真 夢人 日記

心理学、哲学、脳科学、宗教に関心があり、それらについて自分なりにまとめたものをこのブクロで発信していきます。

嘉田氏の未来の党は、小沢氏によって、金と人を持って分党される

MSN産経ニュース:嘉田氏が新たな「日本未来の党」設立へ 非小沢氏系メンバーが結集 -
そこから引用。『日本未来の党が党名を「生活の党」と変更し、小沢一郎氏系の議員に追われる形で離党する嘉田由紀子滋賀県知事は、新たな政治団体日本未来の党」の設立を28日中に総務相に届け出る意向を固めた。』
この記事を見て、やはりなあというのが、私や大方の方々の感想であろう。小沢氏は、選挙前から、選挙後には乗っ取りを考えていたのだろう。
私は、このブログの中で以前このように書いた。
(1)『5)しかし、王政復古的自民党や、寄せ集めで構成された烏合の衆民主党に全く期待できない層のマグマを感じて、新しい党が続々と立ち上がってきている。特に、維新の会の性格が鮮明化しつつあるので。
注)滋賀県・嘉田知事 新党結成を表明 NHKニュース:::維新の会への失望が、新しい動きを加速させているのだろう。
注)嘉田由紀子滋賀県知事は27日、次期衆院選に向け「卒原発」を掲げる「日本(にっぽん)未来の党」の結成を表明、新たな「第三極」の旗を立てた。引用from【衆院選】公示前「第三極」完全に二分 嘉田氏、橋下氏に対抗心 小沢氏は胸なで下ろす? - MSN産経ニュース
5')これは大きな動きになりそうである。というのは、維新の会は、強い男性原理で動いているが、そこに優しい女性原理を前面に出す嘉田知事率いる「日本未来の党」は、多くの女性を惹きつける台風の目となろう。』
引用from今度の衆議院選挙では、第三極に期待 - 真 夢人 日記
(2)『11)私は未来の党にも期待した。台風の目になるかもと思ったが、小沢氏が背後にいると、マスメディアから、一斉に叩きまくられて、完全にしぼんでしまった。
12)今から考えれば、小沢氏が嘉田知事を党首に担いだのは、やはり、小沢ガールズの救済活動に過ぎなかったのかもしれないという、危惧である。
13)嘉田知事は、小沢ガールズが担ぐ神輿に乗せられてしまっただけだったのか。結果は、惨敗である。石原氏と同様に、小沢氏もただの過去の人であった。
14)私は、嘉田知事ならば、女性票が集まるのではないかと密かに期待したが、女性たちは、古い政治家の小沢氏が背後に厳然といると本能的に嗅ぎとったのだろう。』
引用from日本はもはや負のスパイラル(渦)に巻き込まれている(衆議院選挙によ - 真 夢人 日記
小沢氏は、またもや解党、分党を実行した。小沢氏は、現実的には、未来の党を乗っ取り、中身(金と人)を持ち去ってしまった。嘉田氏には、箱(党名)だけが残された。
衆議院選挙前からの小沢氏の動きを見ていると、やはり、彼は、嘉田氏を選挙の顔としてしか考えていなかったと感じられる。
今までの小沢氏の行動は、全く自分中心で、国民や政治活動は、その素材にしか過ぎなかったのではないかと、憤りを感じる。
嘉田氏が、そんな彼の言葉に乗せられたのが、うかつだったのだろうが、逆に言えば、嘉田氏が、国政へ動き出すキッカケになったと考えれば、利点もあったと言えるが。
こんどこそ、女性の視点から、政治活動に乗り出していただければ、新しい日本の方向も見えてくるかもしれない。
女性の視点といえば、社民党の党首は、女性であるが、社民党は、国民のための党と言うよりも、思想、イデオロギー実現のための党である。
国民にはそう感じられているので、共産党と同様に、国民からの支持は一向に増えない。増えないどころか、ジリ貧傾向にある。
もはや上からのイデオロギー実現のための党ではなく、下からの時代のうねりを感じて、それを吸い上げる国民のための党であって欲しいと、嘉田氏の率いる党には願っている。
維新の会にしても、未来の党にしても、形作りに焦りすぎて、古いもの(人やシステム)を持ち込んで、新鮮さを吹き飛ばしてしまった。
維新の会も、完全に過去の人である石原氏とは決別して、橋下氏を中心として、若い力を結集する党になってほしいものである。
維新の会は、若者を集める結節点と成り、未来の党は、女性を引き寄せる核となってほしいと強く願っている。でも、女性は今核アレルギーが強いが。