真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

ブログネタ作成下書き用として手帳を使う

[手帳について少し書いた]
◎前回(「新年開けましておめでとうございます」)には、手帳について少し書いたので、今回は改めにそれについて書いてみたい。
[時間、予定管理]
◎まず、手帳の一つ目の使い道は、時間管理、予定管理に使う。予定が出来たら、書き込む。何かをしたらそれを記入する。未来と過去の出来事の記録である。
[カレンダー機能]
◎パソコンやケータイには、カレンダー機能を持つソフトが必ずと言っていいほど搭載されている。カレンダーに予定を書き込むが、ついつい忘れたり、おっくうになって、途切れてしまう。私は記帳面ではなく、ぐうたらの方である。
[備忘録]
◎次に、手帳の二つ目の使い道は、備忘録として使う。誰かが、「忘れるために書く」といった。忘れないためにも書くのだが。
[知識の移植]
◎これは、頭の中にある知識を忘れてもよいように、記憶を呼び戻すために、手帳に移植する、知識の移植だろう。
[二度と思い出せないで悔やむ]
◎私がしょっちゅう悔やむのは、良い考えがひらめいても、その場に紙と鉛筆がないために、二度と思い出せないことだ。そういう悔やむ経験をいやというほどしている。
[日記は何度も挑戦]
◎私の手帳は、日記形式になっているが、日記は子供の頃より何度も挑戦して、ことごとく三日坊主に終わっている。
[備忘録兼整理箱]
◎だから、日記形式になっている手帳だが、私は日記としてではなく、主に知識・情報の備忘録兼整理箱として使っている。
[ブログネタを作成する下書き用]
◎その内で、中心になる使い方は、ブログネタを作成する下書き用としてである。私は前回のブログ記事で、一年間の目標として、ブログの継続を一番に掲げたと書いた。
[記入用空白]
◎私の手帳は、1ページが二日分の記入用空白に分けられている。
[テーマ・題名を書き留める]
◎私は、まず、思い付いた、テーマ・題名を書き留める。それを何日間か毎日眺める。そしてその時々に、その題名から思い浮かんだ、知識を書き加える。
[書き加える]
◎何日か後に、ある程度、書き加えられて、ブログ記事として使えると、判断した時点で、それを、ワープロに打ち込んでゆく。
[ジグソーパズルの完成]
◎それを書いている内に、さらに思い浮かんだことは、筋の流れと関係なくても、即座に書き加える。ジグソーパズルを完成させている風景を思い浮かべられたし。手に入れたピースは即座に絵柄の一部として置いてゆく。
[庭作り]
◎あるいは、イメージ的に言えば、庭作りのために、石や樹を集めてゆくような感じである。
[配置、文章の流れ、話の展開を考える]
◎打ち込んだ文を読みながら、配置、文章の流れ、話の展開を考えてゆく。そして、空いた空間を、小ネタ的な、砂や灌木や小石などを配してゆく。そして、最終的に全体の配置を眺める。
[テーマを具体的な石や樹などで表現]
◎だから、庭師も、先ずは、頭の中にテーマが漠然(例えば、凛とした冬景色、無念無想の心境など)と生まれてきたのを、具体的な石や樹などで表現するのではないかと想像する。石や樹はあくまでテーマを表現する手段に過ぎない。
[1行の文を50行越え文章へと膨らませる]
◎だから、書き手は、1行の文を、最終的には、50行を越える文章へと膨らませてゆく、膨張させて絵柄(テーマ)を完成させる。
[読み手は逆作業]
◎逆に言えば、読み手は、50行を越える文章から、1行の核たるテーマ(題名)にまで、絞り込んでゆく作業をすべきなのだろう。
[読み手と書き手]
◎イメージ的に言えば、書き手は、扇の要から、徐々に開いて、開き切った姿(文章)を展開させる。読み手は、それを逆に徐々に閉じて、ついには、要にまでたどり着く。
[俳句は1行の文に風景を凝縮]
◎なお、俳句は、逆の作業を要求する。書き手は、1行の文(五七五)に、風景を凝縮させる。読み手は、受け取った1行の文から、もとの風景をイメージして展開する作業をたどる。
[背負う背景をも読み取る努力]
◎できれば、私たちは、日々の会話においても、相手の言った一文から、それが背負う背景(風景)をも読み取る努力をしたいものである。それをしないでの理解はとても浅いものでしかないのだから。