[キーワードは民主主義]
◎私のブログのキーワードは、民主主義(特に最近は)かなと思う。民主党が政権に近づきつつある現在、それを意識しているのかもしれないが。私には、自民党よりも民主党の方が、民主主義への実現の可能性が大きくなるように思える。
[自分のブログ内]
◎ちなみに、自分のブログ内で、｢民主主義｣という語を使った記事数(現在総ブログ記事数＝221)を検索してみたところ、わずか18しかなかった。これは、自分でも意外であったが。
まあ言い訳として、出来るだけ広範囲の話題を心がけているので(苦笑い)。
[時代も民主主義への実現を目指す]
◎前回のブログ記事は、｢時代は素人化と民主主義｣という題であった。その中で、時代も民主主義への実現を目指しているように思える、と述べた。
[ネットは先取り]
◎ネットはそれを先取りしているようだ。それを端的に言い表す言葉が、｢web2.0｣である。そして、リアル(物質が動く)世界もネット(情報が動く)世界の重要性に気づいて、ネットを後追いしている。
[模擬実験場]
◎つまり、実現しやすいネットでまず実施をして、それをなぞるようにリアル世界が動いてゆくという図式だろう。シミュレーション(模擬実験)機能かもしれない。そう意図していないとしても。とにかく、ネット世界でうまくいったものを、リアル世界でも取り入れようという動きが活発だ。
[ネット世界の動きを読み解く]
◎そう考えると、ネット世界の動きを読み解くならば、リアル世界でのその後が展望できるといえる。暗闇とも見えるネット世界の動きをリアル世界に紹介する人物(ウェブ進化論著者＝梅田望夫)がネット世界のリーダー(reader&leader)である。
[核が統合集合収束を進める]
◎所で、宇宙では、"核となるものがなければ、統合や集合や収束が進まない"。もちろん、それは地球や人間世界でも当てはまる。バラバラの鉄粉も磁石によって、見事な波紋(組織化･体系化)を描く。野球では、監督がチームの核となる。余談だが、長嶋監督から星野監督への流れは定着した。
[全ての主義で当てはまる]
◎これは社会における、資本主義でも、自由主義でも、共産主義でも、全体主義でも当てはまる。例えば、見ず知らずの人々で成り立つバラバラの群衆もリーダーの出現によって、スタンディングオベーション(観客が立ち上がって拍手を送ること)を描く観衆に切り替わる。
[主権在民]
◎その核を、下(国民)から自由に選んで決めるか、上(為政者)から強制的に押しつけるかの差はある。民主主義では、その核選びを自由に選択肢の中から選べる権利(主権在民)が与えられる。
[素人の中から生まれて来る]
◎その核になる人物、時には人物ではなく、ものやスローガンも含めてもよいと思うが、核になる人物が素人の中から生まれて来るという現象が続いている。
[新しいほうきはよく掃ける]
◎これは、プロでは、古い組織や形式やしがらみにがんじがらめになって、新しい息吹を呼び込めないからだろう。それに対して、素人は、｢知らぬが仏｣、｢新しいほうきはよく掃ける｣(A new broom sweeps clean)で、形式に囚われずに、自分の思いで動く。
