真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

家族、親族の結び直しを加速するソフトや製品

以前(2009/06/02)に、"血縁、地縁、知縁"(in真夢人日記)という記事を書いた。そこからの引用。
『所で、私たちは何によって、縁を結ぶのだろうか。血(親族など)のつながりを基準にする血縁。地域社会、住む土地によってつながる地縁。最近では、好み、趣味によるつながり知縁(はてなキーワードに四つの「チ縁」が記載されている)が盛んである。これを称して三ち(血地知)一体。』
家族などの血縁関係が、離れ離れになっても、再度、結び合える方法が、ネットの時代に到来してきた。それについて、今日は書いてみたい。
我が家は、6人家族であるが、その内、3人(東京、沖縄、ニューヨーク)は巣立ってしまった。でも、連絡は、"Line"で取り合っている。
というよりも、今日はこんなことがあったよ。とか、プリンタ欲しいけどなにかいいお勧めある?。とか、各自の話題を放り込む情報箱になっている。
それに対して、感想や、意見や、アイデアや、提案などが、すぐさま投稿されてくる。全員が見ている。以前よりも心のつながりが強くなったみたいである。
今の時代での必需品は、このグループで連絡しながら、使い合う、編集し合う、組み立て合う、さまざまなソフトだろう。
"Line"は、一対一でも使えるが、我が家のように、家族間での連絡帳的な役割も果たせる。以前は、その役目をメールが果たしていた。
もっともっと以前は、冷蔵庫の扉がその役目を担っていた。時には、固定電話の録音機能がその役割を引き受けたこともあった。
しかし、メールは、一対一でのやり取りになりがちである。"Line"は、その点、一対一でも、グループ間での情報のやり取りがとてもやりやすい。だから、今では、家族間で、メールのやり取りをすることはなくなった。
これらを可能にしたのは、スマホ(スマートフォン)の普及だともいえよう。携帯電話では難しかったに違いない。
"Line"が、こんな使い方ができるのかわからないが、担任がクラスでの連絡帳に使うこともできるだろう。
メールではなく、動画であれば、我が家ではまだ利用していないのだが、動画投稿サイト"Youtube"では、限定公開という設定があるので、家族間だけ公開するという設定にすれば、孫の動画などを、祖父母などにだけ見せられる。
私にとって、もはやテレビが娯楽の座を占めるのではなく、"Youtube"がそれを奪いつつある。"Youtube"には、ありとあらゆる動画が投稿されている。私は、網戸の張替えに挑戦した時には、"Youtube"にアップされたお手本を見てから実行した。
私は、"Youtube"が、Googleが所有するソフトやサイトの内で、最も重要な財産だと思っている。
実際にあるかどうか知らないが、"Youtube"の所有する動画を紹介する、専門サイトがほしい。丁寧にジャンル分け(教育、音楽、動物、音、講座、時事、ニュース、映画紹介、などなど)をし、レビュー(感想)を載せ、自分が今まで見た履歴を保存でき、などなど。
画像に関しては、Googleでは、"Picasa"という画像アルバムソフトを提供している。音楽のアルバムソフトとして、アップルの"iTunes"が有名であるが、"Picasa"はその写真版である。
Picasaでは、ウェブアルバムと言って、写真をクラウドにアップもできる。このPicasaウェブアルバムは、Youtubeと同じように、限定公開という設定を有している。
家族間、あるいは親戚間でも、動画は、"Youtube"にあげて、画像は、Picasaウェブアルバムにあげれば、"Line"のように、家族間、友達間、グループ間で、交換、共有できる。あるいは、同友会で、写真、動画、情報を、交換共有できる。
これらを身近なものにした立役者は、デジカメ(デジタルカメラ)であろう。今のカメラには、当然のように、動画撮影機能が搭載されている。
情報に関しては、"Google"のソフトに限定すれば、"GoogleDrive"に、限定共有という設定がある。これは主に情報を扱うクラウドなので、情報のグループ内での限定共有ができる。
後は、音声のやり取りであろう。"Line"は、音声のやり取りもできるが、まだ、携帯ほど簡単気軽にできるまでには至っていない。
要するに、どれほど簡単気軽に利用できるかどうかが普及の鍵である。