真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

ブログとSNSとの棲み分け

[家族の動向]
◎私の娘(B型:19才)は、学校やバイトから帰ると、"mixi"を毎日最低一時間は打ち込んでいる。もう一人の娘(AB型:23才)はブログにもSNSにも興味を示さない。私(A型:58才)はもっぱらブログに命を書けている。
[テレビ視聴方法の多様化]
◎話題は飛ぶが、テレビ(番組)は、テレビ受像機で見ること自体がかなり減少している。多様化して、パソコン、ネット上、携帯端末(iPod・カーナビなど)、ケータイ(私のもテレビ機能付き)など、を使ってテレビを見る利用者が増加。
[テレビ視聴時間とネット利用時間]
◎そのテレビ視聴についても、一般家庭で、"テレビ視聴時間"と"ネット利用時間"では、どちらの方が長いと思われますか。今やもうネット利用時間はテレビ視聴時間とほぼ互角である。
[インターネットライフについて]
◎という前振りから、"新しいインターネットライフについて"、と題したアンケートを実施した、カタログ通販の"千趣会"が発表した結果へと視線を振る。
[女性にオンライン調査]
千趣会は、ネットサイトを通じて、20歳〜59歳の"女性"に、オンライン調査を、9月に一週間ほど実施した。なお、その時の有効回答数は1162人である。
[利用目的は情報取得]
◎ネットが"絶対必要"と回答した人は64.3%で、2006年2月の調査結果の55.5%と比べると、8.8%上昇した。 その利用目的を、"情報取得"だと回答した人が、80.7%で最も高かった。
[書き込みするサイト]
◎よく書き込み(コメント)するサイトは、"個人のブログ"で、51.3%であった。その次は、"SNS"で36.5%、"生活情報サイト"が29.3%と続く。その内で、SNSは前回の22.1%から36.5%(14.4%上昇)になっていて、SNS利用者の大幅増加が目立つ。
[SNSの利用状況]
SNSの利用状況について聞いた。"利用したことはない"が66.0%、"現在利用している"が27.9%、"以前は利用していた"が2.9%となった。
[年代別SNS利用者]
SNS利用者を年代別で見ると、20代が47.2%で最も高い。利用のきっかけは、"友達に誘われたからが"62.9%がトップ。次に"人との繋がりを感じるから"が"33.8%、"無料だからが"31.0%となった。利用中のサービスに関しては、利用者360人中323人が"mixi"だった。
[年代別ブログ利用者]
◎ブログ利用者を年代別で見ると、30代が31.7%で最も高い。しかし、20代では"過去に持っていた"ユーザーの比率が12.7%で最も高いことから推測して、千趣会は、"20代はブログからSNSに切り替えた人がいるのではないか"と分析している。
[20代の特性とSNS利用]
◎今回の結果について千趣会は、"SNSの利用は、20代の若い世代で広がっている。"簡単、手軽、楽しい"、"流行しているから"、という理由で使っている人も少なくない。新しい話題に飛びつく20代の特性をうまく掴めている"と分析する。
[30代以上のブログ利用]
◎"ブログは30代以上での利用が前回の調査に引き続き伸びている。子供の誕生など人生の様々なイベントをきっかけにして、SNSより本格的に独立した個人のサイトを作りたいという気持ちの現われかもしれない"と分析した。
[mixi利用者動向]
SNS"mixi"の利用者数が7月24日に500万人を突破したと発表した。性別比は女性が50.5%、男性が49.5%で、調査開始後初めて女性の比率が男性を上回った。
[SNS利用年齢層]
SNS利用年齢層は10代が8.5%、20代が62.0%、30代が22.9%、40代が4.6%、50代以上が2.0%で、20代だけが際だって突出している。
[ネット利用者の年齢分布]
◎"インターネット白書2006"によると、日本のインターネット利用者の年齢分布は、10代が19.5%、20代が18.3%、30代が19.4%、40代が18.4%、50代以上が24.3%となっている。ネット利用に年代の差はないようだから、"mixi"(SNS)における20代の比率が断トツに高い。
[ブログで自己表現]
◎これらの結果からいえることは、自己表現志向層は、ブログで情報を発信したり、自分自身で作成したコンテンツをネット上に発信する。
[SNSで人間関係を構築維持]
◎それに対して、SNS利用者(20代62.0%/女性50.5%)は、ネット活用能力や技術はそれほど高くないが、SNSで人間関係を構築維持することに関心があるというよう。
[ブログとSNSとの棲み分け]
◎このように、SNSは20代(62.0%)によく利用されるが、30代(31.7%)以降はブログに流れてゆくようだ。これはSNSが人間関係のつながりに重点が置かれているのに対して、ブログが独立した個人的情報発信に軸足を置いているからだといえそうだ。