真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

これからのテレビに期待すること

1)最近、ちらっと、ニュースを見て、心に引っかかった事柄を取り上げたい。私はテレビ放送に期待しないが、業界が、大きく変われば話は別である。
参考):スマートテレビなど普及に向け総務省が検討会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2)スマートテレビは、1)「放送とWebの連携」2)「多様なアプリケーションコンテンツの提供機能」3)「端末間の連携機能」という3つの要素を備えることが、スマートテレビの1つの形、である。
注)改変引用from【レポート】CEATEC JAPAN 2012 - 総務省の考えるスマートテレビ普及のシナリオは | マイナビニュース
3)これからのテレビに期待することを述べたいが、ド素人の私には、すでに部分的には実現している事柄ばかりで、残念ながら、目新しいことはなにも言えない。
4)羅列的に述べていくがご容赦を。まずは、すべてのテレビにネット機能を標準装備搭載させて、検索機能をもっともっともっと充実させる。
5)検索対象としては、ネット内情報、ツタヤなど(貸し映像屋さんたち)、Youtube(ネット内映像)、番組表(国内外を含めて)、自分内録画、クラウド(記録物保管庫)、映画(現在と過去のすべて)、NHKなどの映像アーカイブ、などなど。
6)これらを一括串刺し検索できるように、各種関係団体に呼びかける。日本人は、これら異業種間の連携を促す活動がとても下手くそである。今や、この力量が世界をリードする最大の能力である。つまり、外交能力である。
追記)外交能力を磨くだけのための大学や大学院を創設されることを切に望む。外交能力は、分析能力である、説得能力である、連携させる能力である。
7)外交とは、目的達成のために、関係者間を連携させる能力である。そのためには、互いの利益をはっきりと示す分析能力が必要である。それと、未来を予想する想像力(創造力)も。
8)その力量の無さのために、さまざまな分野(音楽、出版などなど)で、外国に遅れを取っている。日本人は、追従することが唯一の生きる道だとはき違えている。だからいつも、積極性と能力と説得力のある外国人に先を越されていく。
追記)集団の中に、自己を埋没させて、完全に一つの歯車化させる、官僚制度(精神)が、日本には強すぎる。それをぶっ壊してくれる人を、日本人は待ち望んでいる。それを叫んだ人が、小泉元首相であった。つまり、織田信長型の人間である。
9)携帯型のスマホと固定型のテレビとの連携は、3)「端末間の連携機能」の具体例であろう。
[回答]スマートフォンの将来、日本企業に足りないもの、FeliCa輸出失敗の裏事情 | ガジェット速報から改変引用(A〜D)。
A)サムスン製品は「テレビ+スマホタブレット+インターネット」といったようにネットワークで繋がる魅力的な製品である。
B)Appleは、「ハードウェアのハブ的存在」(テレビのこと)を手に入れたい。どうやら、その役目はPCやタブレットでは荷が重すぎると考えている。
C)5年後、欧米の一部の家庭ではサムスン製のあらゆる家電がネットに繋がっているという、日本企業が10年前に夢見た世界をサムスンが実現していると。また、このソフトとハードの両方のハブを手に入れた企業は、恐らく20年は無敵の存在になるとも管理人は予想。
D)(日本企業が)技術の鍛錬に偏りすぎてることこそが、世界で羽ばたけない原因になっている。
10)具体的には、スマホをテレビのリモコンとして使う。スマホはタッチパネルなので、テレビ画面をスマホに映し込んで、それをタッチ操作する。
11)テレビを、ドアホンとして使う。ドアホンの画面を無線で飛ばして、テレビ画面に写す。テレビにも、マイクを設置する。それによって、双方向性が確保できる。もちろん、スマホだけでも可能であるが。
