[初売りの福袋]
◎正月初売りの福袋が、一年最初の初売り、初買いとして、世に定着しつつある。売る方も、買う方も、必死である。その模様をテレビで見ていると、少々のわびしさが漂う。それは私がもう歳のせいだ、からだろうか。
[安く良いもの]
◎とはいえども、定着するのは、ファッションに敏感な人々が、少しでも、安く良いものを探し回るからだろう。福袋で良いものが手に入らないならば、これほどに人気が出ないだろう。
[デパート･百貨店]
◎初売りの中心は、デパート･百貨店だろう。そこへ行けば、何でも揃うという魅力がある。福袋も多彩に作ることが出来る。専門館に対して、総合館の強みだ。
[専門館]
◎がしかし、例えば、本に関しては、紀伊国屋などのような、一つ一つの種類の多さとは両立できない。紀伊国屋は本に特化(専門館)している。
[総合館か専門館]
◎それぞれに魅力がある。が、単に何でも揃うという魅力しかない百貨店は飽きられつつあるようにも思えるが。これからは、さらなる総合館の方に向かうか、専門館に特化するかであろう。でもどちらにしろ、提案型の店に人気があるようだ。
[遊園地]
◎私の若い頃には、遊園地しかなかった。今のような、ディズニーランドやUSJのようなテーマパークはなかった。
[テーマパーク]
◎昔はにぎわった遊園地が、テーマパークに客を取られて、次から次へと閉鎖に追い込まれている。主に子供中心の遊園地に引き替え、テーマパークは子供から大人まで楽しめる。
[総合館的テーマ館]
◎私は、少し違った方向から、テーマ館を提案したい。ある一つのテーマに関して、全てがかなうが、しかも専門館の集まりである。テーマに関しては、専門館だが、そこでは全てがかなう総合館的テーマ館である。
[ファッション館]
◎例えば、ファッション館というのはどうだろうか。十数回建てで、デパートと同じほどの大きさ広さを持つ。
[頭のてっぺんから足のつま先まで]
◎そこでは、ファッションに関してなら、全てが揃う。頭のてっぺんから足のつま先まで全てのファッションが、かなう、選べる、手に入る。
[美容院と理容院]
◎思い付くままにあげてゆく。最上階には、美容院と理容院が何件も軒を並べる。まず、ここで、頭のてっぺんをファッションする。
[化粧品]
◎その下の階では、化粧品の販売と、希望すれば、化粧を実際にしてもらえる。もちろん、プロのメイクさんが顔をファッションする。
[下着類]
◎更にその下では、下着類が販売されている。体形を気にする女性向けに、目的に合わせて、アドバイスしてくれる。
[上着類]
◎更にその下では、上着(上半身)類が販売されている。更にその下では、上着(下半身)類が販売されている。バッグや手袋などの小物類の階もある。
[靴が選べる]
◎更にその下では、靴などが販売されている。あらゆる年齢の人向けに、あらゆる状況に合わせた靴が選べる。推薦してもらえる。
[ファッションをコーディネート]
◎その館では、頭のてっぺんから足のつま先まで全てを、トータルにファッションを創造するアドバイザが常駐する。つまり、頼めば、全てのファッションをコーディネートしてくれる。
[トータルファッションアドバイザの助言]
◎例えば、そこで、当日結婚式に参列する女性が、朝早くから訪れて、トータルファッションアドバイザの助言を受けながら、着物に着替えてゆく。持ち物やマナーなども助言を受けられる。
[貸衣装]
◎その館では、貸衣装の店も軒を連ねる。衣装を買うことも出来るが、借りることも出来る。そこへ行けば、一夜漬けのセレブが出来上がる。
新年にこんな妄想を書き連ねてしまった。
参考資料→日本最大級のメンズ館が大阪に！＝From"日経ＢＰ2008年2月1日"
