真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

辞書辞典を育てる

[世界大百科事典]
◎私は、世界大百科事典(平凡社)を一時期(5年間ほど)、大いに愛用し、大変お世話になった。とても素晴らしい辞典である。さすが、日本のトップクラスの専門家が、紡ぎ出した辞典である。
[ブリタニカの百科事典]
◎といっても、私が使ったのは、CD版なのだが。紙版ならば、とても使う気にはならなかっただろう。というのは、ずいぶん昔、ブリタニカの百科事典を揃えた。
[使うのは苦しい作業]
◎購入した当時は、うれしくて仕方なかった。が、いざ使い始めると、「やめてくれ」と叫びたくなるくらい、使うのは、苦しい作業を強いられた。目的の項目を探すことだけでも一苦労だった。
[紙版は場所を占領する]
◎結果、ほとんど使うことなく、お蔵入りした。といっても、もちろん倉は持ち合わせていないが。使わないとなれば、「許してください」と哀願したくなるほどに場所を占領する。それで早々資源回収業者に持っていってもらった。
[CD版百科事典は場所をとらない]
◎それに引き替え、CD版世界大百科事典は場所をとらないので、いまだに、パソコンにはインストールされたままだが、今はもっぱらWikipediaを愛用させていただいている。有り難いことに、とても重宝している。
[Wikipediaはとても使いやすい]
◎もはや、世界大百科事典は一顧だにしなくなってしまった。全くの不義理ではあるが、Wikipediaはとても使いやすい。というのは、今一番力を入れているのが、このブログだから。「今将に」のことを書いているので、申し訳ないが、世界大百科事典(過去の情報は十分だが、今がきわめて不満)は全く出番がない。
[英辞郎にお世話になった]
◎また、もう一つの辞書、「英辞郎」にも大変お世話になった。英語を使う機会のある人は是非使って欲しい辞書である。感謝感謝の辞書である。
[Web2.0方式の辞書]
◎これは、Wikipediaと同様、みなが寄ってたかって作り上げてゆくWeb2.0方式の辞書である。
[登録単語は日々増殖]
◎しかし、まだWeb2.0が一般化していないずっと前から「集合知」を利用しての製作が始まった。その結果、登録単語は日々かなりの勢いで増殖を続けている。
[あらゆる階層の英語人が作り上げる]
◎プロの創る辞典と違って、昨日生まれたばかりの新語が今日にはもう登録されているという新鮮でぴちぴちした言葉や文例にあふれている。英語で生きるプロから、たまたま新語を見つけた素浪人まで、あらゆる階層の英語人が作り上げている。
[使用は無料]
◎もちろん、Web2.0方式だから、使用は只(無料)である。ただ、アルクが使いやすい製品版を制作して有料(廉価)で販売をしているが。私は、それをパソコンにインストールして使っていた。
[もっとも頻繁に使用]
◎私は、この辞書以外にも、製品版(主に外国産)をいくつか使っていたが、もっとも頻繁に使用したのは、 あの英辞郎であった。用例が、しかも生きたぴちぴちの用例がかなりあるのが魅力だった。
[変換辞書]
◎今まで紹介したのは外部辞書である。それに対して、文書を書くときに用いる変換辞書がある。例えば、「Windows」には、もともとから「IME変換辞書」が付属している。
[MS-IMEの評判は悪い]
◎このWindows標準の文字変換ソフト「MS-IME」は、ひらがなを漢字に変換してくれる。しかし、「MS-IME」の評判はすこぶる悪い。噂では、その日本語版辞書はなんと中国人が作成しているという。
[私はATOK一筋]
◎といっても、私はそれを使ったことがないので実感がなく、事実の方は分からないが。というのは、パソコンを使い始めてからこの方「ATOK」一筋であったから。
[書き屋にとって最善の道具]
MS-IME に比べて、ジャストシステム社のATOKは、特に、「書き屋」にとって最善の道具だそうである。
[ATOKを最重要製品の位置づけで]
◎同社の「一太郎」は、「ワード」にこてんぱんに打ちのめされてもはや瀕死の状態だろう。でもというか、だからというか、ジャストシステム社はATOKを最重要製品という位置づけで頑張って欲しいものである。
[MS-IMEしか残らない]
◎もしATOKがこけると、日本人にさんざんな不評を買っている、 MS-IMEしか残らないという事態も有り得る。
[ATOK保護政策を取って欲しい]
◎パソコンやケータイで文書を作成するのが当たり前の現代、これは日本の言語を崩壊させかねない一大事である。文部科学省に、日本語を愛する気持ちがあるならば、ATOKを盛り上げて、日本語の言葉を大切にする、使いやすくするATOK保護政策を取って欲しいものである。