真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

夢社会

[夢とうつつ(現実)]
◎夢とうつつ(現実)。"うつつを抜かす"。夢とうつつから、うつつを抜かすと、夢だけになる。ゆめを長く引き延ばすと、ゆーめー(有名)になれるのだが。有名になるまでには、夢をどれほど長く持ち続ければいいのだろうか。
[現実社会と夢社会]
◎気になることがある。現実(リアル)社会と夢(仮想・バーチャル)社会。どちらに重きを置くかである。現実社会をより良きものにするために夢世界を持つのか。
[ブログに実況中継]
◎これは誤った解釈かもしれないが、ある少女(高校生)が母親を徐々に薬で殺す様子をブログに投稿していた、という事件があった。あたかもテレビで実況中継を流すかのように。彼女は今もそのことに対して後悔していないという、すでに実況中継という形で公開していたが。
[夢社会のために現実社会があった]
◎彼女は、現実社会と夢社会(この場合はブログ社会)とでは、夢社会のために、現実社会を利用したといえるのかもしれない。現実社会よりも夢社会の方が優先順位が高かった。夢社会のために現実社会があった。だから後悔の気持ちが生まれてこないのかも。後悔は悪夢から覚めた後に出て来る感情だ。
[ブログも夢社会として利用可能]
◎物語世界(小説、童話、民話などなど)や、テレビ、映画、ゲーム(テレビゲーム)、そしてインターネット世界(ブログも含む)などは、夢社会として利用できる、夢社会にしてしまえる。夢社会そのものかもしれない。とはいえ、現実社会も夢の中だともいえるかも。夢のまた夢。夢から覚めた所がまた夢の中。
[別人格に変身]
◎ブログなどで、現実社会での自分とは違う、別人格に変身することも出来る。現実世界で直接面と向かっていえない事柄でも、ブログ内では言えてしまえる、いえる。それによって心が癒えるならよいのだが。
[放火をブログ内で報告]
◎放火をブログ内で報告していた少女がいた。放火容疑の女がブログで火事の現場写真を掲載し「まるでお祭りのような騒ぎ」などと感想を記していた。火事について彼女は"下諏訪で火事があったよ!乗用車2台を焼く火事だって!"とブログに記載。体育館が炎上する写真も載せ"母校だからショックだょ〜。怖いょ〜"などと書いていた。(新聞スポーツニッポンより引用する、感謝!!)
[インターネット世界の匿名性]
◎インターネット世界の匿名性(実名を隠せる、名前だけでなく実の正体も、実も名も)。これが犯罪をも呼び込んでいる。これはインターネット世界ではないが、電話もその要素を持っている。それを悪用して、振り込め詐欺が多発している。電話の向こうから夢が現実世界に進行(侵攻)しているのだ。
[電話越しの夢]
◎電話越しの夢を夢だと見破れないがために、現実社会で金銭的被害を受ける。これはより広い現実社会の中で捉える、とらえ直すということが出来ないためである。犯罪者達もそれ(現実場面で捉え返す作業)を阻止する。
[視界が狭いと判断できない]
◎その結果、夢社会の中に巻き込まれて判断できなくなる、事実か夢かの。具体的には、車や電車やエレベータに乗っていて、視界が狭いと、自分が動いているのか、瞬間的には相手が動いているのか分からないこともある。
[夢社会の上に現実社会を置く]
◎夢社会の上に現実社会を置かねばならない、重層させねばならない。現実社会の上に夢社会を上乗せしてはならない。とはいえ、このような考えはもう古いのだろうか。
[夢社会を現実社会からの逃避場所にしてはならない]
◎夢社会を現実社会からの逃避場所にしてはならない。一時退避場所程度であるべきだ。夢社会を、憩いの場、ストレスの発散場所、現実社会をより良きものにする精力剤、のどの渇きをいやす清涼飲料水、傷ついた心をいやす温泉場、仕事の後の休憩・休日。
[現実社会を抜かしての夢社会は幻]
◎夢社会を否定する気は毛頭ない(はげに近い)。夢社会を作るために(現実社会で)汗水たらす人々も多い。現実社会での努力のさらに向こうに夢社会があればよい。現実社会を抜かしての夢社会は幻に過ぎなくなる。蜃気楼になってしまう。とはいえ、蜃気楼(夢社会)は必ず本物(リアル世界)を背後に持っている。