真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

ゆったりの静=白鵬と、こせこせの動=朝青龍

[自民党民主党横綱対小結]
◎政治の世界では、自民党民主党では、横綱対小結程度の差があるが、民主党も早く横綱級になって正面からがっぷりと組み合う二党対決が実現して欲しいのだが、相撲の世界では、白鵬朝青龍との横綱対決が面白くなってきた。
[目立たなかった白鵬が表に出た]
◎去年前半までは、実際の所、白鵬朝青龍の陰に隠れてほとんど目立たなかった。所が、朝青龍が強制的に休場(出場停止)させられて、白鵬が表に出だした。
[白鵬は俄然輝き出した]
◎更に、先場所では、朝青龍を見事に投げ飛ばしての優勝で、白鵬は俄然輝き出した。これは単に朝青龍がいないから優勝できた、話題をさらったという訳ではなさそうだ。
参考資料→(私のブログ)「すばらしかった白鵬と朝青龍との大勝負」
[きっぱり胸の内を告白]
朝青龍を破り3連覇したときに、「(朝青龍は)休んでいた横綱。(自分は)夏巡業からずっと頑張ってきた。気持ちだけでは、絶対に負けないぞと思いました」と、きっぱり胸の内を告白。
[自分が相撲を引っ張ってゆくという強い気迫]
◎去年前半までは、朝青龍が相撲を引っ張ってきたが、今や自分が相撲を引っ張ってゆくんだという強い決意、気迫が感じられた言葉である。
[朝青龍白鵬を引き立てる]
◎そして、最近では、朝青龍が一手にヒール役を引き受け演じて、白鵬の大きさを更に引き立て出している。朝青龍にとって本意ではないだろうが、結果的にそういうことになっている。
[朝青龍は予定会見を突然中止]
◎最近も、朝青龍は、予定されていた会見を突然中止した。原因は、ハワイから航空機で関西空港に着いた際、カメラマンに、「死ね、この野郎」と暴言を吐いたと、報じられたからだろう。
[ゆったり白鵬、動き回る朝青龍]
◎ゆったりと余裕を感じさせる白鵬に対して、せわしなく動き回る小ささを感じる朝青龍である。
[単なる性格の悪さに見える]
◎以前には、わがままぶりが、話題を提供して、相撲界をにぎわしていたが、今では、それが単なる性格の悪さにしか見えなくなってきた。飛び抜けた強さが故に許されていた言動は、もはや神通力を失ってしまった。
[今やお山にいるのは白鵬]
◎それは、たぶん、3場所連続で東の正位に座った横綱白鵬との対比で見るからだ。いかにも横綱然とした白鵬の前では、朝青龍の行動があまりにも品格がなさ過ぎる。お山の大将であったときにはそれも許されていたのだが、今やお山にいるのは白鵬の方だ。
[白鵬もさまざまな話題提供]
◎今まで朝青龍が一手に引き受けていた話題作りだが、白鵬も、相撲界を盛り立てるために、さまざまな話題を提供して頑張っている。
[気迫のある言葉を披露]
◎最近も、白鵬は、「2場所休んだ人には、2場所の間は優勝させちゃいけない」と闘志を燃やした、気迫のある言葉を披露した。
[警察署の一日署長]
◎また、白鵬は、夫人の紗代子さんの出身地の徳島市で警察署の一日署長を務めた。その後、紗代子さんとオープンカーに乗って市内をパレードした。
[内藤大助に一日弟子入り]
◎さらには、白鵬が、ボクシングのWBC世界フライ級王者内藤大助に一日限定弟子入りした。それは、昨年(2007)12月に内藤が、白鵬の所属する宮城野部屋を訪れて、相撲の稽古をしたことがきっかけで、今回のボクシング練習という交流が実現した。
[相撲界を盛り立てていく姿勢]
◎このように、自分が相撲界の代表として、さまざまな行事に参加したり、話題性のある活動をして、相撲界を盛り立てていくという姿勢が強く表れるようになったのではないかと思う。
[朝青龍との違いを強くにじませる]
◎このあたりも、社会性(社会的貢献、社会へ向けて活動)をあまり意識せずに、わがままぶりを発揮する朝青龍との違いを強くにじませているようにも感じられる。
[自分流に相撲界の繁盛ぶりに貢献]
◎これから先の二人の活躍ぶりが楽しみである。それそれが自分流に相撲界の繁盛ぶりに貢献していくことを期待している。