験となる。軍隊の行進のように、きれいに整列して、進行するようなものは個性つぶしでしかない。