真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

小沢氏は国民を完全無視して権力奪取へ向かうのか

民主党代表選」
◎来月(2010/09/14/火曜日)に、民主党代表選がある。それでまずは、「「解散時期」で駆け引き=新人の不安心理つく−民主代表選」=from"時事ドットコム"から引用。

9月1日告示の民主党代表選をめぐって23日、再選を目指す菅直人首相陣営と「反菅」陣営による多数派工作が活発化した
「世論は小沢氏とは考え方が違う」
◎後で具体的に示すが、世論調査でみると、小沢氏の表明に関して、世論はかなり小沢氏とは考え方が違っている。というよりも、正反対であることの方が多いようにも見える。
民主党議員はどこを向く」
◎なのに、なぜ「反菅」陣営は、小沢元代表を担ぎ出そうとするのだろうか。民主党のかなりの議員が、世論よりも、小沢氏の方を向いていると言わざるをえない。
「小沢氏について」
◎なお、私は民主党小沢氏についてはこのブログでいろいろと書いてきた。「小沢流の選挙戦術が完全敗北」「政権を担う民主党に心して欲しいこと」「菅内閣は非小沢か反小沢かそれとも第三の道か」「小沢代表秘書逮捕は瓢箪から駒かもとほくそ笑む」「小沢代表の秘書逮捕について思うこと」「小沢民主党代表の政治力と政策内容」「今回の大連立と小沢騒動から見えたもの」
菅首相の再選支持60.5%」
◎まずは、世論調査から数字を上げる。「菅首相の再選支持60.5%〜世論調査」=from"日テレNEWS24"から、小沢氏に関する世論の考えを拾ってみた。
NNNが20〜22日に行った世論調査によると、来月の民主党代表選挙で菅首相の再選を支持すると答えた人が60.5%に上った
「菅氏が厚労相をしていた頃」
◎私の率直な考えを述べると、菅氏が厚労相をしていた頃のがんばりと力強さが、私の目に焼き付いている。ところが、首相になってからはその強さのかけらも見えてこない。右顧左眄するばかりである。一菅した姿勢を示して欲しい。
小沢前幹事長をめぐっては、代表選後に要職に起用して挙党態勢をつくるべきとの考えを「支持しない」と答えた人が78.7%に達した
自民党の引き写し的政治手法」
◎小沢氏に関しての私の感想は、自民党の引き写し的政治手法に対して、もうそれはゴメン被りたいという気持ちが強い。
去年の衆議院議員選挙の民主党マニフェストについて、着実な実行と修正のどちらを支持するかとの問いには、「修正」と答えた人が70.6%で、「着実な実行」と答えた人の18.1%を大きく上回った
「利権政治をやめてほしい」
◎国民が政権交代を望んだのは、民主党マニフェストの個々の具体的内容よりも、自民党的な、利権による政治をやめてほしいというものであった。
「利権政治を引き継ぐ小沢氏」
◎しかし、小沢氏は、その自民党的な利権による政治を忠実に引き継いでいる。民主党政権になっても、利権と票の物々交換政治を、小沢氏は実践している。
民主党の勘違い」
◎つぎに、「社説:小沢氏擁立論 民主党の勘違いに驚く」=from"毎日jp(毎日新聞)"から引用。
各種の世論調査では「小沢首相」には反対する声が大勢だ。その理由は、「古い体質」を象徴しているような政治とカネの問題だけではないだろう
主戦論か融和論か」
◎さらには、「小沢氏との距離 菅支持派二分 主戦論か 融和論か」=from"東京新聞(TOKYO Web)"からも引用。
小沢氏が代表や幹事長時代、党の資金や権力を一手に握り、独裁的手法を取った
「金と権力を一手に握りる独裁的手法」
◎小沢氏の政治手法は、一貫して、資金や権力を一手に握る独裁的手法であった。自民党時代から、政権交代後の民主党になってからもこの手法は一貫している。
「世論の小沢警戒」
◎そしてさらに、「9月代表選「中央突破」狙う菅首相 世論の「小沢警戒」で強気に」=from"J-CASTテレビウォッチ"からも引用。
世論調査では「菅首相は小沢氏と距離をおいた方がいい」が69%、「小沢氏が党内で影響力を強めるのは好ましくない」が78%に上った
「アメとムチ」
◎小沢氏は、資金や権力を一手に握りる独裁的手法によって、自分に従う者にはアメを、従わない者にはムチを打つことで、民主党内でも、政治世界でも、勢力を形成してきた。
「国民が望む方向とは正反対」
◎もし、小沢氏やそのかいらい的人物が代表になれば、国民にとってはかなりな不幸が訪れるだろう。なにせ、国民が望む方向とは正反対ともいえる方向へと突き進む可能性が強いのだから。
公明党と手を組んで多数派工作」
◎もし、小沢氏側が負けたとしても、党を割って、公明党と手を組んで多数派工作を仕組む可能性だってある、国民の声を完全に無視して。なぜなら、小沢氏の目には国民は全く映っていないのだから。
「盤上の戦局に目が注がれる」
◎ただ小沢氏の眼中には、「金」と「票」を使っての、駒(手下)を動かしながら、将棋や囲碁のような盤上の戦局だけであろう。現実の国民生活などは興味の埒外なのだろう。