真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

仮想化ソフトは必需品になる

[仮想化とは何か]
◎日経のパソコン関連の記事を読むと、最近しばしば「仮想化ソフト」という言葉に出くわす。それで、思い切って(?)「仮想化とは何か」(出典:日経Linux 2007年5月号132ページより)を読んでみた。
[知識のおすそ分け]
◎今日の私の記事は、そこから手に入れた知識のささやかなおすそ分けである。なお、決して毒(農薬:脳焼く)など盛っておりません。
[複数のOSを同時に動作]
◎仮想化ソフトは、複数のOS(オペレーティングシステム:Windows; Linux;MacOSなど)を1台のコンピュータ上で同時に動作させるために使うソフトである。
[ハードウェアを制御する基本ソフト]
◎なお、(基本)OSは、ハードウェア(本体・ハードディスク・DVDなど)を制御する基本ソフトウェアである。
[制御し交通整理するソフト]
◎仮想化ソフトは,そのような複数のOSがハードウェアを制御する命令を、うまく制御し交通整理するソフトウェアである。
[階層構造]
◎つまり、ハードウェア→仮想化ソフト→基本OS→アプリケーションソフト(Word; Picasaなど)と上へ向けて階層構造をなしている。しかし、これが唯一の方式ではなく、まだ別の方式も存在する。
[筋肉←神経←思考]
◎階層構造の具体例を提示したい。筋肉←神経←思考:(情報の流れ)。たとえば、「あ」という字を書こうと思考する→神経系を通じて筋肉に指令を伝達→筋肉は指令を実行する。という流れになる。
[異なる資産を混在させる]
◎ではまた、何故仮想化ソフトなのだろうか。それを使用する利点、導入する理由は、過去の資産(資料・情報など)を捨てることなく、新しいOSを導入することが出来る。異なる資産を混在させることが出来る。
[パソコンで同時に扱う]
◎あるいは、異なるOSや、異なるアプリケーションソフトで作成された情報を、一つの同じパソコンで「同時に」扱うことが出来る。
[デュアルブート]
◎それと少し似た仕組みにデュアルブートがある。それは、2個のOSをインストールして、起動(ブート)時に好きな方を選択して使うシステムである。3個以上のOSをインストールして使用する場合は、マルチブートという。
[独立的にインストール]
◎しかし、これらは単に一台のパソコンに、二つ以上のOSがそれぞれ独立的にインストールされているに過ぎない。両方同時に使うことは不可能である、切り替えて使えるだけである。
[両方のOSを同時に起動]
◎それに対して、それらOSを橋渡しする仮想化ソフトを導入すれば、両方のOSを同時に起動しておいて、自在に切り替えて使うことが出来る。 資料・情報なども即座に移し替え可能である。
[両方の机で同時進行的に作業]
◎比喩的に言えば、二つの机(OS)をドッキングさせて、一つの椅子(パソコン)に座ったまま、両方の机で同時進行的に作業が出来るというイメージである。
[Windowsの必然性は低減]
◎複数のOSを自在に使いこなす仮想化ソフトを導入すれば、ますますWindowsでなければならない必然性は低くなる。Windowsの寡占化を阻止する手段ともなり得る。
[不安なく切り替えが出来る]
◎それ故に、次のOSにはLinuxにしてみようかなと思っている、私(Windows使用者)にとっては、それだけ選択の幅が広がるということになる。つまり、Windowsでも、Linuxでも、MacOSでも、不安なく切り替えが出来るのだから。
参考資料→Windowsがシェア減らす、快進撃のMac OS & Linuxに大きな勢い=From"2008/02/05"