真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

大阪へ首都機能奪取という妄想

[功名が辻]
◎ほぼ毎週見ているのだが、NHK時代劇ドラマ、"功名が辻"、というテレビドラマが大詰めを迎えようとしている。山内一豊。旦那よりも、奥さん(千代)で有名な人物である。変化が大きい時代だったからこそ、あり得たのだろうが、彼は途方もなく出世している。
[時代の証人]
◎彼は、織田信長(愛知県)に始まり、豊臣秀吉(大阪府)を経由して、徳川家康(東京都)が天下を統一する、その道をずっと通過してきた。時代の証人ともいうべき人物である。
[へき地、江戸に遷都]
◎そして家康は、その時までへき地であった、江戸に首都を移す。へき地であったが故に、自在に自由に、大胆に首都を築けただろう。発想がすばらしい。一から自分で創り上げるという気概だったのかもしれない。
[奈良、京都、大阪が首都だった]
◎しかし、それまでは、もっぱら、近畿地方、関西地方が、具体的には、奈良、京都、大阪が首都であった。近畿は長い長い歴史がある。まあ、この歴史が邪魔をすることも多々あるが。
[首都機能奪取]
◎それをまた、大阪に、別に大阪に限定するわけではない、愛知でもよいし、兵庫(神戸を持つし、大阪に近い)でもよい、首都機能を移す(奪取する)。そういう妄想を描いた。
[巨大地震が日本を襲う]
◎これは別段目新しい考えではなく、もうすでにずいぶん以前からいわれてきている。しかしさらに、巨大地震が日本を襲う可能性が極めて大きい昨今である。首都機能は東京だけでよいのかという思いが強い。
[バックアップは必須]
◎パソコンをいじっている人なら、分かるはずだが、バックアップは必須である。私も今まで何度泣かされたことか。\(◎o◎)/《(;>_<;)》。巨大地震の同時被害の防止という点では、東京からかなり離れている地域がふさわしい。
[副都心を設置]
◎冗長(ジョウチョウ)としても副都心を設置するのは、もはや夢の段階を過ぎている。早急に実現しなければならない課題である。東京しか首都機能がない状況で、東京が壊滅に近い破壊をこうむれば、日本沈没も現実味を帯びる。水没ではなく、経済没落である。
[中国が腹を抱えて笑う]
◎東京が壊滅状態になれば、中国が腹を抱えて笑うだろう、インドも喜ぶかもしれない。もしかすれば、日本の主立った企業の中心機能は外国で、再立ち上げをするかもしれない。中国は喜んで迎え入れるだろう。
[地震が首都の移転を推進]
◎東京が再建されるのを待っていられないといって。外国にまで飛ばずとも、九州あたりに持っていた副機能を本機能として差し替えるかもしれない。地震が首都の移転を推進するかもしれない。
[首都機能とは]
◎所で、首都機能とはそもそも何であろうか。司法、立法、行政、の三権。特に、立法、行政を司る基地を持つ。立法、即ち国会を設置する。中央省庁を周りに配置する。外交ルートとして、外国領事館を近くに設置してもらう。国際空港を近くに設置させる。港、湾がある方がよい。幹線道路も近くを通過していた方がよい。
[何が最優先されるべき]
◎しかし、ちょっと待てよ。今や、インターネットが当たり前という時代である。大画面で、互いに離れていても、間近に話ができる。もはや場所は二の次、三の次という優先順位である。では何が最優先されるべきか。
[システムの構築]
◎最も大事な事柄は、情報を如何に早く大量に集めて、分類し、処理して、必要な部署と連携、共同作業が取れるかということである。もはや場所の近さではなく、連携、共同作業が取れるシステムが構築されているかである。
[首都機能は物理的なものではない]
◎そういう意味では、首都機能は、もはや物理的なものではなく、もちろんそれは不必要というのではないが。もはや物理的なもの、場所も含めて、が最優先されるべきではない。
[連携、共同作業が取れる情報システム]
◎首都機能の内で最重要機能は、連携、共同作業が取れるように構築された(情報)システムだといえよう。そうなれば、第一に考えなければならないのは、システムから出て来た重要事項を最終的に判断するべき政府の主だった人物たちである。
[システム、人、物の順]
◎だから首都機能としてほしいものは、第一は構築されたシステム、その次ぎに政府の要人たち、その後に司法、立法、行政を実行する官僚を入れる箱物である。システム、人、物の順である。
[情報を手入のインフラ通信基盤]
◎しかし、構築されたシステムに必要なのは情報である。そしてその情報を手に入れるためのインフラ、通信基盤である。それを含めての構築されたシステムである。
[変わらぬ機能が果たせる証明]
◎東京が壊滅状態になっても、半日後には首相が声明を世界中に出して、今までと変わらぬ機能が果たせることを証明しなければ、まず日本中が、それからしばらくして世界中が、パニック状態になるだろう。