真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

自民党に雪崩か崩落が発生し始めた

[政界再編話ない]
毎日新聞「民主・前原氏:小泉元首相との会食弁明「政界再編話ない」」という見出しを載せた。

(改変引用)
民主党前原誠司副代表は、自民党小泉純一郎元首相と先月会食した。そこに自民党小池百合子元防衛相も同席。

[前原誠司副代表、小池百合子元防衛相、小泉純一郎元首相]
◎政界再編話ないというが、再度民主党代表に返り咲こうとしているかもしれない前原誠司副代表。次期首相候補かもと見なされる小池百合子元防衛相。政局になれば血が騒ぐ祭り好きの小泉純一郎元首相。
[様々な思惑が乱れ飛ぶ]
◎この三人が顔を合わせたのだから、様々な思惑が乱れ飛ぶのも当然だろう。しかも、それを隠し立てせずに、堂々と発表するのだから、渦を作り出そうという思惑はありありである。
[小池百合子元防衛相は活発に動き回る]
◎その内の一人、小池百合子元防衛相は、活発に動き回っている。三月下旬に中川秀直元幹事長と中国を訪問。四月一日に中川氏とともに「京都議定書目標達成議連」を結成するなど華やかな活動を続けている。
[次期首相を意識した活動]
◎冒頭で述べたように、四月九日に小泉純一郎元首相と民主党前原誠司副代表らと会食した。これら一連の行動はたぶん、次期首相を意識した活動であろう。
[雪崩か崩落が発生を示唆]
◎次には、自民党に雪崩か崩落が発生を示唆するような新聞の見出しを紹介しよう。
[公明支持層に福田離れ]
東京新聞は、2008年5月2日に、「強まる年内解散の声 公明支持層に福田離れも」という見出しを付けた。
[自民党はつぶれる]
◎2008年5月1日付け毎日新聞は、「今後の政局:ベテラン3記者が分析(その1)手を打たないと自民党はつぶれる」の見出しを立てた。
[政策提言するグループ結成]
東京新聞は、「小池、猪口、佐藤氏 東京地盤の3氏女性視点で政策」という見出しだった。
抜粋引用してみると、

国会内で記者会見し、女性の視点から政策提言するグループ「TPL」の結成を発表した。選挙でも相互支援態勢を組む。
とある。
[福田交代論]
◎さらに東京新聞は、「ポスト福田『5氏眈々』交代論、サミット後にも」という見出しを掲げた。
[自民系は4派分立]
◎地方紙では、こんな見出し「鹿児島市議会8会派が届け出 自民系は4派分立」が付けられた。
[小池百合子を首相に立て起死回生]
◎完全に死んでしまった福田内閣に、やりたい放題やらせて、次の首相と内閣で、時間稼ぎをねらっているのではないか。あるしは、ダークホースの小池百合子元防衛相を首相に立てて、起死回生をねらうかもしれない。
[自民党内の過去の遺物]
◎しかし、自民党内の過去の遺物のような方々がいまだ現役で、大きな力を持っているのだから、世論からの支持もそう長くは続かないだろう。
[骨董品扱いの政策]
◎なにせ、骨董品扱いの政策をまだまだ使ってゆこうとするのだから、若返りが図れない限りは自民党に未来はない。
[自民党若手に危機感が強い]
◎何をしても当選間違いない骨董品ではない、票田での基盤地盤が確立されていない自民党若手には、危機感が強い。先ずは若手の自民党からの離反が水面下で起こり始めているのではないか。
[自民党の冠はもうかぶれない]
◎それというのは、もはや自民党の冠はもうかぶれない。かぶれないというよりも、かぶるだけで批判を浴びる可能性だって強い。とはいえ、無所属で当選する見込みもない。
[票になる世代・階層へ向けた政策]
◎というのは、いままで、自民党は、票になる世代・階層へ向けた政策を強引に推し薦めてきた。それではもうにっちもさっちもいかなくなって、票の見込める層に負担を強いる政策を推し進めざるを得なくなった。
[票の取れる層へアメを大盤振る舞いしたツケ]
◎その結果が、今の自民党の支持率に結びついている。つまり、票の取れる層へアメを大盤振る舞いした結果のツケを、支持者や自民党の両者ともどもが背負っているわけである。若者にかゆを食わせて、自分たちはすき焼きを食べ続けたツケが回ってきただけである。
[自業自得]
◎そういう点では、厳しいようではあるが、自業自得でもある。特に、自民党支持者にとっては。一番割を食っているのは若者だということを肝に銘じるべきだ。