真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

「ホワイトノイズ」あれこれの覚え書き

前回「「アイソクロニック音」と「ホワイトノイズ」と「音楽療法」の関係」という題名で「ホワイトノイズ」などについて書いた。
それでさらに知りたいと思った。以下の文章は、「ホワイトノイズ」をネットで調べていて手に入れた情報である。単なる覚え書きでまとめてはいない。
参考資料⇒「音楽療法あれこれ/アルファ波/音楽で治す/精神疾患/倍音/波動・笑顔」のサイトからたくさん情報を頂いた、感謝、感謝。
◎「ホワイトノイズ(White noise)」、「白色雑音」とは、「テレビの砂嵐時のような音で、不規則に上下に振動する波/非常に不規則なノイズ」である。
◎「ノイズ」は、専門用語として、「一般に期待していなかった愉快でない、あるいは望ましくないものと見なされるランダムあるいはそれに近い現象」といえる。
◎ある種のノイズは有害である。騒音公害を引き起こすこともある。
◎「ノイズ」に対して、「音」は、「一連の秩序を持った振動」である。
◎波の音は聞いていても飽きない。それはあらゆる周波数の音が含まれているからである。
◎ホワイトノイズの効果。基本的には不都合な周囲の雑音のマスキング/騒音を消す。
1)安眠のサポート/睡眠障害(不眠症の予防)への対策
◎気になる音を大幅に減少してくれる。ホワイトノイズはいろんな音(あらゆる周波数帯を含んだノイズ)から出来ているので、何の音なのか認識のしようがない。その結果、周囲の音が気にならなくなる。音をマスキングする柔らかなノイズを聞くことで、眠りに入りやすくなる。
2)赤ちゃんの夜鳴き対策
◎赤ちゃんが泣き止まないとか寝ない時に聞かせるスーザー(Soother/ホワイトノイズの低音を強調したピンクノイズ)という音は、イギリスで開発され、日本でもCDですでに10年以上も前から売られている。
◎単調な音の繰り返しが、眠気を誘う何らかの一定のリズムで繰り返される単調な音は、睡眠の助けになる。昔から子どもを寝かしつけるための子守歌は、単調なメロディーの繰り返しが多く刺激が少ないために、聞いている子どもにとっては刺激が少なく、安心するとともに退屈してくる。この退屈が脳を沈静化させ、眠りを誘う。
◎大人の心臓の音に、赤ちゃんの泣き方を抑える効果がある。 大人の心臓の音を聞かせるグループ(心音群)、ホワイトノイズのグループ(ホワイトノイズ群)、それに、比較対照のために何も聞かせない無音のグループ(無音群)の3グループに分けた
心音群は無音群に比べると泣いていないが、ホワイトノイズ群はさらに泣いていない 。
◎これ以外にも、掃除機の音、蛇口から流れ落ちる水の音、ドライヤーの音、楽器で言うとトライアングルの音でも効果があるらしい。
3)感覚器官が鋭敏になる
◎感覚を遮断すると感覚器官が鋭敏になるが、無意味なホワイトノイズが音をマスキングするので、ある程度聴感覚遮断効果が得られる。
4)耳鳴り対策/耳鳴り低減
耳鳴りは耳が鳴っているのではなく、脳の聴覚皮相の過敏反応で起きる。そこで、耳鳴りから関心をそらすため、ホワイトノイズが有効である。
5)偏頭痛対策
6)リラックスする
◎ホワイトノイズを聞くことによって脳波がアルファ波に変わる。8〜12ヘルツ/1秒で振動する電磁波(音・光・磁気)を受けると、共鳴現象が起きて脳波が同調し、α波となってリラックスする。
7)痛みの緩和
8)気づきの効果
9)意識の向上
10)自然に健康状態が改善される。
11)他の仕事や作業にも良い効果がある。
12)基本的に、あまりに静かな部屋を落ち着かせるために使う。
13)ホワイトノイズを鳴らしておくことで電話を盗聴されないようにする。
14))集中力のアップ(向上)
◎脳は「自分と関係がある情報」を無意識に捉える傾向がある。不意に生じた音にも「自分とは関係があるのか、ないのか?」という判断を瞬時に行ってしまう。より高い集中力を得るためには、不意に生じる音を消さなければならない。
15)神経系を刺激する
1)〜15)までのすべての効果に通底する現象は何だろうか。それは脳の働きをアイドリング状態に保つことではないだろうか。
◎耳に入った音をそのまま聴いているわけでなく、他の情報、過去の経験などと照らし合わせるなどの脳内処理を経た後、最終的に音として認識する。
◎時計のように厳密なリズムで生活していると退屈し、マンネリとなって、元気をなくしてしまう。しかし、まったくデタラメなリズムでもストレスが生じ、やはり神経がまいってしまう。
◎植物に、オルガンを用いたバッハの『コラール前奏曲』と、インドのシタール音楽を流してみた。バッハの場合、音源のほうに35度も傾き、シタールに至ってはほとんど水平に近いくらい音源に向かって伸びた。
◎すべての物質は固有の振動数を持つ。同じ振動数の音を与えると、共鳴して振動する。振動すると、根からの水分の吸い上げ量が増える。その結果、光合成が活性化される。
◎情緒の安定などに効果があるとされる音楽療法で、血液中の「ストレスホルモン」が減少する。ストレスを感じた時に分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)濃度を比べた。ほとんどの被験者でACTHが半減、ノルアドレナリンコルチゾールなど、他のストレスホルモンも大半が減少傾向を示した。
◎高い周波数成分が豊かなインドネシア民族音楽を聴いた人の脳にはアルファ波(α波)脳波が強く表れた。高い周波数の音には意識をリラックスさせる効果がある。
◎バイオリンとフルートの音色がもっとも視床下部を刺激する。 聴いている時は「視床」や「脳幹」といった脳の奥での血流が増加している。
◎人間の脳波には快適な時や休らいだ時にアルファ波が出る。 アルファ波は快適と感じるときに表れる。
低周波空気振動による公害の症状は不眠、頭痛、吐き気や目眩、イライラ、自律神経失調症である。それに耳鳴りや咳、等の感冒症状も加わる。
◎原因は、耳や騒音計には全く感知しない低周波空気振動である。20ヘルツよりも低い低周波は、耳に聴こえないが振動として伝わる。低周波は、車のエンジンやボイラー、工場や工事現場などから出てくる。
参考資料⇒「自然音」(イージーリスニング)from"アマゾン"