真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

Googleノートブックを使ってみました

[ノートパソコンが壊れた]
◎2007年3月9日に、ノートパソコン(たぶんハードディスク)が壊れて、それまでに貯め込んでいた資料をかなりなくしてしまった。予期したこととはいえ、とてもショックであった。今まで何回も経験したにもかかわらず。
[外部ストレージに貯め込む]
◎それで、今度は情報・資料はハードディスク内ではなく、外(外部ストレージ)に貯め込んでいこうと考えた。Googleはその点大変便利で有り難い存在である。かなりさまざまな種類のものを貯蔵してくれる。
[保存庫として、Googleノートブックを使う]
◎具体的には、資料の保存庫として、Googleノートブックを使うことにした。それまでは、ジャストシステム製のスクラップソフト、"ネタの種"を使っていた。それはとても便利なソフトであった。しかし、新しく、インストールしても、元の資料は元の位置には戻ってくれなかった。手作業で戻さねばならない。これはとても苦痛だ。
[感想と使い方の説明]
◎それやこれやで、"ネタの種"の使用をあきらめた。そこで、ごく最近提供され始めた、上述のGoogleノートブックを使うことにした。
これから、そのノートブックを、一週間ほど使ってみての、感想と、Googleの解説を参考にしながら、使い方の説明とを述べたい。
[表示方法はその時々で使い分け]
◎"ノートブック"の表示方法は、全画面表示、ブラウザ内(ウィンドウの大きさで)表示、小窓(ミニノートブックと呼ぶ、ウィンドウ上の右下に)表示の三通りがある。表示方法はその時々で自由に使い分けられる。とはいえ、大きさは自在にカスタマイズできるが。
[分類分け]
◎メモの分類分けは、ノートブックという、大項目の下に、テーマごとに複数のノートブック(下位分類・中分類・好きな名前を付けられる)を作成したり、さらに下位へ複数のセクション(小分類・これも好きな名前を付けられる)に分割したりして、あらゆるメモを分類整理できる。
[三階層に分類]
◎私自身は、ノートブック(大項目)の下に、中項目として、マイノートブックと、メモという二つに分けている。マイノートブックの下を、さらに三つの小項目に分けている。このように、三つの階層に分類している。
[メモの移動は簡単]
◎メモ内容の移動はいとも簡単である。ただセクション(小分類)間またはノートブック(中分類)間でメモをドラッグ アンド ドロップするだけである。そうすると、簡単にメモの配置を変更できる。だから取り込むときに、分類分けを気にする必要がない。
[メニューから移動を選択]
◎もう一つ移動方法がある。個別メモの、右上の記号をクリックすると、メニュー(削除や移動メニューがある)が表れる。移動を選択すると、自作した分類表が現れ、移動させたいセクションを選択すると、そこへメモは移動する。
[メモを追加]
◎ノートブックにメモを追加するには、左上にある、[新規メモ] ボタンをクリックして入力を始める。また、収集した切り抜きにコメントを追加するには、メモ内の [コメントを追加] リンクをクリックする。そうすれば、記入欄が現れる。
[単語を記入して検索]
◎ノートブック内の情報を検索したいときには、ページ上部にある検索ボックスを使用する。単語を記入して検索ボタンをクリックすると、検索結果を、場所と中身とを表示させて、一覧する。
[ステータスバー上のボタンをクリック]
◎ノートブックの使用は簡単である。ステータスバー上(右端)に、常に"ノートブックを開く"という文字が表示されている。それをクリックすると、ノートブックが起動する。だから、情報を取り込むときに、現在表示中のウェブページから移動しなくてもよい。
[ミニノートブック]
◎" ミニ Google ノートブック"は、ブラウザのステータス バーにある、ノートブックアイコンをクリックするだけで、小窓(ウィンドウ上の右下に)表示が開いたり閉じたする。ホームページなどで、取り込みたい部分をハイライト表示(範囲指定、反転表示)し、ミニ Google ノートブックの [切り抜き] ボタンをクリックすると、ウェブ コンテンツ(画像、テキスト、およびリンク) の切り抜きをノートブックに簡単に追加できる。
[マウスを右クリック]
◎あるいは、ハイライト表示して、マウスを右クリックすると、メニューが現れる。その最下位に、メモを追加(Googleノートブック)という項目があるので、そこを反転表示させて、クリックすると、ノートブックにコピー内容が取り込まれる。これが一番簡単な方法である。
[二種類の方法で保存]
◎だから、二種類の方法によって、閲覧中のウェブページからテキスト、画像、リンクなどをコピーして、使用中のブラウザから ノートブックに保存できる。また、Google アカウントを使用すると、自宅や職場など、どのコンピュータからでも、Google ノートブックにアクセスできる。つまり、情報をメモリーに取り込んで持ち運ばなくてもよいのだ。これは紛失などの危険性を考えると、とてもうれしいことだ。
[情報がネット上に保存]
◎さらには、情報がネット上に保存されているので、自分が作成した、ノートブックを公開して、友人や職場の同僚などと、情報を共有できる。同僚との知的共有財産とすることができる。
[使いづらい部分も散見]
◎まだまだできたてなので、使いづらい部分も散見される。ノートブック内の情報のコピーがしづらい、時に時間がかかる、表示が不安定、などなど使いづらいこともあるが、とにかく、ただで使えて、しかもどこからでも使えて、さらには無料で情報保存をしてくれるのだから、ぜいたくは言えないのかもしれない。その辺を覚悟で使われてはいかがですか。
付記:2008/3/30)ノートブック内の切り抜きメモを、グーグルドキュメント内にワンクリックで移植(保存)できるようになった。移植すると、一覧しやすくなり、加工しやすくなる。
グーグルのサービスは、それぞれがバラバラに提供されていても、どんどん(?少しずつ?)統合されて、操作がしやすくなったり、互いのデータや情報を使い回しできるようになる。