真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

日銀総裁人事を野党の反対多数で不同意

[日銀総裁人事、野党の反対多数で不同意]
参院は2008/3/12日午前の本会議で、政府が提示した日銀総裁と副総裁人事案に関して、武藤敏郎日銀副総裁の総裁昇格を、民主党など野党の反対多数で不同意とした。
[政府自民党は野党を盛んに批判]
◎不同意にすれば、今月19日(2008/3/19)に日銀正副総裁の任期切れた時点で、混乱を招く対応だと、政府自民党は、野党のやっていることに、盛んに批判を浴びせている。
[混乱を創り出して新しい展開を引き出す]
◎私は、自民党政治の息の根を止めるためには、少々の(かなりでもかまわないが)混乱はあってしかるべきだと思う。混乱を創り出して、新しい展開を引き出す方が賢明な策だと思う。
[混乱を厭うと改革は進行しない]
◎破壊のない創造はない。建設のためには、古い構造は破壊せねばならない。その破壊のためには、ある程度の混乱は避けられない。混乱を厭うのであれば、改革は進行しない。
[福田内閣の支持率低迷]
福田内閣はかなりの支持率低迷に陥っている。不支持率は過半数に達している。朝日新聞世論調査では、内閣支持率:32%。不支持率:50%。である。
[福田内閣が改革に後ろ向き]
◎何故なのか。福田首相は、混乱を極度に避けるが故に、改革は頓挫ないし、中断してしまっている。これらを考えると、支持率低迷の原因は、福田内閣が改革に後ろ向きだからだとも考えられる。
[国民の手に取り戻すゆだねる制度改革]
◎私の思う改革は、今の官僚が支配する官僚政治から、あるいは、利権をあさる政治家から、国民の手に取り戻す、ゆだねる制度を創設することである。
[各省の腐敗、怠慢、国民不在]
◎今まで各省の腐敗、怠慢(前例主義、事なかれ主義)、国民不在、官僚のための官僚的行政(天下り先の乱造)が、蔓延し切っている。官僚組織はもともと責任は、人事異動で責任者は交代するから、あいまいになる。国民に犠牲が出ても、問題は放置される。
[厚生労働省の腐敗ふり]
◎最大の問題の巣窟、厚生労働省の腐敗ふりも目を覆いたくなる。年金問題を発生させたあの体たらく。聞くも地獄、聞かぬも地獄である。
[約六百人死亡の薬害エイズ]
◎薬品についての行政指導のむちゃくちゃぶり。約六百人が死亡した薬害エイズ事件。またもや、厚生労働省は薬害肝炎問題で、汚染された血液製剤の使用を認め続けたうえ、製薬会社の症例一覧リストを放置した。その結果、治せる患者を見殺しにした。
[偽装に次ぐ偽装]
◎食品行政での企業のやりたい放題を許す体質。偽装に次ぐ偽装。それへの何の対応策も持ち合わせていなかった厚生労働省
[自衛隊組織の体たらく]
防衛省の腐敗ぶり。汚職の蔓延。防衛施設庁の官製談合。自衛隊組織の体たらく。イージス艦情報の流出事件。インド洋での給油量の取り違え。護衛艦「しらね」の火災。海上自衛隊イージス艦の衝突事故。
[自民党道路族の言いなり]
国土交通省のむちゃくちゃぶり。公益法人50団体の半数で報酬のある常勤役員は国土交通省OBだらけ。国土交通省所管の財団法人「公共用地補償機構」が職員旅行の費用をほぼ丸抱えしていた問題。税金の恐ろしいほどの無駄遣い。それに、自民党道路族の言いなり行動。
[アメリカへの極度の弱腰外交]
◎外務省のアメリカへの極度の弱腰外交、追従外交、使いっ走り外交。外相は「地位協定を見直すことは極めて難しい」と述べる。
[一般財源化賛成、59%]
ガソリン税など道路特定財源をめぐる問題で、道路整備以外の目的にも使える一般財源にする考え方に「賛成」の人が59%にのぼった。自民支持層でも58%が賛成だった。
[租税特別措置法案反対59%]
暫定税率を延長する租税特別措置法案は衆院で可決され参院に送られたが、法案に「反対」は59%にのぼり、「賛成」の28%を大きく上回った。これは税の上乗せ部分そのものを廃止せよとの世論だ。
[末期症状の政府自民党]
◎これやそれやを考えると、政府自民党は、国民から遠く遊離した政治に突っ走っている。これはどう考えても末期症状だろう。もはや道は安楽死(解散総選挙)以外にないのではないか。