真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

いよいよ政権交代の夏か-part2

今日は、自分が政治に関して書いてきたものを振り返ってみた。
1)衆院選の公示日となり、「いよいよ政権交代の熱い夏か」(2009/07/14)が実現濃厚となってきた。
2)「また、宗教法人が政党を立ち上げた」(2009/05/27)で取り上げた、「幸福実現党」がどたばたしている。都議選で惨敗したのがショックだったのだろうか。出馬を見合わせると言ったり、それをすぐさま覆したりと、見苦しさが目障りである。
さらに、変更に次ぐ変更は、もしかすれば、メディアへの再三の露出をねらっての駆け引き的な部分も大きいのかもと、勘ぐりたくなる。それにしても、大口を叩いた同党が、泡沫候補、泡沫政党に成り下がるのか。
3)「各党は早くマニフェストを分かりやすく国民に示せ」(2009/05/10)で述べたように、各党からマニフェストが出てこないのにいらだったが、民主党が出さないのには訳があった。自民党に真似られるからである。
今までも、民主党は、自身が提示した政策を横取りされてきたという苦い経験から、瀬戸際まで温存したのだそうである。今回も、後出しジャンケン自民党マニフェスト民主党を強く意識した内容である。
4)「小沢代表秘書逮捕は瓢箪から駒かもとほくそ笑む」(2009/03/17)。私は、民主党は、菅氏か鳩山氏かに代表になってほしかったので、自民党以上に自民党的な小沢代表が代表の座から降りるのは大歓迎だった。
ずばり、念願が叶った。これも天の配剤か。とすれば、時代は民主党を要求していることになるが。
5)「もはや自民党の敵は自民党なり」(2009/02/08)。自民党は、お互いに足の引っ張り合いで、また、自分で自分の首を絞め合いしている。
CHANGEしたくても、それを阻む勢力が強すぎる。自民党には自浄作用が働かない。古いシステムが自民党をがんじがらめに縛り上げている。自民党も下野すれば、そのシステムも自然崩壊するだろう。そういう意味では、自民党の下野は、自民党にも国民にとっても幸いである。
6)「国民は新しい車を試乗してみたいです、麻生首相」(2009/01/30)。結果的には、麻生首相の自分でという強い思いが、民主党を利する結果になってしまった。最初に解散していれば、これほどの悲惨な結末にはならないだろうに。て、まだ結末は出てないが。
7)「地方政治を面白くしてきた知事たち」(2008/11/20)。地方の知事たちが、ようやく自分たちの気持ちを語り始めたが、これが自民党には逆風として、民主党には追い風として作用している。
地方知事たちは、不満を持っているが、その不満を口にすれば、お仕置きが待っている怖さから、それを口外できなかった。それが地方を疲弊させる原因の一つでもあった。また、中央を横暴にさせる理由でもあった。これが改まることを強く念願する。
8)「若者に夢を持たせる政治を」(2008/09/27)。年寄りが独りよがりな政治をしているという印象を若者に与え続けてきた。それが若者を政治から遠ざけた。今、地方に若者の首長が続々誕生しつつある。素晴らしい傾向である。
民主党が、若者、次の時代を担う世代に光を、強い光を投げかける政治をしようとする。これで、大きく新陳代謝が進み、世代交代が進むだろう。だから、子育て支援手当金は、先を見据えた政策であり、決して単なるバラマキではない。
9)「自民党は何故自民党なのだろうか」(2008/09/12)。自民党にとって、政治とは、利権の獲得と維持であったのだろう。そのために、未来を見つめる政治家が少なくなってしまった。利権を巡って、政治家、官僚、財界が政治を私物化していった。
10)「政権交代ではなく若者革命を期待する」(2008/09/05)。日本が再生するには、若い力を中心に据えなければならない。だから、自民党から民主党への政権交代という面よりも、老人政治から若者と壮年中心の政治へと移行する必要がある。そちらの方を強調したい。
11)「政府(与党自民党)へのチェックが機能し始めた」(2007/11/15)。自民党による独裁政治に諦め感がただよっていたのを、民主党が立ちふさがり、NOを言い始めたことによって、民主党の存在感が立ち現れ始めた証があちらこちらに灯り始めた。変革の光が射し始めた。
12)「今回の大連立と小沢騒動から見えたもの」(2007/11/08)。今にし思えば、大連立はやはり成立しなくて良かったと、胸をなで下ろす。あの時、大連立が成立していれば、国民の間に、今のような高揚感はないだろう。あれは自民党を利する以外の何ものでもない。
13)「衆議院の解散はあるのか」(2007/07/30)。2007年から言われ続けた衆議院の解散であるが、ここまで延びたのは、民主党にとって幸いしたかも知れない。国民から見れば、あのころから見れば、民主党が日増しの成長ぶりが実感できたのだから。
あの当時のひ弱さで、政権を取ってしまっていれば、細川内閣の二の舞になるだろう。これらを考えれば、運命は民主党を育てる方向へと舵を取り続けた、という感慨を持つ。
14)「戦後レジームからの脱却とは?」(2007/07/29)。安倍元首相は、「戦後レジームからの脱却」といったが、私にとっては、自民党政治の終焉が、「戦後レジームからの脱却」である。
自民党政治の終焉によって、新しい時代の幕開けが迎えられる。あたかも、明治維新によって、江戸幕府の幕が閉じ、明治時代へと急激に変化したように。
自民党政治の終焉は、明治維新によって築かれた中央集権政治の終焉で、民主党政治は、国民政治・地方主体政治の開始になるだろう。自律分散政治の開始である。
15)「今回の参議院選挙は何を争点にしているのか」(2007/07/25)。参考資料→「参院選の全121議席確定…惨敗自民37、初の第1党転落 : ニュース : 参院選2007 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)」一連の流れは、この参院選2007の投票結果から始まる。