真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

今は産みの苦しみにあえいでいる

[この逼塞感]
「衆院補選にすがりたくもなるこの逼塞感」と題したコラム記事を、政治アナリスト花岡信昭氏が2008年4月17日に、日経BP社に載せられた。
[花岡氏の記事の愛読者]
◎私は、花岡氏の記事の愛読者である。氏の記事を読むと、自民党的な考え方がよく分かる。氏は自民党の代弁者だと、私は感じているので。自民党を知るのにうってつけの方である。
[政治が機能していない]
◎その中で、


どこへ行っても「いまの政治は何とかならないのでしょうか」という声ばかりだ。とにかく、政治が機能していない。
という言葉を氏は書かれている。
[民主党政権の産みの苦しみの最中]
◎私は、今、民主党政権の産みの苦しみの最中にあると感じている。それは初産である。とはいえ、少々前に、細川政権、村山政権が誕生したが、全くもって育たなかった。死産に近い状態だった。

マスコミでは、政治の閉塞感が大変だといっていますが、自分は今の状況が嘗てないほどのすばらしい状況だと思います。できれば10年ほど続いてほしい位です。自民にしろ民主にしろ、どちらも信用できないことは同じです。
一党に政治を任せたら、閉塞どころか状況が後退してしまいます。後退するくらいなら停滞している方がまだましです。
[読者のコメントを引用]
◎氏のコラム記事に対する一読者のコメントを、ここに引用させていただいた。感謝。今の政治に対しては、私もこのコメントに近い感想を抱いている。
[膿が次から次へと出ている]
◎でも、もう少し民主党を信頼しているのだが。国民には知らされずに、自民党は、これだけ数々の国民無視の政治をしてきたのだなと、あきれかえるほどの膿が次から次へと出て来ている。
[民主党が躍進してきたから]
◎この膿が出てきたのも、民主党が躍進してきたからに違いない。民主党の躍進がなければ、国民不在の蚊帳の外での政治が延々と続いてゆくのは確かだろう。
[自民党を好き勝手させた]
自民党の衰退に先んじて、社会党が壊滅的崩壊したのもうなずける。というのは、これらは、与党自民党に対する最大野党である社会党が活発に活動していた時期に、自民党をこれほどに好き勝手をさせてきたのだから。これほど国民をおバカ扱いしてきたのだから。
[自己批判、自己責任]
◎とはいえ、自民党は、選挙で選ばれた議員で構成されている。のだから、彼らを選んだ、我々有権者も、半分の責任は負うべきである。つまり、自己批判、自己責任を感じなければ、社会人とはいえまい。
[他人が悪いは依存心満載の子供]
自民党が悪いだけ、社会党がふがいなかっただけであれば、単なる依存心満載の子供である。「僕悪くないモン」と、「私じゃないもの」と、グスグス泣く坊ちゃん、嬢ちゃんである。
[可愛い子には旅をさせろ]
◎そういう意味では、頼りないし、政権執行能力があるのだろうかと危ぶむ民主党ではあるが、「可愛い子には旅をさせろ」である。
[閉塞どころか状況が後退してゆく政治か]
◎それをもいやだとして、このまま自民党に、「一党に政治を任せたら、閉塞どころか状況が後退し」てゆく政治を続けさせるのでしょうか。
[30年前に決めた暫定税率を死守する政治か]
◎「30年前に一度決めた暫定税率を改定もせずに続けてそこで集まった税金でマッサージチェアを買」(コラムへのコメントから引用)う政治を続けさせるのでしょうか。
[しゃがまねば次の飛躍へ結びつかない]
◎跳び箱を跳ぶ前には、大きくしゃがまねば、次の飛躍へと結びつかない。そのしゃがむことを恐れていては、次の飛躍が望めない。
[しゃがむ行為はやめましょう論理を展開か]
◎「いまの政治は何とかならないのでしょうか」という声ばかりだから、「しゃがむ行為はやめましょう」という論理を展開するのを、なるほどとうなずくのでしょうか。
[しゃがみ込むほどに次の飛躍が期待できる]
◎政治的「停滞」を即「悪」と決めつけるのは如何なものだろう。私には、まだまだしゃがみ込みが足らないとさえ映っているのだが。しゃがみ込めば、しゃがみ込むほどに、次の飛躍を期待できるのだから。たぶん。