真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

クラウドの身体化

私は、クラウドとは、ネット内での情報貯蔵庫だ、と解釈していた。今回、クラウドについて書きたいと思って、改めて、その定義を調べてみた。
その前に、私が自分のこのブログ内の記事で、クラウドを扱ったものを読み返してみた。
2012-05-23 - 真 夢人 日記(クラウドサービスがいよいよ主流になってきた)
そこから引用。1)「一般的なクラウドサービスは、従来、自分のPCのハードディスクの中に保管していたもの(例えば、写真、メール、文書、音楽など)をネットワーク上に置き、いつでもどの末端機器からでも利用できるようする」。
2)「クラウドサービスも、単なる貸し金庫の役割だけでなく、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の役割を担うサービスも多い」。
3)「パソコンは、使いこなすには、本当に、さまざまな高度の知識を必要とする。それが、クラウドサービスを利用すると、そんな知識も不要になってくる。要するに、どんどん、クラウドサービスの方が引き受けてくれるのだ。最近は、音声で、ネット末端に、声掛けすれば、それを実行してくれるサービス(例えば、siri)もある。siriは主に情報を返すだけだが、ここまで来れば、情報系のロボットへと発展するだろう」。
自分の記事を読み返して、今さらながら、こんなことを書いていたのかと、驚いた。
私が思っていた意味とは、かなり離れていた。次は、ネット内から解説を探してみた。
引用from"クラウドサービスとは?例を交えて解説!初心者にも分かるクラウド入門 | NEC"
1)「従来のコンピューターの利用形態では、利用者は手元のパソコンの中にあるソフトウェアやデータを利用していました。しかしクラウドサービスでは、ネットワークを経由して、雲(クラウド)の中にあるソフトウェアやデータをサービスの形でつかう」。
2)「ネット上のどこかにあって仕事をしてくれているが、どこにあるかはよく分からないサービスを、クラウド」。
3)「ネットワークに接続されたコンピューター(サーバー)が提供するサービスを、利用者はネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンで使います」。
私は、"evernote"のような、貯蔵庫だけを、クラウドだと解釈していたが、ネットワーク越しに提供されるサービス全般がクラウドだったのだ、と知った。
文章や画像だけではなく、GmailYouTubeなどのような、メール機能や動画サイトまで、クラウドだったのだ。
こうなれば、ネット越しのサービスは、ほぼ全て、クラウドサービスだと解釈できる。
つまり、1)ネット環境(通信系)、2)サーバ(処理系)、ネットに接続できる3)端末機(表示系)があれば、クラウドサービスを利用できる、提供できるわけだ。
この内で、サーバ(処理系)が進歩すればするほど、ネット環境と端末機が在りさえすれば、いろんなことができるようになるし、解決できるようになるだろうな、と感じる。
これからは、ますます、利用者側のこの端末機をいろいろアイデアすることが、世界をリードする種になりそうである。
先ずは、スマホタブレットのような直球だけではなく、眼鏡や時計に組み込んだり、車に搭載したり、ブローチやベンダント風な飾りを装ったり、と、「持つ」から「身に付ける」へと、移行しているようだ。
また、次に、端末機の操作方法が、スマホタブレットのような「手(指)による操作」から、「声(音声)による操作」へと、移行しつつある。
つまり、クラウドサービスは、ますます身体化して行きそうである。