真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

コーディネート

[注文はネットで行う]
◎我が家では誰かの誕生日などの特別日に、ピザを食べる。以前には電話でしていた注文は、今ではネットで行う。ネットでは、見本を見ながら値段と相談しながら自分のペースで好きな時間に注文できる。
[異業種の出前を一括受付]
"出前館"という出前受付サイトがあることを産経新聞で知った。そこでは出前できる店舗(ピザ、弁当、すしなど)が全国で6000軒以上も加盟しているそうだ。個人店舗が自分の店のサイトを開設するのは普通だが、ここでは異業種の出前を一括受付する出前受付専門サイトなのだ。とにかく何か出前を取りたいという段階では有り難いサイトではある。目指すものが決まっていれば、そこへ直行するだろうが。
[コーディネート]
◎私はその異業種を横断してとりまとめる職種を、勝手に"コーディネート"と呼ぶ。コーディネートとは、"まとめる、組み合わせる"ことである。昔はアンサンブルと呼ばれていたが。しかしコーディネートは、それよりは意味においてもっともっと幅広く一般的な言葉である。
[オーケストラの指揮者]
◎これからの仕事の注目される職種として、コーディネートが上げられる。イメージとしてはオーケストラの指揮者である。指揮者自身は音楽を直接演奏するわけではない。各パートの楽器演奏者に指示を出して全体を一つの組織としてまとめてゆく存在である。
[トータルコーディネート]
◎あるいは、服飾の分野では、髪型、化粧、服装、バッグなどの持ち物、アクセサリーなどを統合的に組み合わせてまとめ上げる仕事である。これは特にトータルコーディネートとも呼ばれる。そのようになされたものを、トータルファッション、トータルルックと呼ぶ。分割細分化された分野を統合する職種である。科学の世界ではこれを"複雑系"と呼ぶ。
[選び出し一覧表示する検索エンジン]
◎意外と思われるかもしれないが、検索エンジンもそういう役割を持つ。それが目的かといわれれば、違うでしょうねと、答えざるを得ないが。検索とは、ある言葉を検索窓口に打ち込んで実行すると、その言葉に関連する諸々のサイトや記事や言葉が選び出されて、一覧表示される。つまり、その言葉を中心としてさまざまな直接・間接的に関連する事柄がまとまって呼び出される。
[さまざまな部署の人間が組織としてチームを組む]
◎最近の会社組織でも、ある目的で、さまざまな部署の人間が一つの組織(企画遂行)としてチームを組むことがある。例えば、ある商品の開発から販売までをトータルに全般的に引き受ける部署を特設する。そのために、営業の部署から、経理の部署から、企画の部署から、技術畑の現場の部署から人々が寄せ集められる。そして企画が完成して目的を達したら解散する。
[目標に向けてさまざまな異種の要素を寄せ集めて組織化]
◎今上げたこれらの事例に共通するのは、ある目的・目標に向けてさまざまな異種の要素を寄せ集めて組織化・システム化することである。
◎私は最近の選挙もこのような方式になりつつあると感じる。自民党とか民主党とかの固定した組織ではなく、嘉田由紀子とか、東国原英夫とか、小泉純一郎とか、を核としてその時々に応じて組織化・システム化されてゆくのだと。今回は小沢一郎が核になったようだ。
[多角的に統合できる人物が重要視される]
◎これからの仕事として、このような関連あるさまざまな分野を、トータル(多角的に統合)で取り仕切る人物が重要視されるだろう。残念ながら、安倍首相にはその技量はなさそうである。これらの職種はすでにさまざまな分野で実際に行われていると聞く。
[異種をトータルする企業]
◎あるいは職業として、異種間をトータルする企業が数多く生まれてくるのではないだろうか。今までは各企業が個々にこなしてきた作業を。これからはさまざまな企業をまたがって、一つの部署を代行する。例えば、発送業務の代行のように。あるいは給与業務も代行が増えている。
[田舎でトータル配達業務]
◎例えば、地方(特に田舎)では、トータル配達業務が成り立つだろう。例えば、郵便、宅配便、新聞、食料品などを総合的に配達する業種。その中心になる店舗は、農協や、コンビニや、酒屋などがふさわしい業種ではないだろうか。
[注文配達ご用聞き]
◎もちろん、各家庭はインターネットで注文を出す。そうすれば、一日に一回、手紙や小荷物や野菜や新聞などを届けてくれる。そしてその代わり、手紙を預かったり、小荷物を預かったりして帰る。これならばかなりの田舎であっても、経営が成り立つのではないか。