真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

自衛隊の集団暴行死と角界のかわいがり死

[格闘訓練中に頭を強打し後に死亡]
海上自衛隊第1術科学校で、3等海曹(25)が格闘訓練中に頭を強打し約2週間後に死亡した事件が発生した。
参考資料→「海自3曹死亡、格闘訓練は対戦の15人が発案 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」
[訓練は1対1で実施と説明]
◎その事件での報道への発表では、「訓練は2人1組になり1対1で実施していた」と事実と異なる説明していた。
[隊員15人対一人の格闘訓練]
◎後に、記者会見で、呉地方総監部が、事故(私には事故とはとうてい思えない)の概要を公表した際、隊員15人との格闘訓練だったことを説明しなかった点について、「隠蔽ではないが、誤解を与えてしまったやり方は反省したい」と述べた。
[15人相手では死ぬ可能性が高い]
◎つまり、15人対1人の訓練だったことが判明した。一対一でも苦しい戦いになるだろうに、15人相手での格闘訓練では死ぬ可能性が高いことは予見できるだろう、普通の常識を持っていれば。
[いじめ暴力や集団リンチ]
◎しかも、この訓練は、格闘の相手になった隊員たちが発案して実施された。これでは、いじめ暴力や集団リンチだといわれても仕方ないだろう。
[格闘訓練の名を借りた集団暴行]
◎格闘訓練の名を借りた集団暴行だった可能性もあるとして、海自の事故調査委員会は経緯を調べている。
[同様の格闘訓練で隊員が歯を折る]
◎今年5月にも途中で辞める隊員に、16人が同様の格闘訓練を行い、隊員が歯を折るけがを負っていた。
[別の部隊への異動が決まっていた]
◎そして、死亡した男性も、9月11日付で同課程を辞めて別の部隊への異動が決まっていた。
[慣例的格闘訓練]
◎だから、途中で辞める隊員に対して、慣例的にこのような、格闘訓練の名を借りた集団暴行が行われていたのではないかとも感じる。
[完全に殺人ではないか]
◎私はこの記事を読んだときに、これは完全に殺人ではないかと、頭が混乱して、他のことをしていても、何も手に付かず、何を読んでも文字が目に入ってこない状態だった。
参考資料→「asahi.com(朝日新聞社):教官ら4人を業過致死容疑で書類送検 海自訓練死 - 社会」

2曹は体育・格闘の担当教官だったが、男性が危険な状態だと把握せず、訓練を中止しなかった疑いがある。3曹は強いパンチを男性のあごに当てた過失の疑い、3佐と3尉は訓練の危険性を認識せず、事故を未然に防止するなどの注意義務を怠った疑いが持たれている
[15人を相手に真剣勝負をする恐怖]
◎自分がその当事者であり、15人を相手に真剣勝負をする恐怖は計り知れないものがある。どう考えても、殺人であろう。
[心が動揺]
自衛隊でも、こんなひどい、集団リンチ死とも見えてしまう行為があったことに、心が強く動揺してしまった。今書いていても、手が震えてしまう。
[自衛隊はこんな恐ろしい所]
自衛隊がこんな恐ろしい所だとは全く知らなかった。相撲界でも、大相撲時津風部屋時太山(当時17歳)が暴行死した事件があったが、それと同じだなと感じた。
[長時間のぶつかりげいこ]
◎後援会員は昨年6月26日、斉藤(時太山)さんに対するぶつかりげいこの場に遭遇。「何かの罰としてのしごきのように感じた」と述べ、通常のぶつかりげいこよりも長時間に及んだことを証言した。
参考資料→「時太山暴行目撃の後援会員を尋問 「罰のように感じた」」(from47news)
[けいこが死を意味していた]
◎俊(時太山)さんの遺体が実家に運ばれてきて、傷だらけだった遺体の状況を、「初めからけいこが死を意味していたとしか思えない」とお父さんは表現。
[元親方の指示には逆らえない]
◎現時津風親方(元幕内時津海)は証人尋問で、「3人は元親方の指示には絶対に逆らえなかった」と繰り返し証言した。
[自衛隊から不祥事が次から次へと]
自衛隊から、不祥事が次から次へとひっきりなしに飛び出してくる。汚職、職務怠慢、集団暴行死などなど。
参考資料→「田母神・航空幕僚長:過去の戦争めぐる論文で「侵略は濡れ衣」 政府見解を逸脱、更迭」=From"毎日jp(毎日新聞)"
参考)社説:海自いじめ判決 隠蔽体質が断罪された - 毎日新聞
[現地の人々から喜ばれた自衛隊]
イラク自衛隊が行ったとき、現地の人々から喜ばれたという報道に接して、自衛隊が進むべき一つの方向だろうと好ましく感じた。
[災害に出動して活動]
◎また、災害などでも、出動して、活動、活躍する姿をテレビなどの報道を見て、自衛隊も無意味ではないのだなと感想を持っていた。
[昔の軍隊を連想]
自衛隊も、相撲界と同じ体質をいまだに引き継いでいるとしたら、昔の軍隊を連想してしまう。私の義理の父も、軍隊で毎日暴力に明け暮れる生活を思い出して嘆いていた。
[軍隊に昇格したときの恐ろしさ]
◎そのような体質がいまだに、自衛隊に引き継がれているとしたら、これは、自衛隊が本当の軍隊に昇格したときの恐ろしさを、思い浮かべて身震いしてしまう。