真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

Googleカレンダーはありがたい、ふたたび

[Googleカレンダー]
◎以前(2008/06/16)に、「Googleカレンダー」を話題に取り上げた。その時には、私の「カレンダー」の利用範囲は、主に「予定」を書き込む程度だった。
参考資料→(私のブログ)「グーグルのカレンダーはありがたい」
参考資料→(私のブログ)「Googleのカレンダー機能をケータイでも利用」
[私の個人記録簿]
◎それが今では、「私の個人記録簿」に近い存在にまで成り上がっている。料理の品目だったり、腕立て伏せの回数だったり、ガソリンの購入やオイルの交換などなどの個人記録の貯蔵庫である。
[ダイアリー手帳]
◎以前その地位にいたのは、自由に書き込みのできる空白の多い高橋書店の「ダイアリー手帳」(商品No.62:1428yen)だった。私の本箱にはもう10冊近くが積まれている。
参考資料→(私のブログ)「新年開けましておめでとうございます」
[ブログ記事の下書き]
◎私は、そこに個人的な諸々の記録を書き込んでいた。所が、去年あたりから、手帳へは「ブログ記事の下書き」がメインを占めるようになった。ふと思いついたネタを、即座(仕事中でもトイレ中でも)に書き込むにはどこへでも持ち歩ける「ダイアリー手帳」はとても重宝していた。
参考資料→(私のブログ)「ブログネタ作成下書き用として手帳を使う」
[一時貯蔵庫に成り下がり]
◎所が、今年に入って、ブログサービス「はてな」が、「下書き機能」を追加した。これは実に便利である。それで、下書きは、その「ダイアリー手帳」からブログ内「下書き機能」に移ってしまった。その結果、「ダイアリー手帳」は一時貯蔵庫にまで成り下がった。
[手帳から電子媒体へ]
◎このようにして、私の記録は、どんどん紙の「ダイアリー手帳」から電子媒体「Googleカレンダー」やブログサービス「はてな下書き機能」へと遷都してしまっている。「ダイアリー手帳」は都落ちである。
[一ヶ所へと集約]
◎電子媒体への遷都の大きな理由は何だろうか。まず、記録が、一ヶ所へと集約されてゆくことである。つまり、「電子媒体」へと。特に、"Google"は機能間の連携ということをとても重要視している。GoogleドキュメントやGoogleノートブックGmailなどの連携は情報の移動や使い回しという点でとても有り難い。
[訂正、追加、変更が簡単]
◎さらには、書き込みを「訂正したり、追加したり、変更したり」がたやすい。紙では、空白の関係で追加できなかったり、ボールペンでの書き込みは、訂正や変更をとても見づらく、見苦しいものにしてしまう。その点「電子媒体」では、それらの作業を簡単にやってのける。
[新しい手帳に買い換え]
◎さらなる理由は、私の場合、「ダイアリー手帳」を、一年ごとに新しい手帳に買い換える。それで、古い手帳は仕舞い込まれてしまう。結果、書き込んだ内容を探すのが大変であるし、書き込んだかどうかも不明である。あるいは同じことを何度も書き込む羽目にもなる。
参考資料→(私のブログ)「超「超」整理法を読んで」
[大きな利点は検索]
◎所が、電子媒体の大きな利点は、「検索」ができることである。らしい文字を打ち込めば、勝手に探しに行ってくれる。なければないで、手ぶらで帰ってくる。だから、今では検索を意識して書き込むようになる。それが情報間の統一性を高めてくれる。
[容量無制限]
◎「超」さらには、「下書き機能」も「Googleカレンダー」も容量無制限(?)である。一生(と言っても私は後どれくらい生きれるのだろうか)ものである。もしあなたが若ければ、数十年間の記録が場所を取らずに保管されることになる。だから、できるだけ、それを意識した記録を心がけられればと思う。
[人生履歴書]
◎ということで、特に「Googleカレンダー」は、私にとっての、最早「生涯の個人記録簿」になってしまいそうである。「カレンダー」は、私の「人生履歴書」である。もし「自分史」をいずれ書こうと思われる方は、是非とも「カレンダー」をご利用あれ。
[層(layer)構造]
◎便利なことに、「Googleカレンダー」は、層(layer)構造になっていて、何種類にも書き分けができる。料理用、個人情報保存用、仕事用、家族用などなどと使い分け書き分けができる。
[情報が入り交じらない]
◎例えば、私は、「個人情報保存用」に、ケータイの「毎月の支払い記録」や、運転免許証の更新予定や、更新時に必要な事項が記録されている。だから、情報(データ)がゴチャゴチャ入り交じらないで済む。
[日付や何種類もの書き分け]
◎超「超」さらには、私は、サイトで調べて必要なデータを「カレンダー」にコピペしてある。カレンダーには日付や何種類もの書き分けがあるので、探すときに便利である。野口悠紀雄氏は、「超整理法」の本を出されたが、ある意味は「カレンダー」はその役割の一端を担える。
[単なる下書き機能]
◎などなどがあるので、「ダイアリー手帳」は「ネタ帳」から「カレンダー」に写し取る前の「下書き機能」に過ぎなくなるのかもしれない。
[ネットをメインに使う]
◎いや、ネットをメインに使うケータイやネット(ミニノート)ブックが主流になる時代がすぐそこまで来ている。Googleの繁栄を反映した"iPhone"はケータイ世界にとって黒船である。
[直にネットへ書き込む]
◎外国から来たもう一艘の黒船、ネット(ミニノート)ブックが売れまくっている。売り出せばたちまち完売である。いずれネット(ミニノート)ブックやケータイやを常に持ち歩いて、直に、そこへ書き込むのが当たり前になろう。
[お役ご免のお払い箱]
◎となれば、「ダイアリー手帳」が「主役」(個人記録の貯蔵庫)から「脇役」(下書き機能)へと成り落ちて、さらにはまもなく「お役ご免」のお払い箱へと捨てられるだろう。
[井の中の蛙大海を知らず]
◎このような"iPhone"やネット(ミニノート)ブックを見て心寂しく思うのは、日本は黒船が来なければ変われない国民性なのだろうか、ということである。やはり島国という地形が大きいのかもしれない。小さな刺激を受けている間に変化を感じ取れる位置にはないからだろう。「井の中の蛙大海を知らず」になりがちだ。自戒を込めて。