真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

リサイクル社会とアマゾンやヤフーの活用

[はこBOON]
◎今日、私の目を引く記事「ファミマ、ヤフーなど4社、ヤフオクに最適な宅配サービス「はこBOON」」=from"CNET Japan"(2010/02/25 11:40)に出会った。
[24時間可能な宅配サービス]
◎「Yahoo!オークションの商品発送が24時間可能な宅配サービス「はこBOON」を全国のファミリーマート約7600店舗で提供する」そうである。
[アマゾンのマーケットプレイス]
◎なぜ私の目を引いたかといえば、私もごく最近から、アマゾンの「マーケットプレイス」で古本やCDなどをリサイクル品として出品(販売)している。
参考資料→(私のブログ)「古本を1円で売っても儲かるアマゾンの仕掛け」(2010/02/13)
[値段を相当低く設定]
◎リサイクル品なので、新品よりもかなり値を下げなければならない。さらに買い手に配送料を負担していただくのだから、当然値段を相当低く設定しなければならない。
注)しかも、アマゾンでは、1500円以上の新品商品はどれも配送料無料になっている。だのに、リサイクル品では、1500円以上の商品であっても規定の配送料をいただく。
[頭を悩ますのが配送]
◎そうなると、売るに際して最も頭を悩ますのが、「配送」である。これが結構高い。買い手から頂く配送料よりも実際の配送料が上回ることも珍しくはない。
[売り上げの半分近くを持って行かれ]
◎しかも、アマゾンへの手数料と商品の配送費で、売り上げの半分近くを持って行かれてしまう場合もある。例えば、「宗次郎」の「フォレスト」という音楽[CD]を、販売価格¥1200とすれば、そこに配送料¥340が上積みされて売りに出される。
[Amazonの手数料]
◎もし売れると、Amazonが手数料として¥420を徴収する。これの配送料が¥160とすれば、手数料+配送料=¥580を持って行かれる。
[実例として]
◎「販売価格¥1200+配送料¥340=¥1540」−「手数料¥420+配送料¥160=¥580」=「¥960」。この場合、CD1枚なので配送料は安いが。
[配送料の高安が売り上げに]
◎リサイクルでは特に、この配送料の高い安いが売り上げに大きな比重を占める。電器製品(例えば、3合炊き炊飯器)などは、配送料だけで1000円前後かかる。
[リサイクル販売にとって恩恵]
◎だから、今回の「はこBOON」という配送サービスは、「ヤフオク」などのリサイクル販売にとって、一つの恩恵かも知れない。たぶん、多くの売り手側から、強い要望が繰り返し出されていたのだろう。
[配送に利用するコンビニ]
◎ところで、私も配送に利用しているコンビニは、営業時間が長いし、定休日がないのでありがたい。しかも、都会では歩いて数分以内にたいてい見あたる。私の場合、徒歩15秒である。
[郵便局]
◎それに引き替え、、国が実質的に運営する郵便局は、土曜が昼までで、日曜日・祝日が休みである。一部では驚くことに、土曜日も全休みである。
注)ちなみに、私の近くの郵便局は、土日祝日すべて休みである。それでも成り立つのはやはり国の後ろ盾のおかげか。
[どちらを向いているのか亀井氏]
◎所が、「「22万非正規社員を正社員に」 郵政亀井プラン本気なのか」=from" J-CASTニュース"にあるように、亀井静香金融・郵政改革担当相には、どちらを向いているのかと腹立たしくなる。
[コンビニ化すべき]
特定郵便局は(名目的であろうと)民間になったのだから、もっともっとコンビニ化すべきである。だのに、郵便局は、まだまだすべてに渡って、余りにも役所的な雰囲気が強すぎる。
[民主党を逆回転させて掻き回す]
◎しかも、時代に逆行する亀井氏が郵政改革担当相なのだからなおさら気がかりである。民主党は安定的な運営のために入れた亀井氏が、余りにも保守的なために、改革を進める民主党を逆回転させて掻き回しているのが皮肉である。
[包装もリサイクルできる物に]
◎ところで、一つ提案。古本はリサイクルなのだから、配送に使う包装もリサイクルできる物に変えるべきである。例えば、古本をリサイクル可能な厚紙の包装材を使い、そこに透明ポケットを付ける。
[ポケットに住所氏名の紙を]
◎リサイクルに出すときには、そのポケットに宛先住所と氏名を書いた紙を入れる。そうすれば、繰り返し使える。費用節約とゴミ減量のためにも是非実現してほしい。
[包装材はリサイクルできる]
◎それを受け取った方は、その本を古本として売る場合にも、その包装材はリサイクルできる。そして、本と一緒に、包装資材も、相手に渡っていく。
[リサイクルされやすい]
◎そうなれば、リサイクルされやすいので、一冊の本が5人にも6人もの手に渡りえる。ということで、例えば、1000円の本が、何千円もの価値(古本代と配送料を含めると)となり得る。
[配送業は有望な業種]
◎そういう意味では、配送業はますます有望な業種に見えてくる。しかし、リサイクル用(向)には高すぎる感じがするので、さらなる努力を期待したい。
[配送料が大きな課題]
◎このように、リサイクルする側では、その配送料の高い安いが大きな課題となる。それがボトルネックとして、リサイクル(循環)を阻害しているのが事実ではないか。
[商品のリサイクル]
◎商品のリサイクル(循環)は、お金をも同時に廻すことであり、さらには、ゴミを減らすという点でも素晴らしい取り組みである。
[課題に積極的に取り組め]
内需拡大とまでは行かないだろうが、政府は配送料を安くするという面でも「商品のリサイクル(循環)」という課題にも積極的に取り組んでほしい。