真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

核(ハブ)になったグーグルニュース

[Google既存のビジネスを破壊する]
◎今日は、「Google既存のビジネスを破壊する」(by佐々木俊尚)を読んで知った内容を書く。だから、内容は、ほとんどその著書の引き写しの域を出ないと思う、ご勘弁を。
[ニュース提供者(社)の上に立つ]
◎今更グーグルの説明は必要ないだろうが、そこが無料提供する、"グーグルニュース"は、すべてのニュース提供者(社)の上に立つ、形式上は。つまり、すべてのニュース提供者を束ねる核(ハブ:正面玄関)になった。
[リンクを張り分類整理]
◎といっても、グーグルは、ニュース提供者と契約を結んでいるわけではない。ただ、ニュース提供者のニュースを、自サイトでリンクを張り、分類整理して、提示しているだけである。何ら特別なことをしているわけではない。
[上下関係]
◎しかし、そうであっても、たとえば、下手をすると、読売新聞は、グーグルニュースの支店とも見えてしまう。グーグルにニュースを提供するという上下関係が透けて見える。というのは、束ねる位置にある者が論理的には上に立つのが常識だから。
[地方新聞は本店をゲット]
◎しかし、地方新聞は、逆に、グーグルニュースという本店を手に入れたともいえる。 地方新聞は、グーグルニュース以前には、自分のサイトにしか自社製ニュースが載らなかったのだから。
[地方新聞は全国への窓口を獲得]
◎これは一地方の新聞が全国に存在を知らしめる窓口を獲得したということである。事実、私は、グーグルニュースによって、今まで関心外にあった、地方新聞、地方ニュースに目を向けるようになった。
[ニュースの王様]
◎束ねる位置にあるが故に、ニュースの王様になってしまった、グーグルニュースは、全国版の主要新聞にとっては、格下げ的な地位におとしめた、いらだたしい存在とも感じられよう。事実、私もグーグルニュース以前は、朝日新聞をお気に入りに入れて毎日のように通っていた。
[すべての新聞はグーグルの門をくぐった]
◎かくて、喜びながらか不機嫌顔かは別にして、日本のすべての新聞は、グーグルの門をくぐり入った。理由は、ネットの巨人グーグルにはもはや逆らえないと観念したが故だろう。検索エンジンのすごさ偉大さはもう実感済みであろうから。検索エンジンはネットの入り口になろうとしているのだから。
[新聞を購読]
◎話は変わるが、私は産経新聞を取っている。が、私には、この新聞は、どちらかといえば、自民党寄りで書かれていると強く感じる。そう感じておられる方々も多いように見受けられる。私は幾分か反骨精神がある。
[関連記事何件]
◎それ故に、グーグルニュースはとても有り難い。というのは、新聞の記事内容に偏りがないかどうかを、他社の同じ内容の記事と読み比べて確認できるからだ。一つの記事見出しの下に、必ずと言っていいほど、関連記事何件と表記されていて、それをクリックすると、それらが一覧表示される。
[関連記事件数は重み秤]
◎しかも、その出来事・事件の重みを、何社がそれについて記事を書いているかで、ある程度計ることも出来る。関連記事件数は重み秤の役割も果たしている。
[記事が日本全国よりお取り寄せ]
◎しかも、一社の新聞を読むだけでは知り得なかった(だろう)記事にも目を通すことが出来る。九種類に分類された、記事が日本全国よりお取り寄せされているのだから、たまらない魅力でもある。
[のどかな記事、ほんわかニュース]
◎それがキッカケで、今までなら絶対に見ないような、地方新聞のサイトへもちょくちょくのぞきに行くようになった。そこでは、全国紙ではお目にかかれないような、のどかな記事や、ほんわかニュースが大きな見出し付きで掲載されている。
[全国の新聞社に感謝]
◎となれば、全国版主要新聞には気の毒だけれども、私たちネット利用者にとっては、 グーグルニュースはとても有り難い存在である。しかも、今のところ、広告に煩わされることもなく、じっくり、ゆっくり読むことも出来る。グーグルと、全国の新聞社に感謝、感謝。