真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

こんな国民的高齢者福祉制度はいかがだろうか

◎私は、思いついたブログ記事用テーマを、ブログ内に書き留めている。たいてい常に、テーマの数が20ほどストックされている。
◎そろそろ次の記事を書こうかなと思い立ち、書き留めたテーマを眺めていて、「高齢者が生き生きと過ごす」という言葉に目が止まった。
◎以前、このブロクで、「老人が戦う相手はこんなにも多いのです」という記事を書いたことがある。その中で、老人が戦わねばならない相手を七つ掲げた。
◎それで今日は、逆に、老人が活き活きと生きられる方法というか、気持ちにさせるものを掲げてみたい。というか、自分であれば、こうであって欲しいのだがという願望になりそうだが。
◎もうだいぶ前(2010/09/15)になるが、日経サイトで「高齢者が生き生きと過ごす“店”」=from"日経エレクトロニクス - Tech-On!"という記事を読んだ。
◎「この“店”は,要介護認定を受けた高齢者が利用する通所介護施設(デイサービスセンター)「かいかや」である」。「高齢者がワクワクできる『お出かけの場所』を作りたかった。そのために,立地や空間演出にもこだわった」と、社長はいう。
◎下の写真で、店内を見ると、まるでレストランか喫茶店である。しかし、この店は、「バンダイナムコホールディングスが100%出資している。つまり,ゲーム会社が運営する介護施設なのである」そうな。

◎でもしかし、正直いうと、介護施設といえども、それよりももっともっと娯楽性、学習性、運動性、社交性、などなどが得られる、叶えられる施設がほしい。
◎私は、今あるような介護施設では、どんなことがあっても行かないぞと心に決めている。何度か、自分の親や妻の方の親への訪問で、介護施設に行った経験がある。
◎ここは、まるで、高い塀のない刑務所ではないかと悲しくなってきた。高齢者も楽しそうではなく、お通夜の時間かなと勘違いしそうなほど皆の心が沈んでいる。
◎高齢者も自分の為に来ているというよりも、自分の世話をしてくれる保護者に楽をさせるために仕方なくここで時間を過ごしているのではとの感じもした。
◎理想的には、介護施設がディズニーニーランドのようなところであれば、多分喜んで行くだろう。でも、そこは、どちらかと言えば、子供や女性向けのような気がする。
◎ということで、高齢者が一日楽しく遊べる施設を特設してほしい。それはまずドーム屋根を作る。そのことによって、暑い夏でも、寒い冬でも、快適な室内温度が維持できる。
◎そして、その施設中に、温泉、トレーニングルーム、音楽室、絵画教室、映画館、美術館、電子図書館、動物ふれあい広場、などなどが設置されている。
◎これは民間企業、公共機関を問わない。とはいえ、公共施設では、族議員などの食い物にされるのが落ちであるから、やはり民間企業のほうがいいか。
◎例えば、半年間、病院で治療を受けなかった高齢者には、その施設の無料利用券を配る。あるいは、子ども手当があるのならば、高齢者には、無料利用券を配ってもいいのではないか。
◎高齢者を元気に活動させることによって医療費が削減できるだろう。今の高齢者は、高齢になったときの心の準備ができずに、放り出されたようなものである。認知症が頻発するのもやむを得ない。
◎しかし、そのような高齢者を見聞きしてきた私たち団塊世代はそう簡単には認知症にはならないし、足腰が弱らないのではないかと思える。
◎そうならないためには、例えば、郊外を走る列車には、平日には、最後尾に貨物車両を付ける。そこには、自転車、バイク、車椅子などなどを積み込めるスペースを確保する。
◎あるいは、高齢者専用列車を走らせる。それもヨーロッパでは馴染みの大陸横断鉄道のように、一ヶ月間ほどかけて、日本一周の高齢者専用列車を走らせる。
参考1)朝日新聞デジタル:ドル箱求め豪華列車 JR九州、上場視野に収益UP急ぐ - 経済・マネー
参考2)豪華寝台「ななつ星」が出発=陸のクルーズで九州周遊―JR - WSJ.com
◎一日一万円ならば、30万円ほどで、日本一周の旅をすることができる。さまざまなところで停車して、景色を眺め、名物料理を食す。
◎客船も考えたが、海では景色があまり代わり映えがしないのではと思えた。それに引き換え、日本の鉄道は縦横無尽に走っている。さまざまな景色が楽しめる。
◎あるいは、郊外には、サイクリングコースを整備する。さらには、貸サイクル(ママチャリではなく最低4〜5万円程度の)を常備している安価な宿泊施設を建設する。
◎団体での利用では、伴走車を走らせる。さらには、ついでに、荷物や食料品なども運んでもらえる。疲れたら、自転車もろとも、乗せる。
◎さらには、一週間ほどのサイクリングツアーを企画して、観光バスを伴走させる。あるいは、サイクルを一括して、地方へ送り込んでおいて、現地でサイクリングをする。(このアイディアはどこかで見たような気もする)
◎運動は苦手といいう人向きに、長期滞在自炊型の湯治宿を現代風にまた高齢者向けに改装して全国に開設してほしい。
◎あるいは、体験型施設もたくさん作って欲しい。例えば、都会の高齢者に対して、農業の体験とか、陶器作りの体験だとか、郷土料理体験などなど。
◎高齢者に楽しい夢を与え、それによって高齢者からお金を引き出す。地方(田舎)は、都会の高齢者に憩いを与えることによって、消費を促すことをもっともっと真剣に考えては如何だろう。
◎と様々な夢が膨らんできた。高齢者であるのも悪くはないなという気がしてくる。それらを実現できるように、政府や行政でも、さまざまな行事、施設、ボランティア態勢を整えてほしい。