真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

LinuxはWindowsを超えることができるだろうか

["OS"として"WindowXP"]
◎私の今のパソコン(DELL製のデスクトップ)は、買ってからもう一年半を超えた。そこには、"OS"として、"WindowXP"が入っている。
[Windows3.1から使い続ける]
◎"OS"の"Windows"は"95"(1995年)の時(厳密にはWindows3.1)から使い続けている。だから、無意識的にでも操作できるほどに、それに馴染んでいる。
[次には"OS"は"Linux"に]
◎でも、このパソコンが壊れたら、次には、"OS"は"Linux"にしようと考えている。今まで惰性で、あるいは当たり前のこととして、"Windows"を使ってきた。"Windows"を使わないことへの不安の方があったくらいである。
["Windows"(とマイクロソフト)への反発]
◎では何故と思われるかもしれないが、私に確たる理由があるわけではない。が、漠然と"Linux"の方が良いような気がする。さらに"Windows"(とマイクロソフト)への反発もある。
[バージョンアップの度に高いお金]
◎その反発とは、バージョンアップの度に、高いお金を払わされてきた。その時には、税金を払うように、仕方がないよなと思いつつ、次はどんな機能が追加されたのだろうかという大き期待に打ち負かされた。
["Vista"は極めて評判が悪い]
◎ご存じのように、Windowsに関しては、"XP"の次に、"Vista"が登場した。が、極めて評判が悪い。だからだろうか、まだ"XP"もが健在だというのに、もう"Vista"の後釜"7"を投入しようと、大いに宣伝を始めている。
["Vista"にも"7"にも全く興味なし]
◎しかし、私は、もはや"Vista"にも"7"にも全く興味がない。とはいえ、"Vista"が登場したときに、次にはこれを買うことになるのだなと思い、その説明をいろんな所(記事)で読んだ。
[もう目新しいものが何もない]
◎その時の第一印象が、「もう目新しいものが何もないな」、であった。「もう行き着くところまで行き着いてしまったのだろう」と思えた。これが次には"Linux"に変えようと決意した理由の一つである。
["Windows"を使う必然性]
◎つまり、"Windows"でなければダメだ、"Windows"でないと困るという、"Windows"を使う必然性が消えてしまった。
[Linuxに関して無知]
◎とはいえ、実は、私は、Linuxに関してほとんど無知である。そこで、Linuxに関する基本的な説明があればと思って、日頃注意を払っている。
[ネットブックLinux]
◎そこへ、最近、「ネットブックでLinux(第56回):塩田紳二「モバイルトレンド」」という記事を見かけたので、読んでみた。

できることという点ではXPもLinuxも同じ。あとは、どっちが手慣れているかということでしょうか。また、OSとしてみると、同じハードウエアならLinuxの方が軽快に動きます。
[XPもLinuxも同じ]
◎「できる点ではXPもLinuxも同じ」、という説明を読んで、大いに心を強くしたところである。しかも、「Linuxの方が軽快に動く」とあるので、ますます、次にはLinuxにしようと決意を固めた。
[コモディティ化]
◎今後の"OS"の課題は、「いかに誰でも簡単に扱えるようにするか」という「コモディティ化」(fromWikipedia)への道だけであろうという感想を持った。
[個性の喪失]
◎なお、「コモディティ化」とは、「商品がメーカーごとの個性を失い、消費者にとっては何処のメーカーの品を購入しても大差ない状態」(fromWikipedia)になるこである。
[成長が止まって成熟]
◎子どもはすくすくと成長するが、いずれは大人になり、成長が止まって成熟する。「コモディティ化」とは、そのような「成長が止まって成熟」することである。成長とは、質的な変化である。
["Windows"と"Linux"]
◎"Windows"と"Linux"との間に、優位差、性能差、質的違いなどがなくなり、どちらを買ってもほとんど差がない状態「できる点ではXPもLinuxも同じ」になることである。
["Windows"の優位性があまりない]
◎だから、マイクロソフトにとっては、儲け頭の"Windows"の地位が大きく落ちてしまうことになる。"Windows"の優位性があまりなくなるのだから。
["Linux"が優位に立てる可能性]
◎逆に、"Linux"はオープンソースであるだけに、それだけ安く製品化ができる。となれば、これからは、"Linux"の方が優位に立てる可能性が高くなる。
["Linux"は急速に普及]
◎もはや"Windows"が強敵ではなくなったとすれば、"Linux"は急速に普及し始めるのではないかと予想する。
参考資料→「インストール完全ガイド Fedora 10」from"ITpro"
参考資料→「Linux 」from"ITpro"
["Windows"への信仰心が厚い]
◎しかしながら、日本では、"Windows"への信仰心がことさら厚い。その結果、よその国では、ネットブックに、"Linux"を使うのに、日本でだけ、"Windows"版がはびこっているといういびつに状況となっている。
[パソコン本体のコモディティ化]
◎"OS"の「コモディティ化」と同時並行的に、パソコン本体の「コモディティ化」も進んだ。その先鞭をつけたのが、台湾の"eeePC"であった。
[海外メーカーに日本市場を食い荒らされる]
◎この点においても、日本のパソコンメーカーは、「コモディティ化」が読めずに、差別化、多機能化へと突き進んでいった。結果、海外メーカーに日本市場を食い荒らされてしまっている。
[ケータイにおいてアプリの多様化が勝負]
◎ケータイにおいても、日本勢は同じ轍を踏むのではないかと危惧する。日本はケータイにおいても、多機能化を目指しているようだが、iPhoneに代表されるように、ケータイ本体の多機能ではなく、そこへ組み込まれるアプリの多様化が勝負を決するように思える。