真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

安心安全の食品製造への道

[食品偽装賞味期限偽装で食への不信]
◎ここ数年来、食品偽装、賞味期限偽装など、我々にこれでもかと言うほど、食への不信を投げかけてきた。お見事と言うほかないほど、次から付きへと、食への不信を高めてゆく事件が発生する。
[食の安全安心が回復への期待]
◎しかしながら、それを機会に次から次へと課題を乗り越えてきたから、ある意味、日本の食の安全安心が回復、心機一転したかもしれないという期待もまた持てるようになった。
[農薬入り冷凍ギョーザ事件]
◎所が、農薬入り冷凍ギョーザ事件に関しては、これまでとはレベルと様相が大きく異なる。
「ギョーザ事件 捜査の溝は放置できぬ(3月2日)」(北海道新聞社 社説)(抜粋引用)


事件による消費者や冷凍食品業界、小売りの現場の動揺はいまも続いている。事件の真相解明が行われないと、再発防止策もあいまいになる。事件の解明が遅れるほど、中国にも痛手だ。冷凍ギョーザ以外の冷凍食品も買い控えが広がり、ほかの中国製食品への不信感が高まっている。
[真相は霧の中に消えてしまいそう]
◎今回の農薬入り冷凍ギョーザ事件は、はっきりしたことが分からぬままに、霧の中に消えてしまいそうな気配である。中国が相手では致し方ないのだろう。独裁政治といってよい体制の国である。
[検査強化で大連港は輸出中断]
「中国検疫当局 日本向け検査強化 大連港は輸出中断「報復」との見方も」(北海道新聞社)(抜粋引用)
中国当局が「検査強化」をうたった理由について、日中関係筋は「ギョーザ事件の再発を防ぐ狙いがあるのではないか」とみるが、「報復」「嫌がらせ」と受け止める業界関係者も少なくない。
[良悪の混合]
◎中国での日本向け製造食品への検査強化は、良いことだとも、悪いこと(報復・嫌がらせ)だとも言いかねる事態へと発展して行きつつある。
[事実解明を期待出来ない]
◎どうも中国からはっきりとした事実解明を期待することは出来ないようだ。これからも同様な事態が予想される。また、日本国内と違って、中国政府や役所に振り回される危険も大きいようだ。
[中国での生産をあきらめよ]
◎日本企業は、いっそ中国での食品生産を完全にあきらめてはどうだろうか。もちろん、これは中国に製造工場を持つ企業にとって、余りにも厳しい事態だろうが。
[地産地消]
◎今、「地産地消」が叫ばれている。ちょっと趣旨が違うが、日本で生産された食材を日本で製造する。つまり、Uターンしてはどうだろうか。
[季節労働者として中国から雇用]
◎そして、従業員(バイト)は、季節労働者として、中国などから雇い入れる。もちろん中国に限定する必要はない。これは法律の改正を必要とされるだろう。政府か民主党かに、中国進出企業の国内回帰を促す意味でも、実現して欲しい。
[日本の法律と行政下において製造]
◎これによって、日本では、日本の法律の下に、日本の行政下において、製造がなされることになる。もちろん、製造コストはかなり高くなるだろうが、これによって安心安全の食品製造への道が切り開かれる。
[さまざまな面で貢献する]
◎これは、消費者保護にも、地方の活性化にも、安心安全の食品製造にも、食糧の自給率アップにも、農業の活性化・再生にも、休耕田が自然崩壊をもたらしているが、それを食い止める自然環境再生にも、輸送費削減にも、それによるCO2排出減少にも、貢献する。
[日本の商品品質は高い評価]
◎今日本の商品品質が高く評価されている。もしかすれば、そのような付加価値が付くことによって、割高であっても、国内生産食材の国外への販路が開かれるかもしれない。
[中国に生まれつつある新富裕層]
◎中国には新富裕層がどんどん生まれつつある。しかも、彼らは、自国の食品の安心安全に確信が持てずにいる。検討に値する課題ではないだろうか。