真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

情報の電子化

[一大知識体系を構築]
◎"Google"は図書館の書籍を電子化する計画を立て、多くの著作者から訴訟を起こされて、再開が危ぶまれている。とにかく、 "Google"は全世界の情報をデジタル化した上で、検索対象にし、一大知識体系を構築しようともくろんでいる。
[大学で資料が電子化]
◎日本では、多くの大学で、資料が電子化されて、一般公開されている。例えば、"電子化資料リンク集"、というサイトである。
なお、"電子化された日本語テキスト"、というサイトもある。
[新聞の特集記事をスクラップ化]
◎話を少しそれるが、今や、ニュースや情報は、"ネットで"という時代である。そのあおりで、新聞社の新聞発行が危ぶまれている。それで提案なのですが、新聞の特集記事をスクラップ化(スキャンして電子化)する。それをネット上のホームページ(新聞社のネット上サイト)でダウンロード販売をする。
[紙新聞は特集記事で勝負]
◎例えば、朝日新聞天声人語を、3ヶ月分まとめてダウンロード販売する。新聞は雑誌化すべきだろう。ニュースはネットに譲って、紙新聞は、ネットに流さない"特集記事で勝負"しては如何だろうか。
[ダウンロード販売は個人でも出来る]
◎ネット上のホームページでの、ダウンロード販売は個人でも出来る。例えば、山登りが好きで、登山中に、山の風景や、鳥や花のスナップ写真を貯め込んおられるかもしれない。もしそうならば、それを電子化して、電子出版されては如何だろうか。
[情報の電子化は共有化]
◎情報の電子化はある意味、情報の共有化である。個人内に仕舞い込んでいる限り、共有は難しいが、いったん電子化すると、たやすく共有化できる。ネット内は情報共有社会主義でありたいものだ。とはいえ、無料でなく、少額の有料であって構わないと思うが。
[世界中で保存閲覧可能]
◎電子化は、共有化(インターネットによって)をたやすくする。しかも、情報は世界中で閲覧可能となる。しかも、おそらく、電子化された情報は未来永劫保存可能であろう。
[現在と未来のみんなのために]
◎皆様も身の回りのものを、音や映像という形でさまざま電子化(デジタル化)して、ネット上にアップされては如何だろう。現在と未来のみんなのために。今、ネット上には、それらを受け入れるサイトが続々と登場している。例えば、動画サイトは最近ニョキニョキ生えてきている。
[森林伐採を食い止める]
◎電子化、ペーパーレス(paperless)化は、自然破壊(森林伐採)を少しでも食い止めるという点で大きく貢献できる。紙であれば、保存が大変(ものすごい場所を占領する)だし、何十世紀も保存させ続ける(腐敗などが発生)のは不可能にも近い。
[紙回覧は過去の遺物]
◎ビジネスの場でも、会社全体や幾つも組織を串刺しする連携や協同作業の手段として、あるいは情報の共有とやり取りには電子化が当たり前になっている。紙での回覧は過去の遺物となりつつある。
[電子化の先]
◎電子化の先にあるものは何であろうか。電子化の大きな利点は、地域格差の解消、解消とまでいかなくても、格差の縮小があげられる。電子化すれば、大都会でも田舎でも、日本でもアフリカの奥地でも、ほとんど瞬時に世界中の情報に接続(アクセス)できる。
[電子店舗は全世界から訪問可能]
◎電子店舗であれば、北海道の果ての店舗(?実は北海道の果てにいる人がネット上に開いている店舗)を沖縄の人が好きなとき(24時間OK)に訪問でき買い物ができる。もちろん品物は電子化できないが。
[カルテ情報の共有]
◎例えば、紙カルテでは、作成した病院でしか参照できない(参照不可能ではないにしても)。しかし、電子化すれば、その人が日本からアメリカに赴任しても、そのカルテは参照可能である。これによって、情報格差(個人所有)の解消・縮小(情報共有化)をはかれる。
[配布の手軽さ]
地域格差の解消や情報格差の解消は、配布の手軽さともいうべきものから来る。紙カルテ、紙新聞、現実店舗、紙写真は、コピー(複製)が必要である。そしてそれを人手によって配達しなければならない。
[低コストで実現]
◎例えば、紙新聞であれば、版を組んでそれを印刷して、販売所に配達して、配達員が各戸に配ってという配布が必要である。がしかし、電子化すれば、印刷・配達が不要になる。それだけ低コストで実現できる。
[手段の統合で誰もが入手可能]
◎それともう一つ手段の同一化・統一化。手段を電子に統一することによって、その入手手段(パソコンとインターネット接続)を持てば、誰でも(とはいえ情報保護のため当然制限を設けるが)入手可能となる。
[手段の多様化]
◎しかしそのことによって、紙カルテ、紙新聞、現実店舗、紙写真が現実世界から消えてなくなるわけではなく、並行して存在するだろう。つまり、手段の多様化も同時に発生する。多用な手段を利用、使い分けできるようになる。