真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

小保方晴子さんは可愛いのでかばいたい。

もちろん、小保方晴子さんとは、世界で初めて万能細胞(STAP細胞)を発見したということで話題となった、あの女性のことである。
参考)小保方晴子とは - はてなキーワード
なんで今頃、こんな旬をはるかに過ぎ去った話題を、と思われるかもしれないが、唐突に、思い浮かんだ話題なので、今日は、これを取り上げたい。
注)もちろん、取り上げたのは、"小保方ユニットリーダー 一研究員に NHKニュース"のようなニュースが流れたからだが。
私は、当時、stap細胞の発明?発見?のニュースに接して、これはどえらい話題だと感じた。が、ほどなく、彼女が発表した論文に数々の不備があるので、彼女は叩かれまくった。
でも、偏見かもしれないが、小保方晴子さんは可愛いので、私はかばいたい。ということで、その線に沿った話の展開をしてゆく。
私は、まず始めに、研究者としての小保方さんと、論文執筆者としての小保方さんを分けて考えたい。であっても、学問界では、研究者が論文をも執筆しなければならない。
とはいっても、偉い教授の論文は、部下(に該当する研究者たち)が代筆していることも多いという噂は飛び交う。あるいは、部下の研究成果を自分の成果として発表することもままあるとも聞く。
ともかくとして、私としては、彼女の研究者としての能力と、論文執筆者としての実務能力とを分けてみたい。
例えば、研究者としての本田宗一郎と、その相方の藤沢武夫。この二人の二人三脚ぶりはとても有名であった。
藤沢武夫は、本田宗一郎の名参謀と言われ、本田は、藤沢に実印と会社経営の全権を委ね、自らは技術者に徹していた。引用from"藤沢武夫 - Wikipedia"
また、芸能界では、美空ひばりと彼女のお母さん。宮沢りえと彼女のお母さん。美空ひばり宮沢りえが、表舞台に専念できたのは、彼女らのお母さんがたの奮闘が大きかった。
参考)参考としたが、内容的にはあまり関係がない。安藤美姫さん、福原愛さん、宮沢りえさん…「ステージママ」の娘たちの苦悩:日経ウーマンオンライン【トレンド(ライフ)】
また、一般的に、芸能界では、芸能人にはマネジャーがつく。マネジャーは、仕える芸能人の裏方をし、裏舞台を取り仕切る。
また、文芸界では、確立した作家は、文章を書くが、その生のままが出版されることはまずない。それを編集者が誤字脱字、文書の一貫性、筋の不自然さなどなどを細かくチェックする。
というわけで、論文執筆者としての実務能力(データの記録記入、写真の撮影とそのデータの分類など、さまざまな器具の取り扱い、パソコンの操作能力などなど)に、極めて大きな不手際があったからといって、それが、研究者としての能力をも否定する根拠にはならないと、私は思う。
今回のような、世界をアッと言わせるような論文ならば、何人ものプロが推敲して、点検して、不備を事前に回避すべきであったろうに、と思える。
そのでなかったのは、功を焦りすぎたという他はないのではないか。そういう意味では、その研究所のシステム(組織)的な不備をも浮かび上がらせたのだと思う。
注)このページで書いたのと同様の趣旨を、私はすでに書いていた。"小保方氏と、相棒と、組織と。 (2014/04/11)"from真夢人日記