真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

日本は図書館の電子化を推進して欲しい

[超「超」整理法]
◎私は今「野口悠紀雄」氏の著書"超「超」整理法"を読んでいる。この論点は、可能な限り電子化をしようということだろうと勝手に解釈している(言い訳じみた表現ですが)。
参考資料→(私のネット店舗)「仕事を能率的にするための仕事術と整理法」
[図書館所蔵本の電子化]
◎ということで、前々からの私の個人的な希望なのだが、日本中のすべての図書館所蔵本をすべて電子化して欲しい。
参考資料→「【連載】Google世代の整理術「デジタル情報整理ハックス」 (29) 本で得た知識をまとめたい | エンタープライズ | マイコミジャーナル」「検索ヒットのみならず、ヒットした書籍について「レポート」を得ることができる点です。内容の要約から、書籍の形態、人気のある引用箇所、ブログなどでの言及情報、そして、書籍中に登場する地名から、Googleマップ上に検索結果が表示されているのです。 正直にいって、まさしく未来のツール」
参考資料→「国の公文書をアーカイブで閲覧できる国立公文書館:プリンタープロジェクター徹底活用」
参考資料→「【国立国会図書館】 国内最多の文献を生かした電子展示の魅力:プリンタープロジェクター徹底活用」
参考資料→「国会図書館のデジタルアーカイブを歩く:ニューストレンド」
参考資料→「:社説/本のデジタル化―知の集積体を日本にも」from"asahi.com朝日新聞社)"
参考資料→「国会図書館においては、すでに明治大正期刊行図書148000冊と江戸期以前の古典籍資料1000冊がデジタルデータ化され、「近代デジタルライブラリー」としてインターネットで提供されています。今回の補正予算によってデジタル化されるのは、古典籍資料100000冊、戦前期刊行雑誌27000冊、学位論文15000冊に加えて、1968年までに刊行された図書を含めた754000冊に及びます。これらはデジタル化されると、関西館を含めた国会図書館の館内の閲覧用として、従来の「紙」に代わって利用されます。」
[本と文書の一覧表]
◎もちろん、重複を避けるために、先ずは日本にあるすべての本と文書の一覧表を作成して欲しい。そして、電子化されたものとまだのものとを区別してゆく。
[パソコン画面で読める]
◎そして、電子化書籍はパソコンから貸し出しを受けて、パソコン画面で読めるようにして欲しい。もちろん、新刊書などは、貸し出し制限をしたり、有料化したり、国家予算で国民に成り代わって、読書代を支払ったりという必要があろうが。
[電子化はGoogleの基本理念]
◎といっても、これは新しい考えでは決してない。Googleは、書籍の電子化を進めているし、私たちに書籍検索を勧めている。電子化はGoogleの基本理念である。
[書籍を閲覧]
Googleの「オンラインで書籍を閲覧」という見出しの下に、「書籍の著作権が失効しているか、出版社がGoogleに許可を与えている場合は、書籍のプレビューを見られます。また、書籍によっては全文を読むことができます。公共利用できる書籍であれば、PDFファイルの無料ダウンロードが可能です」と解説文を載せている。
[Googleを待っていられない]
◎しかし、Googleが日本の書籍や文書などを電子化するのを待っていられない。してくれるかどうかも不明である。特に、日本は著作権という面では、複雑で保守的な風土が激しい。
[政府が率先してプロジェクト]
◎ということで、日本も政府が率先してプロジェクトを立ち上げて、著作権問題を解決しながら、日本全国の図書館が所蔵している図書をすべて電子化して欲しい。
[マイクロフィルム]
◎今でも進行中なのかどうか知らないが、以前にはカメラでマイクロフィルムによるコピー(撮影)が行われていた。図面や本や文書などをそれで撮影すると、元の大きさの1/5から1/40ほどに小さくしてフイルムに記録できる。
[苦しい書籍の置き場所確保]
◎これによって、書籍そのものが消滅しても、記録が残るし、増え続ける書籍の置き場所確保に苦しまなくてもすむ。
[専用の装置が必要]
◎所が、不便なことに、そのマイクロフィルムを読み取ったり、印刷するには専用の装置が必要なのだ。図書館には読み取り専用装置が置いてあるが、私はそれを利用したことがないので感じが全くつかめないのだけれども。
[全く通用しない方法]
◎それは今のコンピュータ時代には全く通用しない方法になってしまった。今や電子化(マイクロフィルム自体はアナログ)が最善の方法であることは明かであろう。この電子化方式はかなり長い年月通用し続けると思える。
[永久不滅の資産]
◎だが、電子化するには、ものすごい数の職員と機器と時間と費用とがかかるだろう。が、いったん完成すれば、以降日本の永久不滅の資産として、大いに活用が期待できるのではないか。
[有形無形の財産目録を作ろう]
◎以前、このブログで、「有形無形の財産目録を作ろう」という記事を書いた。だから、私としては、「図書すべての電子化」はその一環として捉えているのだが。
[串刺し検索]
◎電子化が完成すれば、すべての図書館がネットワークを組んで、日本全国の図書を串刺し検索できるようにシステムを構築して欲しい。また、中身検索が出来るようにシステムを構築して欲しい。
[自らが史実に当たって検証]
◎そのことによって生まれるであろう結果から一つ期待するのは、子供(生徒・学生)たちが、教師から、国から押しつけの知識をただ受けるだけではなく、自らが史実に当たって、検証するという態度を身につけて欲しいということである。
[オバマ氏の素晴らしい演説]
アメリカ次期大統領オバマ氏の演説を聴いていると、何と素晴らしい内容と、表現力とを持った政治家だろうと感嘆する。日本からも彼のようなタイプの政治家が生まれ出て欲しいものである。アメリカの凄さを実感した今日この頃である。
[小学校からパソコンを授業に]
◎そのためには、小学校からパソコンを授業の必須アイテム(用具)として使わせて欲しいとも思う。今やパソコンは、3万円もあれば、かなり当たり前の品物が手に入る。
参考資料→(私のブログ)「「近未来の199ドルパソコン」」
参考資料→(私のブログ)「「$100ノートPCの夢を超える? 手の平に乗る$50ハンドヘルドPC「Teachermate」」」
[ネットに無限の情報が]
◎ネットには無限の情報が泳ぎ回っている。日本の情報の大半を電子化すれば、海外からも、無料で利用できる。パソコンがあれば、そして、ネットにつなげるインフラがあれば、きちんとした教科書のない国々でも、教育がしやすくなる。
[授業に教科書なんていらない]
◎まず、"YouTube"が動画を提供してくれる。ネットには無料の英語教材であふれている。辞典も無料だし、百科事典も無料で利用できるし、教材には不自由しない。
参考資料→(私のブログ)「もう授業に教科書なんていらないんじゃないか」
[教育番組は無料でネットに]
◎また、NHKは国民から視聴料を取って運営しているのだから、それで作られた番組、最低限、教育番組は無料で、ネットに流し込んでもいいのじゃないか。そのように法改正して欲しい。
[的確に釣り上げる能力]
◎そうなれば、子供(生徒・学生)たちにもっとも必要なものは、それらを適切に的確に釣り上げる能力である。そして、それらから、自分なりの意見や考えを組み立てる能力である。ネットは最大の最良の教師になり得る。
[ファシリテーター]
◎そうなれば、教師の最大の役割は、後援者・補助役・まとめ役を果たす「ファシリテーター」(fromWikipedia)である。
[情報の検索と組み立てと創造的発信能力]
◎その結果、これからの子供たちは、この「情報の検索と組み立てと創造的発信」能力が必須で必要な時代に生きていくことになる。