12)ドアホンを発展させて、スマホとテレビとでテレビ電話を可能にする。つまり、これによって、スマホを持つ誰とでも、テレビ電話が実現する。
13)この機能によって、居間のテレビの前に座る高齢者に向けて、さまざまな人が実況中継できる。たとえば、買い物代行者がスマホを持ってスーパーで実況中継する。
14)少し発展させて、子どもと高齢者への見守りとしてテレビ電話を利用する。具体的には、緊急用として、テレビ電話を使う。となれば、警察もこれを利用して、犯行現場を署に、映像報告する。一般市民からの連絡も歓迎すべきであろう。
15)更に、それを発展させて、医師や介護者、行政機関による、高齢者、子供、過疎地の住民との双方向のやり取りを行う。
16)テレビ電話によって、在宅勤務の支援、促進、効率化を図る。これによって、子育て支援や、在宅主婦による勤務が可能となろう。
17)在宅勤務だけでなく、生徒と教師間での塾、家庭教師の業務支援もできる。不登校生や、入院児童への、学習支援も普及しやすくなる。
18)これらが実現できれば、多くの業界が、勤務様態、販売形態などが、個別化していきそうである。
19)ところで、もはやテレビとパソコンとが差別化できなくなっている。テレビのパソコン化と、パソコンのテレビ化と、これらはどうなるのだろうか。
20)それぞれの良さはどこにあるのだろうか。テレビの良さは、操作性の簡単さである。パソコンの良さは、多機能性である。
21)ということで、発展経路としては、テレビをパソコン化して、それを発展させた上で、テレビに再度回帰する。これを象徴する出来事がある。
22)ノートパソコンが衰退して、ipadがとても人気がある。ノートパソコンの良さは、多機能性。ipadの良さは、操作の簡単さ。
23)ノートパソコンは、能動的活動に向く。ipadは、受動的活動に適している。言語活動は、話す、書く、聞く、読む、がある。その内、話す、書くは、どちらかと言えば、能動的活動である。聞く、読むは、受動的活動。
24)残念ながら、ノートパソコンは多機能すぎて、携帯には不向きである。ノートパソコンは、受動的活動にとって不要な機能が多すぎる。それによって、操作性に劣る、重い、スピード(特に起動時)で劣る。
25)両者の対立概念は、携帯と固定、小型化と大型化、受動的と能動的、操作性重視と多機能重視。
26)新聞のテレビ化を期待する。時代は、読むから、見るへ、変化してしまった。時代に合わせて、新聞を、音声化、動画化すべきではと思う。
27)新聞の良さは、個別配達である。これは、個人情報が含まれていることである。これは、とても重要な事柄である。宣伝業界が大喜びするだろう。
28)時代は、個別化、個人化(personalize)へと進んでいる。とは言っても、世界は一色ではない。発展途上では、普遍化、一律化、統一化である。日本の昭和時代がそうであった。現在の中国はそれによって、大きな成功を収めている。
29)がしかし、さしもの中国も、徐々に分岐点に差し掛かっている。特に、都会では、そろそろ、個別化、個人化を意識せざるを得ない状況になりつつある。
30)話を戻すが、上記の事柄を実現できるのは、グーグルだろうか。アップルだろうか。もしかすれば、アマゾンかも。出来れば、日本の放送界が、特設団体を設置して実現してほしいものである。
31)ある意味、これらは、全てを一旦ネットの海に流しこむということである。ネットの利点は、国境がないということである。最終的には、ネットへの一本化が望まれる。
追記1)ところで、テレビ放送自体には全く触れていなかったように思える。テレビに明日はないということだろうか。
追記2)私は、チャンネルを、分野別に配列されることを望む。例えば、スポーツch、自然ch、ドラマch、ニュースch、芸能ch、娯楽ch、通販ch、などなど。そして、放送局(NHKも含めて)は時間帯を買う。
追記3)ネットでは当たり前のことであるが、登録をすることによって、特典(メールをもらえる、要望を出せるなど)を得られる。登録には、個人情報が含まれるので、テレビ業界も恩恵が大きいだろう。