真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

民主党支持層の特徴は何だろうか

[辛勝で民主が反省]
◎グーグルニュースを読んでいると、「京都市長選1夜明けた門川氏 辛勝で民主が「反省」」(from朝日新聞)、という記事に目が留まった。
[四つの文]
◎その記事内で、さらに目が留まった四つの文を抜き出す。


朝日新聞社出口調査で支持層の約3割しか同氏に投票していないことが判明する

民主党幹部は18日午前、薄氷の勝利について「やっぱり相乗りはよくないということなんだな」と漏らした。

民主府連関係者は「京都の民主は国会議員が選挙カーに乗って浮動票をさらってきた」。

ある民主市議は「民主の票は簡単にどっかいってしまう票なんだと心しないといけない」と話した。
[浮かない反省的語句だけ]
民主党としては、勝利したのではあるが、そこから出てきた言葉は、浮かない反省的語句だけである。勝ったのに何故なのか。
[私も民主党支持者]
◎実は、私も民主党支持者なのだが、いつから民主党を応援し始めたのかなと、考えると、数年前(ここ三年ほど前)からだと思えた。
[何故民主党を応援?]
◎では、何故民主党を応援しているのか、応援を始めたのか。それは、自民党・与党・政府に対峙する姿勢を取っているからである。
[その中にあって何故民主党か]
◎しかし、野党はすべからく自民党・与党・政府を攻撃する態度を示しているではないか。なのに、その中にあって、何故民主党なのか。
[政権を奪取する可能性]
◎それは、簡単に言えば、政権を奪取する可能性がかなり大きいからだ。とにかく何が何でも、自民党に勝って欲しい。自民党では日本は変われない、買われない(買いに入れない)。
[政権奪取を目指さぬ民主党に魅力ない]
◎それ故に、政権奪取を目指さない民主党には何の魅力もない。ただ一点、自民党に勝つ、政権を奪取する、に賭けているのである。つまり、民主党を積極的に応援しているのではなく、自民党をけ落として欲しいのだ。その対抗馬に過ぎない。
[私と同じ考え]
朝日新聞のあの記事の抜粋部分を読むと、ほぼ私と同じ考えなのだなと感じた。
[支持層の約3割だけ同氏に投票]
◎「支持層の約3割しか同氏に投票していない」のは、同氏が自民、公明、民主府連、社民府連合の推薦という相乗り候補だからだろう。民主が自民公明と相乗りしたことがこういう結果として現れたのだ。
[民主の票は浮動票]
◎「民主の票は簡単にどっかいってしまう」「浮動票」であることを強く認識すべきだ。
[緊張で自分の相撲が取れない]
民主党は、政権というにんじんが目の前にちらつき始めてから、本当にふらふらして腰が据わっていない。優勝が射程距離に入った力士が緊張で自分の相撲が取れないのと似ている。
[足下をすくわれて黒星続き]
◎結果、それを、次から次へと、自民党・与党・政府に、足下をすくわれて、黒星続きである。やはり、横綱と、小結程度の実力差を見せつけられている。
[正面から戦いを挑む姿勢]
◎感じるのは、横綱に対して、正面から当たってがっぷり四つに組んで、戦いを挑む姿勢が必要ではないか。勝つか負けるかの結果ではなく、正面から戦いを挑む姿勢を見せ続けることである。
[体系だった情報と知識とブレーン]
民主党は、自民党・与党・政府からの反撃に遭うと、雪崩を打ったように、総崩れになってしまう。老獪な相手に、単なる付け焼き刃では戦えない。
[体系だった情報と知識とブレーン]
◎これから必要なことは、論戦で堂々と戦える、体系だった情報と知識とブレーンをもって、そこで公式的な表明をするという体制作りなのではないか。民主議員は小沢代表の案に相乗りするだけでは芸がない。