真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

教育

文科省はネット上に教育広場を立ち上げよ

[教育広場を立ち上げよ] ◎教育者の経験知の集積のために、そして集積された経験知を広く利用してもらうために、文科省はネット上に教育研究所(教育広場)を立ち上げることを、私は提案したい。そのような提案をする理由は、教師にとって、教育関係者にとって…

優しさと甘やかしと厳しさと

[厳しい指導] ◎子どもは厳しく指導しないと、甘やかすと駄目になるとよく聞く。しかし、厳しい指導をすると言われている多くの指導者は、強引な厳しさだが、その場限りの指導で、その人がいなくなると、その子どもは元の木阿弥(心に届かぬ指導)になる場合が…

内心と表現と愛国心と

[コラムへの感想] ◎今日は、あるコラムを読んでの感想である。それは、産経新聞へ、ある高名な女性が、他社の新聞記者の記事に対して批評を書いていた、ことに対するものである。私はそのコラムを読んで、"ん?"という違和感を感じた。でも最初その違和感はど…

いじめを生まない学級経営の一つの提言

[日々イジメが話題に] ◎イジメの記事を見ない日はないというくらいイジメが話題に上る。そこで見かけたお名前、河村茂雄・都留文科大教授(心理学)は、今までに、学級崩壊や学級経営に関して実証的な資料知見を数多く発表している。 [河村教授] ◎それで、今日…

虐待と愛情と基本的信頼感

[虐待と信頼] ◎最近、頻繁に目にする、耳にするのは、親に虐待されて亡くなる子ども達のことである。そのような事件が増えているように思える。それで、今日は親からの"虐待"と、子どもからの"信頼"とを話題として取り上げたい。 [叱りつけの効果] ◎"子ども…

情報産業時代の教育はどうあるべきか

[ネット無くして動けない] ◎今や、インターネット無くして、世界はスムーズに動かなくなりつつある。日本はその点で先進国の仲間入りを果たしているが、その中でトップクラスに位置するとは言い難い現状がある。それは何故なのかを考えていきたい。 [産業構…

日本は無菌保育室になっていないか

[いじめ問題で沸き返える] ◎今、日本中はいじめ問題で沸き返っている。とはいえ、イジメは今始まったことではない。昔から、ずっと昔から、おそらく生命の誕生以来から始まっていただろう。 [自然界では強いが弱いに勝つ] ◎自然界では、強いものが弱いものに…

合併の背景に大学間競争の厳しさ

[大学全入時代の到来] ◎もう12年も前の、1992年にピークを迎えた18歳(大学受験年齢)人口がどんどん激減している。07年度に、少子化による大学・短大の志願者数(70万人)と定員数が同じになる、つまり、"大学全入時代"の到来である。結果、大学間競争や受験生争…

学校と警察の違いはどこにあるのか

[少年法] ◎皆さんは、"学校"と"警察"の違いはどんな点にあるのか、考えたことがありますか。このような質問をするのは、少年法が問題となるからである。年齢引き下げが論議されている。それは少年による凶悪事件が頻発しているからである。 [事件の解決] ◎警…

教師に必要なもの

[教育基本法の改定] ◎最近、国会でも、教育基本法の改定に関して議論されている。また、ちまたではイジメが大きな関心を呼んで、報道でも盛んに取り上げられている。それで、今日は"教師に必要なもの"ということで述べたい。 [教師に必要なものは三つ] ◎結論…

イジメの構造化

[表面化するイジメ] ◎今、さまざま表面化している、イジメについて述べたいのだけれども、まず最初に、"構造化"について述べる。まずは、具体例を二つ示す。 [心理学的実験] ◎一つ目。心理学的実験として、互いにまったく見知らぬ、数人から十数人を、一つの…

増加する小学生の校内暴力

[生徒の暴力] ◎今日は、文部科学省の"生徒指導上の諸問題の現状"の調査結果が報道されたので、それに基づいて話を進めてゆく。 [校内暴力件数は3万] ◎2005年度(去年度)の小中高(学校)全体の校内暴力件数は3万283件(0.86%増)で、その内、中学生は2万3115件(0…

教育は明日行く

[知識は極大まかな体系] ◎私たちの持っている知識は、極大まかな(知識)体系になっている。つまり、雲のかたまりのように、遠くからはまとまっているが、その雲の中に入れば、しっかりとした集合性は感じられない。 [秩序づけて統一した体系] ◎なお、体系とは…