真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

憧れの地日本を海外発信する観光庁に

[憧れの地]
◎日本は多くの国にとって「憧れの地」になりつつある。日本も昭和時代には、欧米が文化的な憧れの地であったように。しかしこれは一朝一夕になったものではない。
[良質の文化や製品を発信]
◎こうなったのは、日本が海外に向けて「良質の文化や製品」を発信し続けてきたたまものである。結果、「日本(NIPPON)」がブランド名として定着した。「MADE-IN-JAPAN」が信頼の証明書になった。
[信頼と憧れ]
◎このように、いろんな分野で日本は「信頼と憧れ」、良き成功者としての地位を勝ち取ってきた。その内では「アニメ」が最大の貢献者だといえる。アニメを通じて日本を知った若者も多い。
[日本という特上のブランド]
◎稲作文化の日本が、海外に「良質の文化や製品」の種をまき、こつこつと育て上げ、草を刈り、丹精込めて実らせた、「日本」という特上のブランド。
注)松下は、会社のブランド名を「パナソニック」に統一した。これは海外を優先させた、グローバル化を目指した戦略である。
[独特な日本文化]
◎その実りを刈り取る時期になったようだ。精密製品、ファッション文化、アニメ、自然、美味しい食材、見た目も美味しい料理、行き届いたおもてなし、箱庭のようなこじんまりした自然風景、最先端の製品、独特な日本の伝統文化、などなど。
[過去から培ってきたさまざまなもの]
◎このように、日本が海外に売り込める特殊性は実にさまざまある。我々にとってヨーロッパがそうであるように、過去から培ってきたさまざまなもの(伝統的文化など)が観光の対象になる。
[訪問者はさまざまな目的を持って日本に]
◎海外から来る訪問者はさまざまな目的を持って日本にやってくる。それに十分応えられるだけの文化と伝統と先端性とを兼ね備えている。
[観光型]
◎まあ初心者コースともいえるものが、名所旧跡を見て回る「観光型」である。私自身も旅行が好きだが、日本国内にまだまだたくさん見て回りたい名所がずいぶんある。
[観光庁]
◎「観光庁」には、海外に向けて、さまざまな言語で、日本の魅力を発信し続けて欲しいものである。「YouTube」に特別コーナーを設けて、動画で発信するのが効果的ではないだろうか。
[顧客・再訪者作り]
◎リピーター(顧客・再訪者)作りが基本姿勢である。再訪者には、物作りなどをする「実体験型」を勧めたい。お寺などでの坐禅など、日本の精神性を期待する旅行者もいる。
[実体験型]
◎最近、修学旅行などでは、「観光型」から「実体験型」へと移っている。私の息子(現在ではもう27歳ですが)も北海道で、酪農をする農家へのホームステイを体験している。良き思い出になっているようだ。
[冒険体験型]
◎あるいは、若者たちには、ラフティングやハングライダーの「冒険体験型」もお勧めである。日本には急流も多い。川下りやカヌーなどの体験もお勧めだ。
[買い物ツア型]
◎若者や中年世代(お上りさん)にお勧めなのが、ブランド品などを買いあさる「買い物ツア型」。秋葉原は海外でも、憧れの地である。中国の富裕層などは、百万円以上を使って買いあさるという。
[自然浴型]
◎私などがこれからしたいのは、自然の中に浸り切る「自然浴型」である。乗鞍などの高山にロープウェーで登り、山荘で泊まりながら、リュックをかついで春の山や夏の山を散策する。このような優雅な自然浴をしてみたい。
[さまざまな期待を胸に抱く旅行者]
◎日本には、これらのさまざまな期待を胸に抱く旅行者を満足させる多様性がある。が他方、彼らに不満を感じさせない施策を急がねばならないのではないか。
参考資料→(私のブログ)「造幣局の通り抜けで感じた思い」
参考資料→(私のブログ)「外国人向けの「通訳サポート電話」が設置」
参考資料→(私のブログ)「滋賀県琵琶湖の嘉田い、内湖再生」
参考資料→(私のブログ)「ケータイが更に進化する」
[観光はサービス業]
◎観光はサービス業である。暖かい適切な応対が相手の心を和ませ、安心させ、信頼を生む。それには、まず、大きな問題が言語である。
[通訳システムを社会基盤化]
◎日本語を身につけてくる訪問者はそう多くないだろう。観光庁は、国家的プロジェクトとして、通訳システムを作り、それをインフラ(社会基盤)化すべきだろう。
[特別電話システムを設置]
◎例えば、国営のコールセンターを設置して、そこに外国語の通訳者を配置する。旅館などは、特別電話システム(ネットなどがいい、例えばスカイプなど)を設置して、宿泊客に無料で利用させる。
参考資料→「2007年の中国からの訪日客は約94万3400人。前年比で16.2%増え、過去最高を記録した。しかし、ショッピングや食事など、滞在中に必要な情報を入手する手段や機会は十分ではない。」
[観光は大きな無形の資源]
◎「観光庁」を「官僚の天下り先」作りに利用されないように、本気で取り組む姿勢が欲しい。資源なき日本にとって、観光は大きな無形の資源なのだから。