真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

高齢化を考えるとスーパーの通販化が流れ

最近、お米も通販で買うようになった。昨日も、アマゾンでお米をカートに放り込んだ。それまでは、近くのスーパーで買っていた。
お米は買う店を決めていた。理由は、お米は品質が食べてみるまでわからないからである。店の信用、店の扱う銘柄をよく知っているので安心だった。
追記)近くの米の卸元が、不当表示(銘柄の偽装)を社員に告発されて、倒産したことがある。「「米卸会社「日本ライス」(東大阪市)が「福井県コシヒカリ100%」と表示しながら、他県産古米や規格外の「くず米」を袋詰めし販売した」」
それに対して、通販では、その店は信用できるのかどうかがわからなかった。安いものだったら、チキショウ、やられた。で終われる。
だけど、お米では、シマッタでは済まない痛手だ。ところが、最近は、必ずと言っていいほど、購入者のレビューが載せられているので、それを頼りに判断できるようになった。
そのレビューもほぼ信頼出来る感じがする。サクラもないとはいえないだろうが、正直な評価の中では際立ってしまう。逆に、信用されなくなるだろう。
ということで、最近(今年の8月末)、思い切って、アマゾンからお米を買ってみた。安いお米が載せられていたので、そのレビューを読むと、これは行けそうだと感じて、思い切って、ポチった。
昨年産だが、茨城県産のこしひかりが送料込みで、1450円である。これは驚きの価格であった。不安混じりで、炊いて、実際食べてみると、美味しかった。
私の買うスーパーでは、お米がまあ美味しいといえる銘柄は、1880円くらいが普通である。たまに、特売(1680円〜1780円)をするが。
それと比べても、味の面で引けをとらないお米だった。それで、味を占めて、2匹目のお米を買おうとすると、もうその商品は販売されていない。
アマゾンでは、同じ品物が、ころころ値段が変わる。多分、楽天とか、売れ行きとか、送料無料とか、を比較しながら、値段を動かしているのだろうが。
生鮮食料品ならばとにかく、もうかなりの商品が、通販で買えるようになっている。その生鮮食料品でさえも、実店舗を構えるスーパーが通販化していることが多い。
私も、実店舗の利用がどんどん減っている。以前大阪駅前のヨドバシカメラへは、月イチ程度で通っていたが、今では半年に一度ほどである。
しかも、ほとんどが、実物の確認、新製品の下調べが主な目的である。もはやウインドショッピングですらない。
購入者の高齢化を考えると、スーパーの通販化が流れだろう。実際、通販サイトを利用する高齢者を優遇(ポイントを増やす、割引するなど)するスーパーもある。
そこで、スーパーが、高齢者向けに自店舗の通販サイトがプレインストールされたタブレットを無料配布してはどうだろうか。
といっても、通信事業者への同時加入を条件として。そして、実店舗での、2時間の講習時間付きで。これなら、スーパーに負担はないだろう。
通販サイトを立ち上げているならば、必ず専用スタップがいるだろうから、大きな負担にはならないはずだ。
これからの実店舗の生き残りは、実店舗と、ネット店舗の二刀流だろう。そうすれば、実店舗での売れ残りは、ネットで安売りして、知名度をあげられる。
一時一世を風靡した、グルーポンがしたように、赤字であっても、知名度向上のための経費と見たら、ありだと思える。
これからは、そんな場合に、送料を如何にうまく抑えていくかが、知恵の出しどころだろう。
郵便も、これから宅配事業に、本格的に乗り出すのではないかと思える。そうすれば、高齢者が、小遣い稼ぎと、運動とを兼ねて、ご近所の宅配を請け負うという選択もありであろう。
参考)佐川急便「アマゾン切り」の理由 「採算がとれないと判断」? : J-CASTニュース
あるいは、新聞販売店が、宅配を請け負って、配達員をそちらの配達にも従事してもらう。とすれば、朝から晩まで、ご近所の地図をよく知った、配達員が専業で仕事ができるようになる。
注)新聞配達員:時間当たり1000円が目安。準備〜配達終了まで所要時間は2〜3時間が基準。朝刊のみの100部くらいで月収4万ほど。