真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

尊敬される人の条件とは...

今日は、かなり補筆、改作したが、"尊敬される人に共通する「10の特徴」 | TABI LABO"から引用したものを提示して、話を展開したい。
1)正直で誠実。嘘をつかない。たとえ自分に不利になることでも、必要があれば正直に話す。その上で何かトラブルが起これば、解決しようと誠実に努める。
2)いつでも穏やかで感情をコントロールできる。
3)素直に間違いを認められる。
4)優先順位を付けるのが上手。
5)大事なことを良心に基づいて決められるため、正しいことをするために全力を尽くす。
6)世界中で起こっていることに敏感で、幅広い分野の知識がある。
7)言葉遣いがきれい悪口を言わない。
8)常にエネルギッシュで理想のために行動する。
9)自分の部下がミスをしたときに、部下には直接注意をしつつ、上司として責任を取るべきところはしっかり取る。みんなが引き受けたがらないことを引き受けて、最後まで責任を持つ。
10)自己評価が高く前向き。
上記の内容を要約すると、
1)正直、誠実、2)感情のコントロール、3)素直、4)優先順位、5)良心、6)幅広い知識、7)きれいな言葉遣い、8)理想のために行動、9)責任を持つ、10)高い自己評価。
さらに、一文にまとめると、尊敬される人の条件とは、
「遠い広い視野を持って、自分中心ではない(自己超越した)、自他とも平等に大切に思う判断軸」を持つことである。
私も、正直、素直に関して、このブログで、書いたことがある。
そこから引用from「癒やされるとは、正直で素直な心に戻ること赤ん坊に戻ること - 真 夢人 日記
1)「弱い心(不快な感情、気持ち、体験を冷静に受け止められない精神)は、そのようなネガティブな(悲しい、恥ずかしい、辛い、苦しい)自分を否定、拒否、拒絶してしまいがちである。この「否定、拒否、拒絶」(弱めたり避けること)が、防衛機制の源」。
2)「犬や猫、立派な(尊敬できる)人々、無垢な存在に対しては、防衛機制を作動させる必要がない。本来持っていた、正直で素直な心に戻れる」。
正直、誠実、素直は、防衛機制を作動させないことから来る。その防衛機制とは、自分を否定する弱い心が防衛機制を身にまとわせて、身を守ることである。
身を守る必要のない状況では、正直、素直でいられる。それをどんなに苦しい状況でも、維持する、できる人が尊敬される。
それには、強い心を必要とする。その強い心とは、嘘をつくなどの防衛機制を働かせようとする弱い心を押し止める気持ちである。抑制する気持ちが強いことが、強い心を意味する。
弱い心を持っているのがダメなのではなく、それに負けてしまうことがダメなのである。
逃げたい心を抑制する気持ちが強いと、沸出しようとする感情(特に、他人を攻撃し、自己防衛する感情)をうまくコントロールできる。
間違いを認めたくないのは、その後に来る、取らねばならない責任を考えてしまうからだろう。その結果、どうしても否認してしまいがちである。
強い心は、それでも、責任を取る覚悟を持っている。覚悟、どれほど強い覚悟を持っているかが問われる。
つまり、どれほど苦しくても自己否定となってしまう防衛機制を働かせようとしない覚悟。
常に、何が大切かを熟慮しているので、迷うことなく、判断・決断できる。つまり、優先順位がはっきりしているのだ。
これに関しても以前述べた。
自分なりの判断の基準を持つ - 真 夢人 日記
そこから引用。「子供を持つと、すべき事柄が定まることが多い。つまり、判断基準が明確になるのだ。これが、母となった女を強くする原因であろう」。
何が大切かを知っているので、躊躇することなく、それに向かって邁進する。大切なものを実現させるために努力する。
参考)「「仏男子」に共通する7つの特徴 | TABI LABO