真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

売上好調なコンビニは日常生活便利店

[コンビニ売上好調]
◎今日(2009/01/22)来た、メルマガの中にあった「デパート、初の"逆転"を許す - タスポ効果でコンビニ売上好調 | ライフ | マイコミジャーナル」(2009/01/21)という記事を読んだ。

日本フランチャイズチェーン協会20日発表した2008年のコンビニエンスストア主要11社の売上高は、全店ベースで前年比6.7%増の7兆8,566億円で、百貨店売上(7兆3,813億円)を追い抜いた。1998年の統計開始以来初の「逆転」となる。
[百貨店売上高、12年連続減]
◎また、昨日来た「百貨店売上高、12年連続減でコンビニ逆転確実か - 景気悪化で衣料品振るわず | ライフ | マイコミジャーナル」(2009/01/20)という記事も合わせて読んでみた。
日本百貨店協会が19日発表した2008年の全国百貨店売上高(既存店ベース)は前年比4.3%減の7兆3,813億円で、12年連続で前年実績を割り込んだ
[百貨店は斜陽産業]
◎1976年(32年前)に「スーパー」に売上高で抜かれた百貨店は、今度は「コンビニ(コンビニエンスストア)」にも抜かれてしまった。百貨店は完全に斜陽産業である。バブル崩壊とともに西空に消えかかろうとしているのだろうか。
[身近な日用品を揃えるコンビニ]
◎私の感じでは、主に贅沢品を扱う百貨店が、身近な日用品を揃えるコンビニに負けたという感想である。
参考資料→(私のブログ)「正月に妄想したファッション館」
[コンビニは、身近にある日常生活便利店]
◎私の感覚では、スーパーと違って、コンビニは、身近にある、日常生活便利店である。急に何かが欲しくなったときに、とても便利である。近くのコンビニ(セブンイレブンとローソン)2店舗はともに24時間営業である。
[手持ちがないときコンビニはありがたい]
◎例えば、香典袋が必要になったが、手持ちがないときなど、コンビニはありがたい。そういう点で、コンビニは商品陳列をすごく研究している。
[ミニ博物館]
◎コンビニと比較できるのが、「百均」店である。こちらは、ミニ博物館かと思えるような品揃えである。日用雑貨が所狭しと並べられている。珍しいもの、面白いものを発見する楽しみを味わえる場所でもある。
[ご近所で貸し借り]
◎醤油などを切らしたときや急に何かが必要になったときには、もっと昔であれば、ご近所で貸し借りをした。今でも、テレビマンガ、「サザエさん一家」では、そのような風景に出会える。
[ご近所づきあいに代わるコンビニ]
◎だが、そのようなご近所づきあいに代わって、私は、コピーやファックスをするときには、コンビニに走る。妻は時たま、口座の残高不足で、電話代などが引き落とされなかったときには、振り込み用紙を受け取ると、コンビニに駆け込む。
[荷物を送るときコンビニに持ち込む]
◎あるいは、普段はスーパーで買う牛乳が、その朝切らしたときにも、コンビニは重宝する。または、地方に暮らす息子に荷物を送るときにも、コンビニに持ち込む。
[サービスを提供する店]
◎このようなコピー機の設置、荷物配送窓口など、商品を売るのではなく、サービスを提供する店としての役割もコンビニは担っている。我が家では、そのようなサービスの方を頻繁に活用する。
参考資料→「外出先、コンビニで必要書類をプリントアウトする:小山龍介「快適!ライフハック生活」」
[百貨店利用は心遣いと見栄]
◎話は変わるが、私の母親(生きていれば90歳近い)は、お中元、お歳暮、知人などの訪問時の手土産などは、必ず百貨店を利用した。母親世代にとって、百貨店の利用は、相手への心遣いであった。まあ、見栄も多分に混じっていたが。
[百貨店には権威があった]
◎それだけ、当時は百貨店には権威があった。包装紙がどの百貨店の品物であるかを象徴していた。また、百貨店の中でも、格の違いがあった。特に重要な目上には、買いに行く百貨店すら選んだ。
[今やデパ地下]
◎が、今時、どれほどの人がその権威や格を利用しているだろうか。若い世代にとっては、「デパ地下」(fromWikipedia)という言葉の方が馴染みがあるだろう。以前テレビドラマがそれをうまく表現していた。
[少々品の良い食品]
◎今でも、私の妻は、都心に出かけると、デパートで、食材やお菓子(デザートやスィーツ)や出来合いの食品を買って帰る。つまり、近くの店では手に入らないような、少々品の良い食品を手に入れてくる。
[使い分け]
◎だから、我が家では(多分どの家でもだろうが)、スーパーと、コンビニと、デパートは使い分けられている。
[デパートはよそ行きの店]
◎ほとんどの食品、日用品はスーパーで買い物をする。コンビニは急に必要になったが、今手元にないものを買いに走る店である。日常のスーパーやコンビニに対して、デパートはよそ行きの店である。
[取扱(仲介)窓口]
◎しかし、私はコンビニに、日常生活へのサービスを提供する店としての役割をもっともっと果たして欲しいと願う。さまざまな商品や食材や料理などの取扱(仲介)窓口にもなって欲しいと願う。
[少量販売]
◎高齢になれば、スーパーへ行くのもおっくうになるだろうし、スーパーでは、少量販売をしないことが多い。高齢者にとっては、使い切れない食材を買い込まなければならない。それは、大量の料理を食べなければならないことになる。
[高齢者への配慮をする店]
◎こうした高齢者への配慮をする店であって欲しい。少々割高であっても、便利さを考えれば、利用されるのではないか。
[高齢者や共働き夫婦が利用]
◎実は、駅前商店街なども、高齢者への配慮をする店としてサービス提供方法などを工夫すれば、高齢者や共働き夫婦が利用する気持ちが湧いてくるのではないかとも思えるのだが。
[担当者が商店街を回って代わりに買い物]
◎例えば、電話やネットで注文を受ける窓口を特設して、担当者が商店街を回って代わりに買い物をして、それを配達するなどは如何であろうか。
参考資料→(私のブログ)「観光タクシーと生活タクシーとタクシー業務の細分化」