真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

地方政治を面白くしてきた知事たち

[松沢成文神奈川県知事]
◎今日、どういう記事(ブログ内容)を書こうかと思いながら、いろんなページを渡り歩いていた。その途中で、「松沢成文」(fromWikipedia)神奈川県知事が登場する記事に目が留まった。
参考資料→「見えてきた!EV本格普及への道[PART1]神奈川県・松沢成文知事インタビュー - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環境ポータル」
[中央集権から地方分権への流れ]
◎今日本では、中央から地方へ、中央集権から地方分権への流れが生まれている。同時並行して、政治分野以外でも、トップからボトムへ、権力者から一般国民へ、新聞・テレビからネットへの流れも合流している。と私は感じている。
[地方政治にも関心]
◎それである程度、地方政治にも関心を向けてきた。今日「松沢成文神奈川県知事」という文字を見て、中央政治から地方政治への流れはどのように進行しているのかを確認したくなった。
[ブログ内で取り上げた地方政治家]
◎ということで、まず、自分のブログ内を、「知事」で検索してみた。すると、24件ヒット(結果表示)した。そこで、自分のブログ内で取り上げた地方政治家、特に知事として取り上げた人物を調べた。
[田中康夫長野県知事]
◎私のブログ「素人と玄人、プロとアマ」(2007/08/22)と「今地方政治が面白い」(2008/07/28)とで、田中康夫長野県知事を取り上げた。
参考資料→「田中康夫」(fromWikipedia)
[嘉田由紀子滋賀県知事]
◎また、「滋賀県琵琶湖の嘉田い、内湖再生」(2008/01/09)では、嘉田由紀子滋賀県知事を取り上げた。彼女の名前を私のブログ内で検索すると、7件結果表示した。
参考資料→「嘉田由紀子」(fromWikipedia)
[新幹線新駅建設凍結]
◎嘉田氏は、2006年、「もったいない」の合言葉で、新幹線新駅の建設凍結、県内に計画中のダムの凍結見直しを掲げて当選した。その内、「新幹線新駅建設凍結」は見事に公約を果たした。
[ダムの凍結見直し]
◎この後で述べる「ダムの凍結見直し」に関しては、その実現も可能かもしれないという期待も生まれている。
[山田啓二京都府知事]
◎私のブログ「地方の乱が始まった」(2008/08/24)と「4府県知事、大戸川ダムの白紙撤回要求」(2008/11/14)とでは、橋下徹大阪府知事山田啓二京都府知事を取り上げた。
参考資料→「山田啓二」(fromWikipedia)
[東国原英夫現宮崎県知事]
◎また、「宮崎知事そのまんま東氏はどんな人物か」(2007/01/22)と「時代は素人化と民主主義」(2007/12/04)とでは、東国原英夫現宮崎県知事を取り上げた。
参考資料→「東国原英夫」(fromWikipedia)
[石原慎太郎東京都知事]
◎さらには、「国会のミニチュア版が都議会で展開」(2008/03/14)で、石原慎太郎東京都知事を取り上げた。彼は"改革派知事"と言われながら、その志は薄れたかと思える今日この頃の態度が気にかかる。
[浅野史郎宮城県知事]
◎その東京都知事選で、石原慎太郎と争った浅野史郎氏は、元宮城県知事であった。その「浅野史郎」(fromWikipedia)に関して、Wikipediaはこうが記している。

宮城県知事時代には、北川正恭増田寛也福田昭夫橋本大二郎石原慎太郎らと並び、構造改革を強力に推進し、政党の表立った推薦を受けない"改革派知事"、"無党派知事"として宮城県のみならず、全国的に知られるようになった。
[北川正恭三重県知事]
◎上記引用部分に登場する、北川正恭氏は、元三重県知事である。彼「北川正恭」(fromWikipedia)の記事にはこう記されている。
1995年に知事選挙で当選した後、岩手県増田寛也高知県橋本大二郎、東京都の石原慎太郎らとともに「改革派知事」として注目された。
[増田寛也岩手県知事]
◎その引用文にあるように、増田寛也氏は、元岩手県知事であった。私は、国会の政府答弁で、その誠実な答弁の仕方に好感を抱いた。
参考資料→「増田寛也」(fromWikipedia)
[橋本大二郎高知県知事]
「橋本大二郎」(fromWikipedia)に関して、Wikipediaはこう述べている。
橋本は、左右という旧来の視点による分類からはやや違う位置に立とうとしていて、従来型の利益誘導政治を否定するその政治姿勢から県議会の自民党とはしばしば対立関係に陥って来た。橋本自身はどちらかと言えば「保守系無所属」の政治家であり左よりの政治家ではない。選挙でも、自民党支持保守系票から民主党共産党支持者の票まで広範囲に得票していたと見られている。
[下級武士たち]
明治維新では、下級武士たちが、その流れを作り出し、それを本流へと大きな流れに仕上げた。彼ら知事たちも、いずれ来るであろう、地方分権への地ならし、足慣らしとしての役割を担ってきたのではないかと思える。
[欧米からの開国要求]
明治維新の時には、欧米からの開国要求という赤鬼青鬼による攻撃からいかに切り抜けるかがことの始まりだったと思う。
[中央の力が衰弱]
◎今の地方分権は、バブル崩壊後中央の力(資金面や政治面などなど)が弱ってきて、それに頼ってきた地方がいかに立ち直るかが問われている。それは中央に頼るのではなく、自律へと向けて動くことが絶対条件だと考えた地方政治家の動きが、このように現れていると見える。
[自立型のアイデアマン的行動力型政治家]
◎だから、中央とのパイプを太くする従来型(利益誘導政治)の地方政治家から、自立型のアイデアマン的、行動力型政治家が求められているのだといえそうだ。東国原英夫現宮崎県知事がかくも注目を集めるかの理由がここにある。