真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

観光タクシーと生活タクシーとタクシー業務の細分化

[ガソリンの高騰]
◎一時は、ガソリンの高騰(1リットル180円台)が続き、車を日常利用する運送業者や漁業者や地方の生活者は苦しんだ。いや日本中が怒りや嘆きで沸き返った。
参考資料→「J-CASTニュース2008/07/07 : ガソリン高騰で「車離れ」始まった 通行台数減り、駐車場に空き」
[不運が幸運をもたらした]
◎しかし、不運が彼らに幸運をもたらした。その不運の持ち主は、アメリカ発の世界的同時多発不況(世界恐慌とも言える代物)である。
[ガソリンが暴落]
◎そのおかげで、最高価格の半値にまでガソリンが暴落している。消費者にとっては有り難いとも言えるが、それをもたらしたのが世界的不況なので複雑な気持ちだろう。
参考資料→「原油価格どこまで下落するのか 新年ガソリン80円台の可能性も(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース」
[地方にとって深刻な事態]
◎ガソリンのあの高騰は、車が命、必要不可欠、足の、地方にとって深刻な事態だったようである。打撃は都会よりも地方に大きな被害をもたらした。
参考資料→「ガソリン高騰 県民生活への影響大 日銀鹿児島支店まとめ 代替交通機関なく / 消費者ニュース 値上げ↑・値下げ↓ / 西日本新聞」
[高齢者が増える時代]
◎今日本中に高齢者がどんどん増えていく時代である。特に、地方で車を持たない高齢者に対しての対策として、今日は「観光タクシー」と「生活タクシー」の提案をしたい。
[タクシーで名所巡り]
◎実は、私自身が車を持たないので、特に感じるのだが、タクシーで名所巡りが気軽にできるように行政で整備して欲しいと願う。団塊世代が第一線から退いて、第二の人生を楽しむ時期に来ている。
[大きな楽しみは旅と食]
◎第二の人生での大きな楽しみは旅と食であろう。ということで、それをかなえさせるためにも、市町村の観光課や観光協会が取りまとめて、駅を拠点に、四季折々のルートを作成して、ネット上に上げてはどうだろうか。それらを一括する「観光タクシーサイト」を立ち上げるのもよいのでは。
[観光タクシー]
◎とはいえ、観光タクシーは、すでに大きな駅では存在する。が、日本全国あらゆる地方駅で、観光タクシーが利用できるように整備して欲しい。
参考資料→「伊豆・下田の観光ガイド<下田市観光協会> 観光タクシーでまわる伊豆めぐり」
[観光立国を宣言]
◎ことに、日本は観光立国を宣言したのだから、それを推進するのは有意義なことではないか。それが地方の活性化にもつながる。
参考資料→(私のブログ)「造幣局の通り抜けで感じた思い」
[のんびり旅と地方独特の食べ物]
◎高齢者は名所旧跡はある程度経験した。だから、彼ら(私も含めて)はゆっくりのんびりの旅と地方独特の食べ物を期待する。その地方を知り尽くした地元の観光タクシーによって、団体旅行では味わえない旅を願う。
[高齢者への恩恵]
◎しかし、それではその地方の高齢者には恩恵がほとんどないので、それと同時に、生活タクシーの新設をも提案したい。
[生活タクシー]
◎「生活タクシー」とは、宅配便(配達と受け取り)、郵便(配達とポスト投入)、新聞配達、乗り合いバス、買い物代行、などなどをすべて行う生活者の手足として活動する車と定義する。
参考資料→「父母の死後、20歳で社長に。「子育てタクシー」に夢を託す」from"日経ビジネスオンライン"
参考資料→「全国デマンド交通システム導入機関連絡協議会」
[ケータイを無料配布]
◎できたら、高齢者には全員ケータイを無料配布して、生活タクシーとはそのケータイでやり取りする。乗り合いバスや宅配便は予約制とするために。特に、高齢者の孤独死が心配である。その意味でも、行政による無料配布を期待したい。
[業務者は公務員として]
◎生活タクシーの業務者は、公務員として役所が雇ってもいいし、自営業として行政による許可を与えてもいいのではないか。
[行政が車を用意]
◎乗り合いタクシーを兼ねるので、車はワゴン車と言うことになるだろう。そのような車が用意できないは業務希望者には、行政が用意して、運転者として雇う方法もあろう。
[過疎地に限っての許可]
◎といっても、多分、現状の法律では生活タクシーは許可されないだろうから、過疎地に限っての許可を与える形で認可する。
[観光タクシーが生活タクシーを兼ねる]
◎地方では、観光タクシーが生活タクシーを兼ねるのがいいのではないかと思える。そのわけは、地方においては観光タクシーだけでは、生計が成り立たないだろうから。
[都会でも生活タクシーの需要]
◎もしかすれば、都会でも、生活タクシーの需要がかなりあるかもしれないなとも思える。都会では、車を所有しない人々が増えているようであるから。
[カーシェアリング]
◎都会では、これからは車を所有しないで、カーシェアリング(車の共同所有)が大きく伸びてゆくかもしれない。ガソリンスタンドやレンターカー会社がその業務を兼ねるのは如何だろうか。
[ご用聞き的生活タクシー]
◎しかし、都会の高齢者にとっては、車の共同所有よりも、便利屋的、ご用聞き的生活タクシーの方が有り難いのではないだろうか。
[タクシーの認可制度の改正]
◎そういう意味では、今や都会においては過剰気味であるタクシーの認可制度を改めて、観光タクシー、交通手段としてのタクシー、生活タクシーとに業務分担をしていくのも一つの方法ではないか。
[タクシー業務の細分化]
◎都会では、それ以外にも、特殊なタクシーとして、介護タクシーがある。これをも含めて、タクシー業務の細分化をして、それぞれに違う認可を与える制度に改正することをお勧めしたい。