真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

アメリカ版(借金)バブルの崩壊と没落

[ビッグスリーが命乞い]
アメリカのビッグスリーが命乞いをしている。これなどを見ると、アメリカがいよいよおかしくなってきたと実感する。
参考資料→(私のブログ)「アメリカの威信低下、没落への道」
[アメリカがくしゃみをすると]
◎しかし、「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く」と言われてきたように、それはアメリカだけの問題ではなく、今、アメリカが世界中を津波で飲み込むほどの激震地となっている。
[ブッシュは歴史的大統領]
◎ブッシュは、アメリカを没落へと大きく舵を切った歴史的大統領になるだろう。それで思い出すのは、「9.11テロ事件」で世界貿易センターが崩落したことである。
参考資料→「アメリカ同時多発テロ事件」(fromWikipedia)
[オバマを次期大統領に選んだ]
◎たぶん、無意識的にアメリカ国民もそれを感じているから、そこからの"CHANGE"を求めて黒人「オバマ」氏を次期大統領に選んだのだろう。金融危機アメリカにとっての黒船になりそうだ。
[ヨーロッパ世界没落の象徴]
◎これは、心理的に、白人世界、つまり、ヨーロッパ世界が没落したとの象徴にも見える。そして、有色人種(日本・中国・アジア・インド・アフリカなどなど)が世界の中心に群立するということをも暗示するのだろう。いわば「のろし」のような存在である。
[アメリカ(白人世界)は世界の中心]
◎それまでは、アメリカ(白人世界)は世界の中心だった。世界の中心から声高に叫び続けていた。その結果、アメリカのドルが世界の基軸になった。アメリカが世界の銀行と化した。
[世界はドルを求めた]
◎世界はドルを求めた。そのために、アメリカはドルをじゃんじゃん印刷し、さらには錬金術として国債を乱発した。
[ドルは4分の1にまで暴落]
◎その結果、ドルは値打ちがどんどん下がってきた。私が若い頃は、1ドルは360円だったが、今や90円前後である。40年ほどで、ドルは4分の1にまで値打ちが暴落した。
[借金を積み増し]
国債は(買ってもらっても後で買い戻さねばならない)借金である。その借金をいつまでも返すことなく、更に借金を積み増していった。日本はそれを買いまくった。いずれ日本はアメリカから借金の棒引きを迫られるかもしれない。
[借金を元に左うちわで生活]
◎世界中は、アメリカを信用していたので、借金をしても誰も返せとは言わなかった。だからそれをいいことに、更に借金(国債の発行という形で)を繰り返した。借金を元に左うちわで生活した。
[世界中に借金をばらまいた]
◎しかも、今回は借金とはわかりにくい手段(分割に分割を重ねて中身を判別できなくした)を使って世界中に借金をばらまいた。しかも、格付け会社が不正まがいの手助けをしたので、危ない商品だと誰も気づけなかった。
[借金を重ねる自転車操業]
◎要するに、アメリカは、借金を返すために、借金を重ねる自転車操業を続けて借金は膨れ上がっていった。ところが、サブプライムローン問題をキッカケに、みながそれに気がついて、誰もアメリカにお金を貸さなくなった。
[バブルが崩壊]
◎その結果、自転車はよたよたと倒れた。これは日本のバブルが崩壊したのと、現象的には似たものである。借金バブルの崩壊。世界中からアメリカに集まっていたお金が、止まってしまった。みんな手を差し出さなくなった。
[傷口から血が]
◎いや、それどころか、どんどん引き上げられていった。貸しはがしである。人間で言えば、傷口から血がどんどん流れている状況である。
[アメリカは倒産に瀕す]
◎結果、アメリカは倒産に瀕している。世界一の大企業の倒産であれば、その倒産が、全世界に波及するのは当然であろう。世界中が、金融危機、不況、景気悪化、失業問題で、混乱に陥っている。
[身の丈通りの生き方]
◎今後、アメリカにとって必要なことは、アメリカが身の丈通りの生き方ができるところまで、徐々に縮小させる治療法である。服を何枚も重ね着して、実際の体の大きさの何倍かに膨れ上がっていた図体を。
[借金生活から足を洗う]
◎急激に、実際の身の丈まで持っていくと、体が持たなくて、死んでしまう。アメリカにとっては、借金生活から足を洗って、堅実な生き方を学ぶ以外にないだろう。
[体と衣服はちょうどの大きさ]
◎日本も、バブル崩壊後は、身の丈まで衣服を縮めるのに、20年かかった。今では、体と衣服はちょうど良い大きさである。
[日本はアメリカと同様借金まみれ]
◎と言いたいところであるが、実際には、日本はアメリカと同様に、借金まみれで、それをいつまでたっても返せないでいる。アメリカを罵倒する権利は日本には全くない。
[アメリカを頼れない]
◎しかも、日本にとってつらいことは、アメリカを頼れなくなってしまったことだ。それどころか、アメリカに貸したお金が戻ってこない可能性だって大きい。
[巣立ち、親離れの時期]
◎だから、今回日本も、生きる道をアメリカ頼りから、自律するべき、巣立ち、親離れの時期に来ている。しかるに、自民党・政府はアメリカ一辺倒から舵を切ろうという心づもりはさらさらない。
[新しい方向性を打ち出す政策]
◎国民にとって、倒れたアメリカにしがみつくのではなく、新しい方向性を打ち出す政策を提言して欲しいものである。
[若者革命を断行]
◎それには、自民党民主党という古い枠組みではなく、そのような古い考えを捨てて、新しい考えを打ち立てるためにも、以前に言った「若者革命」を断行して欲しい。
参考資料→(私のブログ)「政権交代ではなく若者革命を期待する」
[明治維新の再来]
アメリカが、現状維持を目論む72歳のマケイン氏ではなく、"CHANGE"を掲げる47歳のオバマ氏を選んだように、日本にも若いエネルギーによる、明治維新の再来(平成維新)を期待する。
参考資料→(私のブログ)「アメリカはオバマ(CHANGE)を選択した」